Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

ベーシックインカム、それ以前?それがあったら?

 
「これ、ベーシックインカムだとできますか?」@You Tubeライブ

を見てみた。

https://2020online.078kobe.jp/events/13273/

 

働き方研究家の西村佳哲さんや、神戸の小嶋新さんや!( むかーしお世話になった。懐かしい…)

 

後半のディスカッションの問いが本質的で楽しかった。

 

◆西村さんの質問

BIを考えていく足元が覚束ないなぁと。 教育と住宅のことを伺いたい。

「お金の心配がなかった何をする?」 という本のタイトルだったが、

奨学金問題はどうなんだろう、と思う。

長い人だと住宅ローン並みの返済プランで、 それがあるから仕事を辞められない、という。

本当はやりたくない、 やっちゃいけないんじゃないかという仕事でも、“違和感” があっても抑えてやっている(という人もいる)

BI以前に教育が無償で提供されていればいいのでは? と僕は思う。

お金という、なんにでも交換できる間接的な価値ではなくて、 直接的な価値にすれば、、 たとえばぼくらあまり意識していないけど、 道路が整備されているとか。 社会的に整備されていて空気のように。わざわざBIを導入して自 分なりに考えられる、 仕事を選択できる状況を作ろうとするよりも、 もっと直接的なやり方があるかなと。BIの議論をしている方の間 では教育のことはどう語られているのか?

*確かに、オカネで解決すべきなの?というとこはある。

お米配ればいいじゃん、という考え方もある。自給率アップとか。

公園というインフラも、直接的なサービスというか資源というか。ほんとにありがたきことや。


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山森亮先生 @同志社大学。ベーシックインカムなどの研究

;歴史の補足。

1960~70年代 @イタリア。 アウトノミアと呼ばれる人

BI的なことを要求。

資本主義の要請で大卒の人間が必要に 

→ ならば大学生に賃金を払うべきだ、という運動。

それが一つの結集軸となり、広がって、

主婦にはなんで賃金が払われないの?などもあがってきて、BIの 議論に。

山森先生:イギリスでインタビューした。BIだけを求めていたわけじゃない、女性たち。避妊の自由なども。

なので元々は社会の在り方自体の問題としてあがってきた。

ただ、オカネとそうしたサービス、「両方」あったほうがいい。

例えば育児。 保育園に預けてその間子育てから自由になれる選択肢。OR家で子どもをみても貧困に陥らない。社会サービスとBIは車の両輪のようなもの。

 

たしかにな~。選択できるべき、ってことかな。

 

 

 

山森亮先生の著作。

お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書)

 

西村さん2:

BIは、人間らしく生きるためにどうすればいいか考えるための補助線だな と思う。

(*補助線っていう表現が西村さんらしいな~)

社会全体の酸素(お金のたとえ)濃度を高くしたい人とお金に希少価値を持たせたい人と対立しそう?

 

住宅についても考えないといけない。

日本は世帯単位で家を買って家電を買って内需をつくるという政策だった 。

しかし海外では公共住宅の整備が進んでいる。10年前のデータ 、日本での整備率は3%台、オランダは30%以上、 イギリスは18%。住宅補助を国が出している。

日本はゼロ。 国ではなく会社が手当てを出している。 雇われてないともらえない、 厳しい社会になっていると感じている。

BIの前に住宅なんじゃな いかなと思っちゃう。

住宅に関してどう考えている?

 

*住宅、生保だったら国からもらえたりとか、 生活困窮者の人への支援制度でも、おそらくあったかな? いまもコロナ用で出ているし。公営住宅もあるけどなぁ。 でも家賃フリーではないな。結局家賃というおカネを出してる。

会社からの住宅補助は勤務回数ある程度ないとでないとこもあるし 。

家買ったとたん地方に飛ばす会社とか恐ろしいなぁ。 最初に借金を作らせるという…。

 

山森先生:

西村さんに同意。

日本で年収100万円台の20代、家を借りるのが難しかった。( どうやって生きてたんだ…)イギリスは家買って、買値で売れる。 イギリスにいた時は友達と一緒に家借りられた。

*そうなんだ!?イギリスのほうが家賃高そうだと思っていた。

 

◆BIへの懸念

3Kなど本人がやりたいわけじゃないけどやってくれているお陰で 社会が成り立っているサービスがある。それはBI導入によって担 い手はどうなる…?

山森先生:

社会を変えていかないといけない。 いまもエッセンシャルサービスの従事者、 よくない条件で働いてることが露呈している。

高い賃金を払わなければいけない。 雇用主の体力が足りないのであれば補助金があってしかるべき。

やりがいを搾取しているところもある。 介護とか保育とか現状そう。(うちもそうだーーー!!!)

理想的にそうだと思うけど、財源どうなるんだろう。

介護とか保育は支払う側(の家族) に直接支払う能力あればいいけど、 障害者向けのサービスや日本語スキルが高くない外国人向けのサー ビスだとサービス受ける人が支払う体力ないよなぁ。

またいつものループなんである。

クラウドファンディング的なものか、

組織の中で収益生みやすい事業と組み合わせて収益生まれにくい事業をやることでなんとかするか。



◆BIあったら、あなたはどうしますか?

・あきたさん:やりたいことの活動をもっと増やせる。 将来の世代にちゃんとしたまちを残すことをしたい。 やりたいことがお金にならないからということ多い。 そこから放たれるのはラクかな。(わかりみ…)

 

・西村さん:私自身は、あのー、 こういう言い方するとなんか反発されるかもしれないけれど、 あんまり変わらないですね。これまでやってきたことをよりやる、 それくらいの感じかなぁ、と思っています。

(もともと、 やっていることがちゃんとお金も回っているということなのかなぁ 。それができている理由は何なんだろう? クライアントがある程度お金がある、のか、 受益者が必ずしもリッチじゃなくても、 お金を出したいっていう人の気持ちを動かせている?)

 

*私はどうだろう…?

今やってることをばばっと断捨離してひたすら旅行とお散歩するかなー!

それに飽きたら何をしたくなるんだろう?

と、思うと、やはり、今持っている荷物を手放していくこと、 大事だわ、、

「手ぶらに飽きる」を経験するステップが必要そうだ。

つい、好奇心と、たぶん恐れもあって、 いろんなものに首突っ込んでしまうけど。

勇気をもって、手放すのだ~~~