Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

「ヨガで肩コリや不調を直すには?」という問いに、どうこたえるか・・・ヨーガ禅に行ってみた話。

今週のお題「マイルーティン」

 

ルーティン、、というと軽い気がするけど

大事にしている習慣の一つは、ヨガ。

 

ヨーガ禅に行ってみた。


商業的な(?)ヨガだと、

ヨガで痩せる!肩こりをなおす!ストレスを解消!とかよく言う気がする。

ヨガで心身よくするには、それぞれの症状別に処方箋が必要なんだろうか?

先生と話していて、そうだよな、と思った言葉。
「”肩こりのためのヨーガ”みたいなのは、ヨーガ禅にはないんです。

少しずつヨーガを続けることで、いつの間にかよくなっている。」
うんうん。
何かを直すことを目的にしなくていいんだ。
入口が、解決策としてのヨガ、ってことは、まぁまぁあるだろうし、

そうやってはじめは売るのかもしれないが…
入ってみたら、逆だった!みたいなね。パラドクスだよ~って。

 

普段練習しているアシュタンガは、テンポよく動いていく。

ヨーガ禅のゆったりと、緊張の後の弛緩を味わう感じ。

そうそう、こういうのも大事だった、と思う。

アシュタンガも、哲学、ヨーガスートラを大切にしている。

アーサナは、安定して快適であるべし、と説いている。(Sthira Skha Asanam)

なので、中心に芯を感じながらリラックスもしている、というのは近しいのかも。

 

ヨーガ禅の四原則はこんな感じだそう。


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【1】動きはゆっくり行い、一時停止する

(これはアシュタンガがポーズ保持で5回呼吸するのと似てるのかな。

動きはアシュタンガは、とんとんテンポが良い)

【2】動作中は動作に関係する身体の部分に意識を集中する

(これはどうなんだろ・・・部分も意識するけど全体の骨格も意識するしなぁ)

【3】動きと呼吸を合わせる(これは共通)

【4】緊張と弛緩をくりかえし、弛緩をより重視する

(少し違う形だけど緊張と弛緩の両立みたいなのを大事にしてるのは似てるかな)

 

ちなみにアシュタンガヨガの5つの特徴
【1】    アーサナの流れが決まっていること
→気を付けることがすごいたくさんあるから、

同じポーズを決まった流れでやって、定点観測できる


【2】    ドリシュティ(目線)
→集中のため(他のヨガはどうなんだろう?)

【3】    ウジャイ呼吸
海の音や地球の息吹!のような音がする。(ダースベーダー見たいという人もいる)

声帯を感じる。見えないものを見る‥空気が通らないと、音は出ない。

鏡を曇らせるように息を吹くときの喉の形。

肋間筋に空気を通す。

喉は少し狭いんだけど、リラックスしている。

音にはこだわらず、肺を丁寧に広く。

肺に近く、深いところに呼吸がいくほど、音は微細になる。
→呼吸の音がききやすく、集中につながる

【4】    バンダ
エネルギーを漏らさないように、しめる。

骨格を整えて、呼吸でバンダを入れる。

主なもの:

・ムーラバンダ

(根っこの意味で、会陰のあたりから根が生えて下へ根付く感じ?)

・ウディアナバンダ

(飛び上がる、の意味、丹田あたり。引きあがる。

ムーラバンダと拮抗。

練習を重ねて繊細になってくると、ウディアナバンダは、

恥骨の少し上ををちょっと内側にひきこむだけ、くらいの微細なものに)

・ジャランダラバンダ(のど)

バンダがはいると、ポーズが楽に安定になるし、ハリがでる。

☆ウジャイ呼吸、ドリシュティ、バンダをあわせて、トリシュターナという。

 

【5】ヴィンヤサ
呼吸に動きをのせること。(動きに呼吸をあわせるのではない!)

ひとつひとつのポーズの流れに、吸う、吐く、が決まっている。

 

ちなみに、

ハタヨガは?
広義と狭義がある。
◆広義:アーサナ(ポーズ)とプラーナヤーマ(呼吸法)を中心としたヨガ。

カルマヨガ(行為のヨガ)とか、マントラ・ヨーガとか、

必ずしも身体を動かすってわけじゃないヨガもあるところでの対比。

◆狭義
ひとつひとつのポーズを丁寧に取ってから呼吸とともにある程度キープするタイプのヨガ。

ヨガはじめてのときには、ついていきやすくていいかも。

クラスによっても難易度いろいろ。

ちなみに、ハタヨガでアラインメントをさらにストイックにしたのが、

アイアンガーヨガ。アシュタンガとアイアンガーはもともとの源流が同じらしい。

◎そのほか…
ヴィンヤサやフローヨガと呼ばれるものは、

吸う/吐くの呼吸のタイミングに合わせて身体を動かし、

流れるようにポーズを変えていく運動量が多めのヨガ。

アシュタンガから派生したと言われているそう。

パワーヨガもアシュタンガから派生していて、アメリカで発祥。

エクササイズ要素が強い。

参考)

https://yogism.jp/types-of-yoga-1/
https://yogajournal.jp/dictionary/65

 

脱線。。

でもこの、色んなヨガの定義ちっくなこと、前から整理したかったんで、、すっきり。笑

 

ヨーガ禅、動いた後の、緊張が弛緩に変わっていくのを感じます・・・というのが、懐かしく。

色々思考わいちゃったけど。これは親にやらせたいな・・とか。

足首が固いのを思い出した。

バジラアーサナがむずかしい。。正座みたいだけど踵だけはなす。

ひざも離れてしまう…。

タダアーサナから、脚の親ゆび側をあげて、小指側で体重をささえる。

反対に、小指側をあげて、脚の内側の側面で体重を支える。思ったより上がってなくて、およよ・・・ってなる。

肩も、前より気づいたらいつの間にか肩こりましだけど、

その日の気分などによって、詰まったり固くなって緊張したりしてることあるなぁ。

 

ヴリクシアーサナを久々にやったら全然バランス取れなくて、およよ、、って思った…今日はこうなのね。アルダバッダパドモターサナの方がバランス取れてしまう・・・でもまぁパーダングシュターサナぶれてるもんなぁ。少しずつだな。

 

先生の目がきらきらとうつくしかった。

先生を始めたのは4月らしいのだけど、

色んな流れが来てあれよあれよとのってます、と。いいねぇ。

ヨーガ禅の先生になるのは厳しくて、5年はヨーガ禅をやっていないとだめらしい。

でもそのほうが信頼できるかもなぁ。

身体のことってゆっくりゆっくりわかるから。

もちろん専門的に体系的に学ぶことで、

短い時間でも、ぐっと深まることはあると思う。

けど、やはり体での試行錯誤が大事。

 

シャバーサナが2回あった。わきのしたに卵1こはいるくらい、

というのがわかりやすい。

脚はだらんと、小指の方に、と。

肩を少しさげられる?と聞かれた。そのほうがゆるむよ。と。

リラックスして。と言われてもリラックスの仕方分からんから困ってるんやん、

とおもうヨガクラスあるけど、こういう具体的なのは助かる。

自分も、リラックスして、といってしまうときあるけど…

相手との関係性にも依るよなぁ。

シャバ―サナも、これが基本の形ではあるけど、身体と相談して、

自分にとってここちよいところでね、と言ってくださった。

ほんと。身体ちゃんとの対話。いつもありがとう身体ちゃん。。

 

佐保田先生は、肺炎とか身体がよわくて、ヨガをやって、

三転倒立とか結構ハード目のポーズもやったらしい。

だけど、身体はあまりよくならなかったんだって。

(どんな練習してたんだろな)

インドで出逢ったクリヤ少年(ヨガの先生ではない)にならった体の動きをやってると、元気になってきて、周りの人から教えて!と言われたのがヨーガ禅のはじまりなんだそうだ。周りからの流れにゆだねてるのいいよなぁ。

そのためにも余白を作るの大事…

 

先生の話で、うんうん、と思ったのはほかに、
・自分が教える!っていうより、佐保田先生の伝えてくださったヨーガ禅はめっちゃいい、と確信があるから、それを伝えたい(エゴがなくて素敵だ…)
・私も生徒。学び続けている。(うん。終わりがないしね。謙虚でいられるの素敵だな)
・もっと先生をふやしたい。各校区にひとりほしい!(あついなぁ~!)

 

タイトルからだいぶ広がっちゃいましたが、色々発見メモなのでした。