Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。 フィリピンのダグダガイという竹の棒とココナッツオイルを使うフットセラピーが大好きでマニラまで習いにゆき、ひっそり身近なひとに好評です:)要らないものがごっそり削ぎ落とされ、ぐぐっと押しポイントに届く感じがたまりません^^

留学生でない外国ルーツの子ども達は大学にどうやって入っている のか?

留学生でない外国ルーツの子ども達は大学にどうやって入っている のか?

文科省の調査(2019年)によると、 日本の大学進学率はどれくらいでしょうか?
男性51.63%、女性57.77%。
全日制・定時制学校別大学進学率は、全日制55.47%、 定時制12.30%。

 

How is the rate of the students who studies in universities?
According to MEXT(2019), 51.63% for male students while 57.77% for female students.
When it is analized in terms of Full-time schools(Zen-nichi-sei)/ Part-time school(Teiji-sei),
55.47% for Full-time while 12.3% for part-time schools.

 

 

大学生を経験した方は、在学中に、「留学生“ではない” 外国の子」に出会ったことがあっただろうか?
私は、恥ずかしながら、その存在にあまり気付けていなかった。
韓国ルーツの方は出会っていたけれど。
Have you ever seen friends who are foreigner but not international students in your college life?
It's embarrassing, but I was not that aware of those people, though I knew someones whose roots is in Korean peninsula.

 

外国にルーツのある子の進学保障についてのシンポジウムに参加し た。
国立大学としていち早く「外国人生徒入試」制度を導入、 多文化共生について考え、学び、実践することを
国際学部の基本方針にかかげた宇都宮大学国際学部教授の田巻松雄 氏と、2人の在学生(ブラジルルーツ、中国ルーツ) にお話を聞く機会。
I attended the symposium on the GUARANTEE of rights to seek for higer education.
Utsnomiya Univ. Prof. Mr. Tamaki delivered speech on his research & his action to establish the special entrance exam for students who have their roots in foreign countries.

 

田巻氏より
【1】 やってきたことの4本柱:研究、教育、大学内の組織運営、 地域貢献
今日のフォーカスは、組織運営と研究。 どのように外国人枠を作ったか?と、 あるケーススタディについて。

【2】 背景として、 1990年代からの日本の外国人政策について振り返る
・同時代に台湾や韓国でも外国人労働力の受け入れがあった
・日本の研修生や技能実習生の特徴3つ:①研修先が変われない、 ②家族の帯同を認めない、③有期であり、帰国することが前提
(台湾や韓国も同様だったようだが、詳しくは当日は触れられず。 )
しかし1990年に「定住者」の枠ができた!
① 職場、変えられる!(そもそも、仕事等ではなく、定住者は( 日系人という)身分に基づく資格なので②家族連れて来られる!③ 在留期限更新していける。
研修生や技能実習生の在留資格は、有期を想定し、それゆえ、 子どもを育てるという環境を想定していなかった
(*子どもを育てる体制ができてないことを想えば、 家族の帯同を認めないのは、人道上課題はあるけれど、 やみくもに受け入れるよりは、まだましともいえる、 と指摘されていて、現実的には、それもそうか…と思った。でも、 体制できてないから受け入れられないって言ってたら、 何も進まないし。。ジレンマ!)
⇒ふたつの、方針が真逆の政策が併存してしまった。
 子育て環境ができていなくて、窮地に陥っている子もいる。

 

【3】 研究者として、実態をリサーチした。
・高校進学について9年の調査。まずは地元の栃木から。
・外国籍の子&日本語支援が必要な子(←日本国籍の子もいる) は年間120名くらいいた。栃木県の公立中学で。
・120人の内10%くらいは、特別措置で入学(要件: 入国して3年以内、高校長に事前に打診が必要→権利というより、 “裁量”)
・入学後のケアがされていないように見受けられた。
・全国でも調べてみた→大阪と神奈川の公立高校は、 定員内であれば、不合格を出さないことがすごいと思った。 受け入れて面倒を見る。

 

【4】 大学内の組織運営
・学部長になった。(周りの人に、やりたい、 とふきこんでおいた)長期的な目で施策を打つ学部長が必要だ、 自分がやるしか!と思った。(かっこいい!)
・外国人枠を作ろうと思った。

戦略: 他の先生にとって負担感ができるだけないやり方。
→既にある枠をうまく活用。 定員も具体的な数字ではなく若干名とし、受け入れやすく。
・理解が得にくい人の対応( これが一番大変だったんじゃないかと思う…)
優秀と言えない外国人を入れるのか?という声もあった…
本当は、ケアすればポテンシャルを持っていて、 日本人の学生にも刺激を与える存在なのに
(自分と合わないと感じる人に対して、 自分はそういう風に捉えることができているだろうか? と胸が痛くなる)
怒っても仕方ないので、淡々とゴールにむけて動いたとのこと。 目的を見失わないこと、大切だ…
制度が始まって、初年度2名、

続いて2,3, 4名と外国人枠で入学している。力強さを感じるという。

出身も、 ブラジル学校出身の子、ロシアの子、定時制から来た子、 など多様になっているのだとか。


制度を作っても、それを動かすのは人」 という言葉が印象的だった。仕組みを作っておいて、 ある程度回せるようにしておくのも大事だけど、やっぱり、 想いを忘れてはいけないんだなぁと。

Mr.Tamaki became a leader of the faculty to create a sustainable measure.
His strategy to establish the special entrance exam scheme for foreign residential kids were to make it

 

【5】南米ルーツの日系3世の子のライフヒストリー
来日したころに適切な支援につながらなくて、 学校も楽しくないし、そうこうするうちに、 いわゆる非行的なやんちゃなグループとつるむように。少年院、 服役しているあいだに定住者の在留資格が切れてしまった。 釈放されても強制送還になってしまう。。 そしてもう日本に戻ってこられなくなる。 20年も住んでいない祖国でいまさら住める??

→ 定住者という枠がなければ起こらなかったこと。定住者で来ても、 適切な支援や学校につながって学ぶことができれば、 こうはならなかった…。
犯罪を犯すところから復活しても、在留資格という壁がある。。
なんというか、返せる言葉が本当にない。。

 

【6】在学生の体験談
・これまで常にサバイバルだった
ふつうの子は大学に入れるのに、私はなぜ入れないんだろう?
学費や在留資格など、心配しないといけないトピックが多い
学校と家以外の多文化な居場所があることがとても助けになった。
周りのサポートも大切だけど、自分ががんばることも大切。
・親との、仕事に対する考え方がちがう。 工場以外の仕事に希望を見出すには、情報に触れたり、 三者が親と子をつないでくれることも大切では。

*うちもある意味放任主義で、親は大学に行っていない( 世代的にも)し、色々あったっちゃあったけど、 自分で勝手に調べて動いた自分をねぎらいたいな、 と思うと同時に、 好きにやらせてくれている親に本当に感謝だなと思った。。


私に与えられた役割、なんか、この文脈で、あるのだろうか?
してきた苦労はそれぞれ違うけど、 なんとかなっていける可能性はあるよ、
色んな人に出会いつつ、 自分でちいさな商いをしていけるようなことを、

外国ルーツの人とも一緒にできるといいなぁとも思うが。

前提として、何があっても、大丈夫☺️って、思えますように。
研究に携わる中で、子どもたちのエンパワメントにも、 自然とつながりますように。