Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

センスの哲学 溶けるよなビートが愛のよう

センスの哲学

読めてないけどレビューがおもろい

以下はアマゾン

レビューをレビュー

 

表紙の雰囲気なんか好き

絵画、よみときたくなる

たもじよこもじ

丸の中の文字


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人生が10倍楽しくなる本
この本は、大雑把に表現するなら、「人生が10倍楽しくなる本」だと言える。

本書において筆者は「センス」に様々な定義を与えているが、私なりにこの言葉をまとめると「日常に潜むリズムを発見し、それを通じて、世界をより豊かに感じる力」となる。

 

書のキーワードである「リズム」は、ふつう音楽用語として使われるが、著者はこの言葉を拡張し、視覚や生活全般のリズムにまで言及する。

 

カウボーイビバップだ?!

 

たとえば、何を描いているのかわからない抽象画を見たとき、私をふくめて多くの鑑賞者は「意味がわかりましぇん・・」と途方に暮れることだろう。

しかし、もしリズムとしてこの絵画を捉えるなら、「黒色と白色の境界には色の断絶があり、これをリズムの変調として見ることができるな・・」などと考えることができる。ここでは、意味を求めずに、リズムそのものを楽しむことに重点が置かれている。

このように「リズムとして物事を感じる」アプローチをとることで、私たちは意味の束縛から解放され、これまで楽しめなかったものを新たな眼で楽しめるようになる。 

ここで言う「意味」の放棄は、同時に「言葉」の放棄でもあり、それは禅の教え、あるいは動物的な世界観への回帰とも解釈できるのではないだろうか。

身体的、かもね

ある意味発達障害フレンドリーかも?

文章書くときもリズム感大事にしたいかもー

 

言葉(意味)から解放されることで、私たちは動物としての根源的な「深い喜び」を再発見できる。

そこには、ある種の癒やし---やや大袈裟に言えば「救済」---とも呼べるものがあるように思う。

なみに子どもは、えてして大人よりも、世界を生き生きとした鮮やかなものとして感じている。その理由のひとつは、子どもたちが(言葉が未発達であるがゆえに)「意味」にとらわれず、直感的に「世界のリズム」を楽しんでいるからかもしれない。

 

本書を読むことで私たちは、日々の色々な出来事や小さな変化に敏感になり、それ自体を楽しむことができるようになるだろう。聴覚、視覚、日常生活におけるリズムを含め、さまざまなリズムが織りなすオーケストラのようなものとして人生を捉え直すことで、人生をより深く、より豊かに楽しむことができるようになるはずだ。

 

本書を応用するにあたって一つ注意したいことは、「微細なリズムに注意を払うようになると、脳が処理する情報量が増える」ことだと私は思う。そのためには、物事をゆっくり味わえるように、心のギアを低速に切り替える必要があるだろう。

さらに本書は、読者の創造性を刺激し、完璧でなくても自らの感性に従い(ヘタウマ)、何かを創造する喜びを味わうことをも提案している。

このように『センスの哲学』は、リズムを通じて世界を新しい視点から捉え、人生をよりカラフルに、より深く、楽しく、かつ創造的に生きるための優れたガイドブックである。

 

詳細だ!あざす!

ヨガもリズム〜

◯◯

 

センスがすぐに身につくわけじゃないし、共感できる部分もあるができない部分もあった


一通り読んだ感想としては、タイトルにある通り共感できる部分、できない部分がありました。
以下、自分なりの解釈であり、本書を引用したものではありません。ですので、当たり前ですが一つの感想として解釈してください。

 

共感できる部分
でに完成しているものに対してそのまま倣うように作品や自分を作り出すのはあまり良くないということ。それはある程度は必要なことではあるが、再現することに固執してはならない。インプットしたものはすぐに使いたくなるけど、むしろ足し算ではなく、引き算的な姿勢が大切。既存のものを再現することにこだわってはいけない。


足りないものを補おうと気負うのでなく、今これで一旦やってみる。あえて完全じゃない状態で偶然性と合わさって磨かれるものがあると信じて行動する。

 

芸術や創作物、システムなどにはある種のような「リズム」がある。細かな複数のリズムに気づくことがよりセンスを磨くきっかけになる。

システムの中のリズムつておもろいな

😍😍😍

 

共感しにくい部分
ことさらに「リズム」を強調し過ぎている点がやや気になる。作者にとって非常にコアな部分であることは理解できるが、何度も何度も強調されるのでくどく感じた。

また、作品に対して感動し過ぎずに50%に留めておく、というのもひっかりがあった。私としてはまずしっかり感動した後になぜ感動したのか、ディテールについて自分なりに深掘りしていく姿勢の方がしっくりくる。変に心のブレーキをかけると純粋に楽しむことができなくなり、本末転倒な気もしている。この辺りは私がうまく解釈できていないかもしれない。

あと、他の方も書かれているが、話し言葉と書き言葉が入り乱れていて読むのにストレスを感じた。これが作者が表現している「リズム」であるならちょっと頂けない。

ただ、書きたいことを書きたいように書くというスタイルの方と思われるので、そういったタイプが好きな方には良いテイストかもしれない。

総評的に内容としては割と参考になる部分はあり、しっかりと読み切りたいなと感じさせる本ではあった。ただ、本当に文体がひどいので他の人には素直にオススメできない😂😂😂。内容としては良いだけにそこだけが本当に勿体無い。監修🌷🌷?の方がつくともっと世に広めやすい書籍になるのかなと思った。

どんまい編集者…