Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

【味噌汁はヨガ哲学である】一汁一菜でよいという提案 土井善晴さん 読書メモ

一汁一菜でよいという提案

土井善晴さん

グラフィック社
f:id:jfc_maligaya:20231111213517j:image

編集 大庭久美さん。1500円


タイトル、提案


食事もヨガ的…

暮らしにおいて大切なのは自分自身の心の置き場心地よい場所に帰ってくる生活のリズムをつくること

自分がコントロールするところに帰ってくる、日々


みそは人間業ではなく微生物が作ってくれたもの


食材に触れて料理すると、その背景にある自然と無意識に直接つながる

みそも漬物もその樽の中に自然、生態系がいる


変化する気候

対応する日本の暮らし

変化につよいのかな?


たべることは人に任せず自分でする


脳が喜ぶ美味しさと別な

身体が喜ぶ美味しさと…安心につながる


ふつうに美味しいから何も言われない家庭料理…


一喜一憂しない、日々のご飯のできに

イチローも冷静だから全体の日々の質があがる


慎ましい暮らしは大事の備え


家庭料理は手をかけないことがおいしいにつながる


手をかけると食材痛む🤣

ハレの日のご飯のつくりかたは、手をかけても美味しくなる工夫

ひとつひとつの作業にけじめをつける…

(なので刺し身が内陸でも食べられる、衛生管理に通ずる)

たしかにそのほうが気持ち良いのだろうね


ハレの価値観をケに持ち込んでる…

仕事もそうかな?目立ったものが見られやすい

庶民は庶民らしくでいい…


大阪人はケチと言うけど、遊ぶときは遊ぶ

小唄茶道食い倒れ…

商売の情報交換。

日常は贅沢しない

私もそちら派だなー

贅沢と慎ましさのバランス


淡々と繰り返す暮らし

発見がある

プランター菜園で感じるな…

外の仕事はどう?

発見…

読書は楽しいから

読書タイム確保する?


食事は生きること…

食べるだけでなく 

買い物、下ごしらえ、調理、後片付け

発達ゆっくりな子は料理どうだろう?


健康のために環境が重要

Indeed

The most important environment is FOOD


REASONABLE is Not same as functional or convenient. ...


頭が無意味と思ってても経験には意味がある…


コメの名前…いね、もみ、玄米、白米…名前が沢山なのは、関わる人、段階ごとに違う名前をつけたからでしょう。

ごはん。御。たいせつ。


水分入れるのはザルにあげてついてる水気だけでよいんだー→洗い米

夜に洗って、冷蔵庫保管もありとな

浸すと水に雑菌が繁殖するとな?!

玄米はどうなんだろう。

乾物である米。

ぬかが30年前より少ないので軽く洗うのでよい

時代、技術の変化…

吸水してたら早炊きでよい。

今の炊飯器は吸水してないコメをそのまま炊くのが普通モードになっている、なるほど

洗い米と水、1:1

おひつにいれると美味しい冷やご飯になるとな!!

 

味噌汁は出汁が大事などとはいいません

いいませんなんだ🤣

再現性はない

あまりおいしくないこともある

たまにびっくりするほど美味しい

そのうち、おいしいとかまずいとかは大きな問題ではないことがわかります…

ヨガ的や…🐢

 

P57名古屋の味噌文化気になる👀


具だくさんならみそを溶いてからすこし煮込むと味が馴染む

みその風味飛ぶから良くないかと思ってた


だしがなくても、旨味の強い肉などあればよき。油で炒めた野菜も同じ効果💚

キャベツを炒めてその上から水を注ぐと美味しい。ポトフも炒めたほうが美味しいのかもな。

カレーもそうだしね


可愛い味噌汁写真たち!

ごろごろ具材

 

米味噌辛口…信州、淡色。熟成3ヶ月(理想は半年)〜2年

豆味噌…愛知。熟成半年〜三年

米麹入ってないんだ!!!酸味や渋みが豊かであまり甘くない。あら汁や、夏に向いている

麦味噌…九州。3ヶ月熟成。甘み。

西京味噌…熟成短いので白い。米麹多い。塩と併せて煮た大豆と合わせて擦り、ひと晩寝かせて火入れして発酵を止める。5-20日で完成、の割に(?)高いよね。香川や広島でも。


麦味噌は、はやく熟すのかな


赤だし味噌とは?…みその販売店が、硬い豆味噌を他の味噌と予めブレンドして使いやすくしている


P66

すぐにできる味噌汁

味噌茶!

土井さんは携帯味噌を持ち歩いているらしい…暖かい日でも大丈夫なのかな


かちゅー汁…鰹節の味噌汁

季節の味噌汁もいいよね

春🌸

山うどと鯖の水煮のみそしる…🥰

貝の旬も春なんや

夏😎

じゅんさい

鮎!の焼いたのを煮る…

ナスは長く煮るとアクが出る

かぼちゃって硬いけど意外と早く柔らかくなるものかー

ポタージュ、と気合をいれなくても、煮くずれたらスープだ👍

すり伸ばし汁…冷や汁など

焼き魚のほぐし、ごまペースト、きゅうりもみ

秋です🍁

むかごのみそしる!!(小さな茎)

ナスはきのこの毒消しになるらしい?

冬⛄

根菜。にんじんは柔らかくなるがそれ以外はなじまない?!ごぼうはささがき

大根はやわらかくなる気がするけどなー

ゴマ油で豆腐を炒めてけんちん汁

塩鮭で粕汁うまいよねえ


だしをがんばると、具より汁が主役になるとなー

チキンスープでもいいんや!

みそとの組合せの問題

白味噌は麹の甘み旨味があるので、かつおだと強すぎる。たしかにいつも昆布やわ。昆布すらなくてもいいらしい

鰹の濃ゆいだしはみその風味を損なう、控えめが良き


おかずを作ったら、おかすで使った具材をみて味噌汁から引く


香りのもの…吸い口

おろし生姜を止める…天盛りや吸い口として香りのある食材を最後に乗せることをとめるという…cool


うずみどうふ…豆腐をだし汁ごといれて、味噌を乗せる。溶きながら食べる


一汁一菜はスタイル

とーすとをぐにした味噌汁、50年前のレシピにもある👀

へぇ!

チャイにラスクをひたす的な…?

和食はこう、イタリアンはこう、という情報に洗脳されてないか??

あるものをたべるっていいよね

一汁一菜を基礎にして暮らしに秩序ができれば、おのずから自由ないろんな楽しみができる…

アシュタンガヨガの練習もそうかもな…


P82

家庭料理に関わる約束…食べることと生きることのつながりを知る

一人ひとりが心の温かさと感受性を持つ。人と自らが幸せであるようなちから


家庭料理は工夫しすぎないほうが大事

変わらない味が安心なので

フランス料理とかいれこまないとな…?!

料理をする人は既に愛している

食べる人愛されている

Hmmm

上手でも下手でもできることを一生懸命なぁ


コンビニの食べ物は作った人の顔すらみえないよねえ


食事には情緒と現実という大量の情報がやり取りされている

基準ができてくる

良いものと悪いものをみわける

*そのために自分の目をきれいに、汚れを取り除かないとな…

人を幸せする力、自ら幸せになる力の基盤


判断基準をもつとは?

これまでの経験と初めての経験の違いに気づくことでもある

壁の絵や素材の切り方の変化に気づく

気づくことは閃き、心が開く

喜んてくれる人、分かってくれる人に届くと嬉しい

喜べることは大事だなあ

喜びをちゃんと表現しているか


茶の湯におけるおもてなしの場である茶懐石のような理想の和食では、料理からつくり手が消えている、与贈…みかえりのないgive

なかなか自己中になりがちだけど、よき人に与えることが出来れば巡ってくる…そしてほんとはみんな善き人…


旬の3種類…はしりもの、さかりもの、なごりもの

へえ!

 

情緒的なものは静かなところに現れます

調理中の小さな変化

音や色、匂い、感触

そういうのが全部サプリとかになったらどうやってまうんやろな

食材の気持ちよさそうな表情を感じ取ること

静かな美味しさは考えるのではなく感じること

最近考えてばかり…上司もロジカルだしな…


茶事は、ハレの場

味噌汁みたいにわけずに素材を際立たせる

ごはんも、三回。まだ蒸れていないごはん、熟れたうみごはん、おこげ

(はしり、さかり、なごり)

 

和食は視覚と触覚がつよい

温度も西洋より幅広い

洋食は味覚と嗅覚優先

インドもそうかも


日本食の素材の使い方は結構捨ててキレイなとこだけつかう…

ないぞうとか、皮とか…、

すみません、は、澄みませんなのかー?!


料理によって人間は類人猿から決別

潰して、土器で加熱

樹の実も植物も食べられる

噛み砕く力のかげん減ったので顎がスマートに

消化器も小さくお腹スマート

消化のエネルギーと時間が減った

余暇の誕生

頭の発達

食事がもっとサプリだけみたいになったら…?頭もっと発達するのか??


柳宗悦民藝運動。美味しいまずいのない頃…わび茶のおわん。ムウコウシュ無有好醜


大自然を畏怖し、素材はすべて神様が宿る…なかなか、雑にしてごめんね野菜ちゃん…

清潔であること

自我が明らかになるにつれておいしさを基準にするようになった

 

時々男女役割もちだすなぁ土井さん…


造る、は、人間がつくれないもの。醸造とか、

魚の御造りだけこれなのは。魚が神様で、霊はお返しして肉を恵みとしていただくので、アイヌの熊信仰、イヨマンテにも残っている(・(ェ)・)


昔の豆腐は美しい角が命だったのね…


戦後、日本人は栄養不足とされた…欧米人より小さいので…1950年体末、おこめを食べたら馬鹿になる…おこめ有害説😭

パン、ミルク、肉が推された

脱脂粉乳と小麦粉はアメリカで余ってたから貿易戦略…


主催副菜的な考え方入ってきたけど日本のおかずは蛋白と野菜混ざってる

中華もそうだよね


1970大阪万博

外食産業元年…

循環農業…町で汲み取ったし尿を肥料として畑にまいて、農家の野菜を町に供給する…のが東京オリンピックの都市化できえた…(昭和39)


味噌は1年で一人一斗だった18リットルー!s43は年間7.7キロ、平成20年は3.8きろ…

いま味噌、月に400グラムくらいかなあ私。 

文脈にのる、本質に従う


和心をもって統合

ヒエラルキーの隙間に世界的なものがうまれている…ラーメンとか


食器を美しく並べたら姿勢も整う

自分らしい御椀を使う


一汁一菜で淡々と期待しない日々の中でたまにサンマが出ると喜ぶだろうな、というような


ヒンシュゴカン賓主互換

茶道でおもてなしを説明されなくても気づくこと

それを言葉にすると良い


御膳かランチョンマットみたいなものあるといいなぁ

カレーだって乗せられちゃうかもね。

 

いんげん豆はさつき豆ともいう

里芋を皮ごと茹でる!つぶして粉まぶして焼いたり。

冬の田楽…いいよねぇ


一声掛けて!季節なものを食べる

はつものだよ。ふきのとうの苦みはくすりになるよ。育てるということかもね


何でも専門家の時代にみえるけど、

きれいなものは誰でも作ってよいし作れる…

いいね

人を傷つけないならなんでもチャレンジかもね


時にはお客さんを招いてください

そうねえ

うつわ…!


堀米良男さん

山菜のこえ


いい手になる

器用不器用、上手い下手ではなく

雑念のなさ…いきものへの愛


一汁一菜で良い!と言いたかった。何故?と理由をかいているうちに、日本人の知恵のありか。お天道様。となったらしい。

これってほんとに日本人固有なのかな…?

と思うとこも私はある

エスノセントリズムは避けたいみたいな…


良き味噌は自分が作ったものではない。

味噌に関わらずそうかもなぁ。

作品、場、プロダクト。


見ていると目のかけ方がわかる…

自然農と同じ感じだろうな

観察…

自分に対してもそうでありたいな

自分さんを観て、手を貸す

他人にもね


大昔も今も、料理をすることで大自然に直接触れている


身体がつかれたときには、できたら、ゆっくり時間をかけて火を入れたおかゆ

おかゆ…いいよね。

 

ほっこりでした🙃