自由大学さんのメールマガジンより。
なんだか、考えさせられるなぁ。
自分が満たされていないと思うときにフリーライドしようとしてしまう気もする。
余剰を活用させていただく、のは、よい気がするんだけど。
贈与は受けとる側にとって価値を感じるかどうか、違うし、
何を貢献と受け取ってもらえるか、分からないけれど、、
ひととか生き物をとおして、かみさまに届けて、
かみさまがまたよき塩梅に采配してくださったり、するのかなぁ。
満たされていること、与えられていること、に、気づくこと…
すぐに忘れるけど思い出せますように。
ちょっとの期間、今の時代に生まれて死ぬだけの僕らが、
フリーライドしたり、 業界の信用を毀損してよいわけがありません。
新しい著者の中には、
本を広告ツールとして使ってしまおうという人がいることは確かで す。本という媒体の信用に乗っかって搾取し、 楽して自分の利益につなげる。搾取する著者が増えたら「 最近の本って宣伝ばかりで、つまらないや」と読者が離れ、 出版業界は終わります。
自分より大きな共同体に貢献する。信用を受け継ぎ、
次に渡していくことが良い生き方だ、生きる意味だ。 そういうスケールで考えれば、道徳心、 自制心ははたらくのではないでしょうか。自分は今、 共同体にぶら下がっているのか、少しは貢献できているのか。 自覚しながら行動したいですね。
TEXT:自由大学学長・教授 深井次郎
担当講義: 自分の本をつくる方法