Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

自分のルーツを振り返ってみたり…結局どう転んでもいい

帰省。
すこしく、親にインタビューがてらな会話など。
ちょっと、自分のルーツを捉え直したい気分なのだ。

 

母は私が生まれた頃、産後うつ的な感じで
1ヶ月で母乳が止まったらしい。
(母方祖母と折り合いがよろしくなかった)
粉ミルクに感謝!

 

50個の布おむつを持っていたとか…
すごい数や😳
妹(1.5歳くらい下)のときは、布おむつ洗ってくれるサービスを活用していたらしい。

 

母方の祖母はもともと滋賀のひとらしい。
祖母祖父揃って?みんなで京都へきたとか。
祖母は長女。
私の母と父は両方とも長子じゃないので、
「この人たち長女の気持ちわかっとらん、
おばあちゃんのほうが分かってくれる」
と、小さい頃思ってたような。

 

母方祖父の実家がたばこやさんで、
祖父自身は大工やったらしく、
嫁いだ祖母がたばこやさんを継いだらしい。
祖母、結婚する前は住み込みでどこかの家のお手伝いさんしてた説。


戦前まですこーし遡れば、ベビーシッターやらメイドさん的な文化って、日本にもあったんでは、と思い出させられた。
わが祖先、商いやら、家をつくる技を持ってた人たちなのかな〜😇

 

父方の方は…
わたしの曽祖父は農家だったらしい。
北陸の方。
父方祖母祖父は北陸で出あったらしい。
35,30歳で結婚。(戦争で結婚が遅かったようだ?)
京都に越してから祖父は真鍮の製造メーカー、祖母は医薬品の行商をしてたらしい。

 

母は妻であるとか(結婚していること)、親である自覚が薄いらしい。
結婚してから友達と遊びに行っても、
他の既婚者の友達より帰るのが遅くてびっくりされたらしい。
なんかおもしろい笑
そのくらいのほうが気楽でいいな。

 

母方祖母は母のやりたがること、
いろいろ禁止したらしい。
スキー場でバイトするのとか、海外旅行とか、10年付き合った人と結婚するのとか。
結婚以外は押し切ってやったらしいけど、母。

 

未だに話すと毎回、その彼との婚約破棄を後悔してる話をするから、なかなかの執念だなと思う。


まー今の父と結婚して、いろいろ苦労したんだとは思うが、

(その苦労を覆いかぶさった私の若かりしころも、なかなかに大変だった!)


今となっては、父の執着のなさ、
お互いにそんなに期待してない感じがちょーどよかったんやないの、という気もする。

 

私が小学校くらいのころから"離婚するりこんする詐欺"が何十年も続いているが、
未だに一緒にいるしねぇ。


まぁ、どっちでもいいんですが。

 

母方祖母がかなり高齢になってから、
"私の子育て失格やったな"と母に言ったらしくて、それでゆるせたかな、
と突然、昨晩話してた。

 

"わたしの子育ては何点やった?"
って聞かれたけど、
何点でもいいよね〜
100点でええんちゃう、と答えたら
100点は嫌いらしい。笑

 

私は高校生くらいまで、
割とテストの点数本気で満点狙いにいくタイプやった。
母に成績表を見せると、
あまり関心がないか、
"中の上くらいのほうがええで、
平凡に…"
と言う感想をもらすことが多かった。
一方で入試の結果は親戚に電話したりしてたが…なぞ。

 

友人の子育てにジョインする話してたら、
"自分の子どもは欲しくないの?
自分の子どもを持つのはいいと思うよ"
と言われた。

 

正直、考えても分からんよね〜
神さまが決めることだと思う。

 

私の記憶の中では、
母の病みがひどかった頃は、
"子どもなんか産むんじゃなかった"
と言われたこともあるし。
「勝手に産んどいてそれはないやろ、こっちだって産んでくれって頼んでないわ」

言い返した記憶もある。

(いまや何が本当やったか分からんけど)

 

まぁそんな時代を経て、
なんやかんやで産んでよかった、
産んでもらえて良かったと
それぞれに思える日が来ているのだから、
人生捨てたもんじゃない。

 

母がおもむろに、
胎児時代の私のエコー写真を出してきた。

いつも免許証と一緒に持ってるらしい、
へー!初めて見たわ!

 

今これだけ遊び呆けているのは、
子ども時代をやり直し?取り戻し?てるのかな〜と
思ったりしなくもない。

 

子ども産むかなと思ったり、
やっぱ産まないよなーと思ったり、
色々するけど、

小さい頃大変だったのは確かで。
この人生おもしろいけど、
もっかいやるのは無理!


自分の遺伝子持った子どもできたら、
自分みたいに苦労させてしまいそうやな、
と、
どこかで感じてる部分はあるのかもしれない。
パートナーとの組み合わせとか、

周りの環境にもよるだろうけどさ。

 

まぁでも、もし生まれるとしたら、
それでも大丈夫な子を神さまが創ってくださるのだろうから、
(私も、そのように創られたんでしょう)

結局どう転んでもいいんだろう。

 

生きるってふしぎ。