Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

日本語を一緒に勉強している中での発見…理由を強調する?日本で、インドで…

日本語を一緒に勉強している中での発見…理由を強調する?日本で、インドで…


ビジネス日本語を、勉強していて、
社内ミーティングの表現の中で
「どうして○○かと言うと△△だからだ」というのが出てきた。


例えば、
「どうして海外の企業が日本に進出して来ないかというと、法人税が高いからだ」

 

学習者さんがこれの意味を英語で捉えるとき、
"If we have to say the reason of this, it's because blah blah blah"
ですよね?
と話された.


私は初めはそこまで強い意味はなくって,
単純に理由を説明しているかな...?
と思った。


しかし、やり取りの中で、
この表現を(学習者さんが)普段耳にしたり、自分で使ったりしたことがありますか」と聞いて、
「あんまりない」と言われ。

 

そういえば確かに私も、
単純に理由を説明するのに、
「○○だから△△だ」
っていうことはよくあるが…

 

わざわざ
「どうして○○かというと△△とだから」って言うときは、
理由を…なぜなのかという理由に、

注目して欲しくて👀

注意を引き寄せるために、
この表現を使うなと思い直した。

 

ということは…
やはり学習者さんが出してくださった英訳の方がよりニュアンスを表しているな!!!
と思い勉強になりました💡

 

ちなみにこの表現で、

インド人の英語でも似たような言い方あると思った。

例えば
In this procedure we have to do this.
WHY????
because blah blah blah...

という感じで,
あいだに,
なんでか(というとね?)という表現をよく挟んでくる.
(誰かにwhyと聞かれるのではなく、モノローグで自発的に)

 

そういわれると、
なぜなのか?
という所に惹きつけられる。

 

(もしかしたら私の仕事でよく一緒にしていたインド人がそういう傾向にあっただけかもしれないけれど)


インドの人は、なぜ?という理由を強調するのが上手なのかもしれない。

 

仕事を依頼したり一緒に進めて行く時にもその仕事の目的は何なのか?とか、
私は他にもこの仕事を抱えているからそれはすぐにはできない、とかいう風に
自分よりもジュニアの子からでも、仕事をお願いする時に、交渉のプロセスがあった。


何故なのか?
っていうのを考えて、
合理的に効果的に進めていきたい人たちが、
インドの優秀な層では多いのかもしれない


(もちろん目上の人に気を遣う文化も感じたが。

私がなめられていたのか?!

外国人だから目上の人というより別枠でフラットなのか?)

 

日本にいても、なんとなく流して仕事をやってしまうのではなくって、
目的に立ち返ってできるようにしたい。

あと…
自分の意見を言うときに、
ただ押し付けるではなくて、
戦略的に譲歩してから
メインの主張を述べることをを忘れないようにしたいと思ったのでした…
(戦略的譲歩は中国語でもやるらしい👍)

 

学習者さんは台湾の方で、
私はインドで働いていたわけだが、
それぞれの文脈で中国語だったらこうとか、台湾の会社だったらこう。
インドの会社だったらこうだった、
みたいな話をするのはとても面白い💕

 

結局おもしろいのがだいじやん。笑