ばあちゃんの幸せレシピ
中村優さんの本。
なかなかにしっくりきた。
レシピをたずねる本だけども、
生き方をインタビューした旅の本、って感じがする。
○"孫のように、知らないことを教えてもらおうと、懐に飛び込むことで、本来のばあちゃんのありのままの姿やその良さを知るきっかけになる。
何かを引き出そうとしても肩透かしを食らう会話を経て、
ばあちゃんらしさや苦労話を期待したり、サクッと為になる話をもらおう、
なんて見当違いだと気がついた"
…確かに!お互いに自然体がいいのかも。
子どものように素直に、猫のように奔放に。🐈
○旅の文章の作りも参考になる。
土地のこと最初に少し紹介、
300文字くらい、二段落、
2ツイートくらいか。
何月に行ったのか?
どんなときだった?社会的に、気候的に
自分の注目の視点から土地を描く
ファクト入れながら
○レシピ、箇条書きじゃなくてessayの中で、映像を描くように記してる
○相手の生き方見ながら、自分の生き方考えたりしてるなぁ。
"自分の興味だけで動いているうちは、何カ国をを飛びまわろうと見える世界は狭い。関係性や暮らしの先にこそもっと大きく広がる幸せな未来の景色があるのかもしれない。"
…そうだなーほんとに。
Ask God what's my role
優さんの動き回り気質、自分も同じやからかなり共感しちゃう。
"物理的な縛りなんて凌駕してしまう自由さ"
そして3年ばばハントをして、結婚されたのね〜
腑に落ちたらしい。耕していくものだと。それは結婚に限らず、人との関わり全般なのだろうと思うけど。
…たしかに、一人旅もいいけど、
誰かと旅すると違う視点が入る。(日々の暮らしも)
一人旅で誰かと出会って新たな視点が入ることもあれば、
最初から誰かと共に歩いて、
世界が広がることも。
誰かと共にいるほうが広がりが大きい、かぁ。
というか、広がる方向性が普段より違うとこにいくんやろね。
○セリフをふんだんに入れ込んでる。4割くらい?
"スーパーに売ってるようなちょっと時間の経った魚は、臭いを消すために酒などの調味料を先に入れて熱湯から煮るの。今回は新鮮だから水から煮るわ。煮えてくると身がパリッとダンスするの"
○比喩が美しい
宝石箱のように華やかで上品な小煮しめ
○手作業が多いほど、手の味がする
○旅先的…らんだむそーつ。
*高雄も行ってみたいなぁ。
台湾も、客家(from広東、15%)もいれば、
ビンナン/閩南系も(from福建、マジョリティ)と、
複数の人種というか民族?
*バンコク、もはや都会で興味ないと思ってたけど、残っているローカルは気になるなぁ。
*なぞの!
グルジアたまご。🐣
卵にフェンネル、ナツメグ、コリアンダーパウダー、セイボリー、マリーゴールド粉、砕いたくるみ、塩コショウ入れて混ぜ、スポンジ状になるよう弱火でじっくりふわっとスフレのように焼くらしい…
良き本との出会いに感謝!