Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

後輩に指摘するとき・・・もったいない&価値観が見える


後輩に指摘するとき・・・もったいない&価値観が見える

 

後輩に指摘や指導をするのは得意ですか?

私はちょっと、いや、けっこう?苦手意識が。


大学生の時も、NPOの活動で後輩にその行動は問題がある、 こうしてほしいというのが苦手だった。
(締め切りを守らないとか、 クライアントとのやり取りを共有しないとか)


その背景にあったのは
・自分もできてないから人に言う資格がない(完璧主義)
・ 逆に自分ができてないことを責められるのが怖いという批判への恐れ


があったように思う。

 

だんだん、指摘によって自分が責められるという妄想/ 恐れがゆるんできて、
注意しないといけないことをチャンスとして、 相手との関係を深めるきっかけにできるように
なってきたかな、と思う。


そのきっかけとか考え方とかを振り返ると、、
キーワードは「もったいない」と

「自分の大事にしていることと、 その理由があらわれる」

1「もったいない」
これは先輩に言われた言葉でもある。
私はプレゼンで声が小さくなってしまいがちなのだけど
「せっかく良いこと言ってるんだから、 もっとはきはきしゃべらないともったいないよ!」
と言われた。
これはけっこうエンパワリング。 認められて応援してもらっている感じがする。

 

2「自分の大事にしていることと、その理由があらわれる」
なんで共有してくれないんだ?

なんでもっと早くクライアントに返事しないんだ?
といういらだちは、
自分自身が仕事をするうえで大事にしていることの裏返しだ


つまり、自分自身は情報共有や、 クライアントにこまめにケアすることを大事にしているということ 。
( 逆に自分ができていないことが相手に投影されている面もあると思 うけど…^^; 反面教師) 


そうか~自分はこれを大事にしてるんだな、 と気づける機会だと思うと、いい感じにとらえられる。


こうしてほしい、と伝えるときにも、

なぜそうしてほしいか、 理由を伝えることで納得感が増すと思う。


クライアントに安心してもらえるように、とか。

より良いアイデアが出るように、とか。

フォローできるように、 とか。


インドで働いてた時は、 感情面はあんまり気にせず言えた気がする。

嫌われるんじゃないかとか、インド人相手だと気にならない。

注意しあったってさばさば仲良くいられる。


が、一方でインドの優秀な子たちはプライドが高かったり、

何かお願いしても「 私は今これで忙しいけどその仕事は何のためにいつまでにやる必要 があるの?」としっかり問い返してくるので、


クッション 忙しいと思うんだけど~
理由/目的 こうこうこういう目的で~
タイムライン いついつまでに~(※ 遅れることを見越して早めの締め切りで提示)
を伝えることは大事にしてた。


結局、日本人(の、ゆとり世代?)と仕事する時と、 同じかもなぁ。

 

相手に注意する時、相手自身が、 仕事する上で大事にしていることも聴けるといいなと思う。
上とか下とかじゃなくて、学びあえますように。
マネジメントって、お互いの力をいかすことだ。

 

◎まとめ
他者に、「こうしてほしい」を伝えるときのキーワード
「もったいない」 & 「自分の大事にしていることと、その理由があらわれる」
→お互いのよいところをのばしあえる^^