Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

論文( ..)φメモメモ 外国につながる子どもを支える特別支援教育の現状と課題

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子どもの日本語教育研究会 第 10 回大会 3 月 8 日(オンライン)
発表 No.16 研究発表
外国につながる子どもを支える特別支援教育の現状と課題
―指導・支援の内容とその決定プロセスに焦点を当てて―
米本和弘・加藤柚季葉・Akedan Abudou(東京学芸大学

 

2.先行研究
外国につながる子どもと特別支援教育に関しては、主に次の 3 つの課題が指摘されている。
1)言語的障壁により障害の有無を正確に判断できないケースがある(松田ら,2018)、

あるある。

2)日本語能力の評価が教員に依存し、支援の妥当性を損なう可能性がある(大沼ら,2022)、

ありそう・・・

3)文化的背景の違いがアセスメントや支援計画を複雑にしている(島田,2023)。

ほんとこれ!!!

 

これらの研究では、教員が抱える課題や困難が明らかにされている一方で、どのような基準に基づいて支援内容が決定され、子どもの言語的文化的背景がどのように支援に反映されているかは十分明らかにされていない。また、支援方針が現場の教員の裁量に委ねられており、学校間での実践に差が生じる可能性も指摘できる。このため、具体的な実践の内容と方法及び、それらが決定されるプロセスを明らかにし、現場における知見を蓄積・共有していくことが必要であると考えられる。

 

ふむ。

結局どうしたらいいの?感はあるよね

 

両教員 サンプル2名か…~!!

 

・子どものニーズを把握する際に、日常的な観察を重視していた。

・具体的には、学習活動中の反応や課題への取り組み方、生活場面での行動を観察

・それをもとに支援計画を立案したり、支援内容を調整したりしていた。

・支援計画においては、「生活習慣の確立」「学習中の規律遵守」「気持ちを伝える力の向上」など、具体的な目標を設定しており、子どもの様子を確認しながら支援の見直しを行っていた。

・支援内容の決定では、複数の教員との協議が重要な役割を果たし、子どもの実態に基づいた柔軟な対応が行われていた。

★協議大事!!

・子どもの言語的文化的背景に関しては、どちらの教員も直接の支援の基準とすることは少なく、あくまで観察された実態に基づいた支援を重視していた。ただし、言語的な課題を補うため明確で端的な指示や視覚的支援などの工夫を行っていた。加えて、両教員は、子どもの興味関心を把握し、学習意欲を高めることにつなげたり、子どもが自らの文化を肯定的に捉え、クラス内での他の子どもとの関係性を強化する機会を提供したりしていた。
・保護者との連携に関しては、両教員とも家庭とのコミュニケーションを重視していた。保護者が教育制度や支援内容に対する理解を深められるように、定期的な面談を通して支援計画を共有していた。また、家庭での学習支援のために、具体的な支援方法や学習課題を詳細に説明することを心がけていた。

★説明大事よね‥‥!!

・一方で、外国につながる子どもの家庭では教育に対する期待や認識が多様であり、特に、保護者が日本の特別支援教育に十分な理解がない場合、支援の必要性に対する認識
に差が生じることがあるため、丁寧な説明と継続的な対話が重要であることが述べられた。(ほんとに!!)
・さらに、言語的課題と発達的課題を区別することの難しさが両教員から指摘された。特に発達検査の結果が言語力に影響されることを懸念していた。

ほんとに!!!

・加えて、外国につながる子どもに対しては日本語力と発達課題の両面から支援を行う必要があると述べ、他教員との連携を強化することの重要性を強調していた。

子どもの母語でのコミュニケーション能力を確認することや、言語に依存しない非言語的アセスメントを活用することも、有効な手段として挙げられていた。

(非言語、たしかに)
・なお、インタビューからは、子どもの個別性に応じた柔軟な支援が行われているものの、その基準は日本語を母語とする子どもを想定したものであることが示唆された。具体的には、自治体による就学判断では言語的文化的背景が考慮されない検査の結果が用いられ、校内での指導・支援の検討の際は日本人児童の学年相当の能力が参照されていた。

・このような現状では、外国につながる子どもに対して適切な支援が行われにくい可能性が指摘できる。この点で、特に日本語/母語支援員との連携や日本語指導との併用など、言語的文化的背景を考慮した支援を充実させる必要があると言え、日本語教育分野からの協力や支援体制の強化が求められていると言える。

★ほんとだね!!両方が手をつながないとね。

 

概ね思っていることとずれていなくて安心した。