「日本語支援の5つの視点」
出典:日本語支援の考え方とその方法 文部科学省 CLARINEThttp://www.mext.go.jp/ component/a_menu/education/ micro_detail/__icsFiles/ afieldfile/2015/10/06/1235804_ 002.pdf
次の 5 つの視点で、JSL カリキュラム(中学校) における日本語支援の具体的な手立てを工夫して
ほしい。
(1) 日本語支援の5つの視点
「直接支援」3つと「間接支援」2つ
直接支援①「理解を促す支援(理解支援)」
授業中に、 生徒が新しい語彙の意味がわからずにいる時に易しいことばに言い 換えて説明するなど
直接支援②「表現を促す支援(表現支援)」
生徒が適当な表現が見つけられない時に表現をいくつか示して選択 させるなど
これ、好きかも😄
直接支援③ 「記憶を促す支援(記憶支援)」
繰り返し聞かせて定着を促進する
壊れたレコーダーのようだ、ぼくは、と高校の頃の英語の先生が言ってた。同じこと繰り返し言うのって大切なんやな、よく忘れるけど。前に言ったやん、っておもっちゃうけど。
間接支援①「自律支援」
授業中の学習場面での支援というよりは、 単元の学習全体を通して体現していくもので、
自分の学習を管理して学習を進める力を育む
間接支援②「情意支援」
情意的側面に留意し、 生徒が自信や意欲を持って学習を進められる環境を作ったり、
自分の感情をコントロールしたりできるようにする
目標設定、活動構成、利用する資料、作業のさせ方、 自己評価等によって
自律的な学び方を身につける学習の場を設計すること、
学習活動への参加を通して学ぶことの面白さや楽しさを仲間と共有 できるように働きかけること、
生徒の学習参加を励まし評価すること、
あるいは学習のための人的、物的、 社会的リソースを豊かに配置して学習環境を整備すること等が間接 支援である。