Gotch!
バンドで演奏をしていても、観客たちへチケット代に見合う対価を支払わねばと考えると、途端に身体が強ばります。実際ににはそういう演者と観客という関係や責任からは逃れられないのですけれど、自分たちのことを好きで観に来てくれる人たちをどういうイメージで捉えるのかで、自分の能力の発揮のされ方がかなり変わります。同時代を生きて、似たような音楽やサウンドを好む仲間なんだだと考えるようにしてから、コンサートの度に背負い込んだ余計な荷物が集った人たちへの感謝と尊敬に変わって、ちょうどいい重さになったなと感じています。過度な責任感から、ステージに立つのが怖かった時期もありました。