スクールカウンセラーについての研修(講義&事例検討) が無事に終わった!
やってよかった~と思った。😊
ふりかえってみる。自分をねぎらいつつ^^🙃
(1)事例検討を実際に受けている相談ケースで行えた
→具体的な対応の振り返りができた& 今後に直接いかすことができる
(以前、守秘義務的なところを気にして?架空の事例でやったら、 つじつまが合わない点が出てきて気になったり、 研修主催者側として持っていきたい方向などが絡まって、 不自然になってしまった。)
(2)事例検討のための準備でよかったこと:
①ケース紹介担当者を事前に打診した。& ほかの以外のスタッフにも事前に相談内容を読んでおいていただいた。
②事例についてまとめた資料を作成した。(A3で1枚) できるだけ相談票を生かして。
&
ケースが可視化されるよう、 家族や周囲の人との関係図をホワイトボードに描いた。
また、 長期化ケースでは、時系列で、 その時々で本人から出た相談テーマと、 その奥にありそうなテーマ、関わっている人、気持ちを図示した。
(この工夫は講師との打ち合わせをしながら助言をいただいたり、 自分の中で気づいたりした。
ケース紹介者以外でケースに直接関わっている人にとっても、 過去の経緯を振り返ること、大事!
そして、 ケース紹介者にとっても、ケースを言語化して人に伝えること、 大事。
私自身も、 ケースを長期的に見直してまとめる作業はとてもいい振り返りになった。
できるだけ相談スタッフをそのプロセスに巻き込めたのもよかった 。
どのようにフェーズ切りするかとか、
どの時の相談が肝、 転換点だったかとか、
まとめの案を見てフィードバックをいただいたりとか。)
③事例検討の流れ:
ケース紹介者からの説明+「検討したいポイント」は何か、 提示してもらう。(これ大事だと思った!)
→ほかにも対応した相談スタッフからの補足
→隣の人と、ケース紹介者に確認したいこと& 講師に質問したいことを話す
→全体でディスカッション
・SCのアドバイザーが講師
→相談の枠組みについても助言( 最初に今日の相談の目的を確認する、時間枠50分をめやすに持つ ことで、相談者も相談員もお互いがフルコミットする、 終わりごろにその日に出た相談のポイントをふりかえる、 予約を取ることの効用→クライアントが日々の中で考える)
あと、おもしろいなと思ったことがふたつ
●(教員に対する)コンサルテーションの定義
・コンサルティ(教員)
・クライアント
コンサルタントとコンサルティは、対等。
コンサルテーションは、対等な二人の専門家の間の相互作用や、 そのプロセスのことをさす
→これ、コーチとクライアントの関係ともおなじだよな。
相談員と相談者も似てる。
「相談」「コーチング」「コンサルティング」これらすべて、 相互作用、人間関係、プロセスを指すんだな~~!
●なぜ、このケースと今、出会っているのか?
→出会う相談ケースは、 自分の現在向き合うべき課題や未完了の課題と関係していることがある
この観点が示されたこと自体も、よかったと思うし、 講師的に、ちょっと勇気もいったのかな。どうかな。
Well Done!
今後のケース会議や日々の振り返りにどう生かしたいかな?
・ケースの概要を、できるだけ、 相談スタッフに読んでおいていただく。(意外と忘れてたり、読み直すことで気づきがある)
・ケース紹介する人、依頼しておく!(今までも、 ふわりと依頼している)
・このケースで検討したいテーマは何か?を確認する。(事前と、 当日)
・時系列で振り返ってまとめておく(それなりに労力いるけど…)
・このケースは"~~さんにとって"どんな意味がありますか? と時々聞いてみる。
・相談スタッフと自分も対等だってわすれないでおく。
良かった!おつかれじぶん!