Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

『わたしのはたらき』 自分の生き方を問い直しつづけるあなたに

『わたしのはたらき』 自分の生き方を問い直しつづけるあなたに


あなたの理想的な働き方はどんなでしょう?
それを考えようとすると、きっと、どう生きるのか、 どう在るのか?という問いにたどり着く。
すると、「労働」の「働」じゃなくて、「はたらき」 ということばになる。


一つの仕事を直線的に極めるのもかっこいいけれど、
そうじゃなくて、いろんな経験を編みこむようなはたらき方も、
もっとロールモデルが増えていいんじゃないか。
準備しているシンポジウムを一言で表現できない、なんか、 まだすっきりしてない、
と自分の中でぐるぐるしてる。
サブタイトル、何にするかなぁ。
・わたしのはたらきを考える時間
・あなたはあなたのはたらきができる
・むしろ、わたしはわたしのはたらきができる かな
・大切なものを大切にするはたらきかた
ぱっと見て、参加したら自分にどんな変化・ 気づきがもたらされるのか、分かるようにしたいのだけどな。
わかりにくいものも、大事だと思うけど、人呼べないと困るしな。


というわけで、今回のキーパーソンのひとりである、 西村佳哲さんの本をよみなおす。
共感するところが多すぎて、付箋が…笑


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自分の仕事を考える3日間、というイベントの前に、 ゲストたちとお話されたインタビューを綴った本。


●タイトル直後の1ページ…はたらき、とは。
わたしたちには一人ひとりに、
その人が持っている"はたらき"があるように思います。
それは職能や肩書き以前のもので、
持ち味と言えなくもないけれど、もっと力に近い。
本人がいることで周囲が受ける影響、
ごく自然に生まれる作用があると思う。
その"はたらき"と、本人の仕事、
ひいては生きていることがより一致して感じるとき、
人は納得や満足や安らぎを得ているように見えるのだけれど、 どうでしょうか?


*うん、これ。この頭書き、とてもしっくりきた。
かてきょの仕事やホットラインは、結構楽しかったのだけど、 一人ひとりと向き合って、
その子から元気をもらう側面もあったから、だなぁ。
苦手なとこもちょっとずつ励まして、 必ずその子が解けるようになるって信じていたし。


●インタビュー一覧はこんな感じ
★は私に特に刺さって、メモメモしたひと。


1.森のイスキア主宰★
佐藤初女さんを冬の弘前に訪ねる
素直になるのよ


2.ホールアース自然学校 創設者★
広瀬敏通さんの行動原理はなにか?
自分で決めることをしてきた


3.作家、建築家★
坂口恭平さんと"生きてゆく技術"をめぐって
カントは「大人になれ」って言ってるんですよ


4.川口有美子さんは家族介護という仕事を経て★
関係の中で生きているかぎり、必ずなにか与えられるものがある


5.サウンドアーティスト
鈴木昭男さんの生き様を丹後に訪ねる
生かされているのかな


6.主婦、随筆家★
山本ふみこさんは、"主婦"の仕事を?
本当に「勝手にしたい」というのがあって


7.建築家
中村好文さんが大事にしてきたこと
競争しない。自分で走るだけ


8.ミナ ペルホネン代表、デザイナー★
皆川明さんが持続させようとしているのは
一人の人生のなかで完結させるより


9.編集者、ディレクター★
伊藤ガビンさんの話を秋葉原と奈良できいて
「ない」と思って生きている方が、いろいろクリアになる


◎私の中で気になったタイトルは・・・
素直になるのよ/自分で決めることをしてきた/カントは「 大人になれ」って言ってるんですよ
いや、考えてたら、3行目、全部だ。これらは、 インタビューの中で出てきた言葉の抜粋。

それぞれの人の言葉をふりかえる。


●森のイスキア主宰 佐藤初女さんを冬の弘前に訪ねる 素直になるのよ
・「すべてが祈り。ここから仕事、ここから生活、ではなく」
・「自分を信じられるようになるには、素直になること」
・「夢や目標というより、「いま」を生き続けた結果。 目標まったく持たないわけじゃないけど、 それのために進むんでなくて、「いま」 というこの時を大事にしています。」
◎まさにそうだ。
わたし、 目標と言う名の宿題を量産してこなすことで安心しようとしてる。
・「お金は大好きだし大事だけど執着して握りしめるのは嫌。」
◎わかる。その表現の方法美しいな
・「人様のお役に立つように動きなさい」
◎耳が痛い。とても。
・「敏感でしょ、苦しんでいる人って。同格でいかないと。 癒やす、一番嫌いな言葉。人を癒やすなんてできないと思う。 わたしの生活がその人にどう映るか。 自分の行動にその人が何を感じるか。
◎癒すは、同格じゃないものね。
◎孤独とか寂しいとか考えないらしい! そういうときには自分で動いてなにかしている、と。 苦しみは苦しみとして受けとっているとのことだけど。。
・「怒ることはある。遠ざかる。でも、切ってしまわない。」
◎それ大事かも。切ってしまわない。 長く見ていいようにむすばれていく。
ガイアシンフォニー、見たいと思った。
◎そうかぁ、私はバックグラウンドこだわりすぎてるかな。 でも確かに先のことなんてわからない。身をもって体験した、 私も。

 


●広瀬敏通さんの行動原理はなにか?(ホールアース自然学校 創設者) 自分で決めることをしてきた
・「都会にはもうこれだけたくさんいるわけだし、 隙間がないでしょ。そこにいてもしょうがない。」
―自然学校の仕事とは、 いわゆる観光業のような外から訪れる人を受け入れて外貨を稼ぐこ とばかりではないという理解でいいですか?
「はい。 その地域の中で経済を回してゆくのが大事なポイントだと思ってい ます。 集落のお婆さんの買い物を若い女の子が代わりに行って届けて。 多少の手数料をいただいたり、食べ物のつくり方を教わったり」
―その経済の中身は、お金だけじゃないですね。
「僕たちには『給料は』とか『年収はどれくらい欲しい』 と考える慣わしができてしまっているけど、 たとえば最低賃金にしたって、 なにが基準になっているのか誰も答えられない。 いうまでもなく僕らは『自分が幸せに生きる』 基準を見失っているわけだけど、 その手がかりでも掴むことができれば、お金が介在しなくても、 自分という人間がいることの価値、 人々と一緒に何かを成し遂げているといった手ごたえは、 間違いなく得られるのだから」
◎うん、お金以外の報酬というか、よろこび、その媒体がある、 と分かっているけど、忘れるときもある。働いていて/ 働かされている気分になって、 仕事の量や質と金銭的報酬が見合っていないと感じるとき、 何が起こっているんだろう…本当に欠乏を感じているのは、 金銭的報酬ではなくって、関係性の豊かさなのではないか?
・なんと、オーロヴィルに黎明期に行かれていた。20歳の時、、 とのことなので、1970年くらいだ。
アシュラムは、ヒンディーで、同等の仕事、 という意味なのだそうだ。 修行道場や僧院を実質的には指しているのだけど、 そこでは人々は同じ立ち位置で仕事をしてる、ってことなのかな。
南インド独立運動についてのプチ解説も。
1336年: 北部からのイスラム勢力に対抗するべくヒンドゥー教の国々が集ま る→ヴィジャヤナガル王国誕生。南インドの大半を統治
1565年:(約200年の抗争を経て)イスラム連合が大勝。 ヴィジャヤナガルの首都は陥落。
→オーロヴィル(チェンナイあたりだから、南部にある。) にいるインド人は北部の人種。 北から来たアーリア系に、南は責められていたのが背景。
・「これまでの社会の枠組みの中で考えてゆく必要はないですよ」


●作家、建築家 坂口恭平さんと"生きてゆく技術"をめぐって カントは「大人になれ」って言ってるんですよ
・「 学校のテストは答えがあるってわかって学校に希望がなかった。 学習机に壁画を書いていた。秘密基地も作っていた。」(◎ 私もつくってたー!)
・「周りが野球選手になる、医者になる、と言ってる中で。 俺は秘密基地創作者、とは言えない。
でも学習机の空間は自分なりに良くて。俺これは上手いんだな、 と。それに安息の気持ちがある。 自分はこういうことをして生きるんだなということはもう本能でわ かった。」
◎安息の気持ちかぁ。自分の道が分かっているという安心かな?
「でもこれ職業にないよねと親父にきいたら、」
◎そこが問題だよねえ!
「建築家という仕事があるよ、と。それで、 なりたいものがわかりません、という部類には入らずに、 そっちを信じてみたんですよ。」
◎ほんとに、信じていて、道が勝手にひらけている人だなぁ。
「運命を感じていて、 自分には使命があるとわかっていたんですよね。 僕には成功という概念はないです。実現しかない。 でもこの頃はまだ自己実現だった。 自分はこういうことをしたいという。 そうじゃなくて社会実現をするんだということ。 自己実現ということで僕は始めたけど。なんかおかしいな、、、 と少しずつ気づきはじめて。自分はあれをしたい、というのも、 実はなにかをやらされている可能性も高いわけだし。 いまはその概念自体に違和感を感じているんです。
花屋さんになりたい人も、厳密に考えていったら、 花が好きだから、ではないはず。花が持っているなにかに、 打たれてしまったからだろう。それは食っていけるとか、 それがなにかになるというものではないんじゃないかな。」
◎うん、こういうこと、時々考える。
what is my role in this life given by God ?


レヴィ・ストロースに従えば、僕には返礼義務がある。
僕が持っているように見えるものは渡されたバトンでしかない。 個性は渡されていく。」

レヴィ・ストロース、ちゃんと読みたくなった。


「artは元々、ラテン語のars、つまり、わざ、技術。」


「やりたいことがあると感じているのなら、 自分のポジションに立って、 自分自身の言葉を話すことだと思うんですよ。 なにかが実現するときって、絶対にひとりではない。 必要な誰かと会うことによって、 ほぼそれで実現すると思うんです。 だからハードルは全く気にせずに、自分が会いたい人を一人だけ、 何年かかってもいいから探し出すといい」


「カントの啓蒙とは何か。それは人間が、 みずから招いた未成年の状態から抜け出ることだ。 未成年の状態とは、 他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことができないという ことである。この人は、 ほとんどの人が未成年であると言っているんですよ。」
◎私は子ども…と、落ち込んだり、 自己中な自分に気づかされる瞬間に思う。が、、 自分でできるだけ決めることができている、 与えられた環境の中で…と思うと、意外と、成年、かな…!?

 

 


●川口有美子さんは家族介護という仕事を経て 関係の中で生きているかぎり、必ずなにか与えられるものがある
・彼女のお母さまも、彼女自身も、いわゆる「自己実現」 という言葉からは程遠い。 もし自分の意思や決定にもとづいて有能感の高い日々を過ごせるこ とが幸せな人生だとしたら、彼女たちが重ねた年月真逆に見える。 その只中で川口さんが感じてきたことを、ご本人の声で、 もっときかせてほしいと思った。「自分の仕事」を、 自己実現や自己決定、 やりたいことができているかどうかといった物差しだけで考えるの は、片手落ちな気がしているわけです。
◎これも、大事な視点だと思う。 誰をも排除しない社会であるためにも。
・「 能動的でない人間は生きている価値がないと思い込んでいるだけで 、受動的な世界のほうが実は大きいということが、 わたしわかってきた。 発信より受信のほうが大事なんだと言い切れるくらい。 触れられることや、風とか日光とか、優しさは感受できる。 すると生きられる。そして受信した本人は身体ですごく表現する。 最後まで。 まわりにいる人たちの感性が敏感ならそれは十分に受け取れる。」
―川口さんは、「自分でなにもできない人生に価値はない」 という考え方や、「やりたいことができるから意味がある」 といった価値観と向かい合っているわけですよね。
「ええ。それは重病人に限らず、 失業しているひとも同じですよね。どんな人だって、 一生のうちに一度くらいは自分の存在を否定してしまうことがある と思う。その時そばにいる人がどうするか、という話に転じたい。 ALSなら介護の話になるけど、 たとえば心を病んでしまった人について、 本人だけの責任にしていいのかというと、そうじゃないでしょう? もちろん励ましちゃいけない。生きているだけで精一杯な時に、『 ああしたらこうしたら』と言われるのは非常につらいですよね。 期待されてもできないわけだから。 そんな時は見守ってあげるとか、 当面は食べていけるように支援してあげるとか。 まわりがしてあげないと。
◎そうだよねぇ。。落ちた時、ほんとーーにそう思った。 衣食住を助けてもらえることとか、 一緒に楽しいことをできるとか、話を聞いてもらえるとか( アドバイスなしに、いいやん、休んだら、って。) すごくありがたかった。


「本当に些細なことでも、 一所懸命やると仕事になっちゃうんですよね」
―仕事から喜びを得るべきだし、 さらにその仕事で稼がなければならない。夢も実現しなきゃ。 と思っている人が多いと思います。
「私の仕事はちがう。 与えられていることに引きずり回されていて。 達成感のような喜びはあります。 でもそれは他者の幸せをみて感じているわけで、 自分のためだけのものではない。 人との関係性に基づいた仕事をしているんですよね。 関係性の中でいきている限り、 人には必ずなにか与えられる使命がある。ささいなことでも。 それに気づくのが大事だし、 かつ自分にできることを一所懸命やることでしょうか。 みんな与えられている。それは絶対に。」
自己実現欲求…とかいうけど、自己実現すべき、 というプレッシャーがあるのではないか?★☆★
ナリワイの伊藤さんは楽しそうにやってるけどそういう圧を感じな いし、社会の圧を飄々と、古武術のように対峙している気がする。 これは、自分らしく生きる、という話をする時に、 忘れてはいけない観点だ。


●山本ふみこさん主婦、随筆家 山本ふみこさんは、"主婦"の仕事を? 本当に「勝手にしたい」というのがあって
・どんな職業人も個別特殊解として働いて、生きている。 そう考えると、肩書はたいした手がかりではなくなる
・「『10年後の夢をきかせてください』とか訊かれると、 すっごく困る。そんなこと考えたことないもの。明日か、 明後日くらいまでのことしか考えてないです。うまく『成り行き』 に乗るのもいいんじゃないかな。わたしは自分の成り行きに、 まじめに乗ってきたと思う。
―「成り行き」と聞いて、「エゴを手放す」とか「 状況に身をゆだねる」 というニュアンスで受け取る人がいるんじゃないかと思います。
「それとは違う気がする。もう少し厳しいよ。西村さんだって、 成り行きで今日わたしの家に来てるわけじゃないですよね。 それでもやっぱり人生の感じとしては、とても『成り行き』 だと思っていて。それは、与えられたものをどう受け取るか、 ということだと思う。与えられるものに敏感になる。」
―具体的に言うと?
「クリスマスの日に鳥を用意してたけど、すごい量の魚が届いた。 これも成り行きだなと思って、どう受け取るかだな。と。 そこから鯛を焼いて、イトヨリを刺身にして…」
「成り行きにまかせるというのは考えないことではなくて、 もっと意識的なことだと思う。この時わたしは意識的に、 考えないで手を動かした。」
「自分の成り行きを見つけたりそれに乗るには結構“感性” がものを言うと思う。 木の葉が落ちてくるように目の前に現れる気がします。 それはやっぱり自分で気づくしかない。」
◎私も、まじめに成り行きに乗ってきた方だと思う。 しかし10年後を考えたことがない、かぁ。私は、一瞬考えて、 うん、やっぱ分からんわ、と思って、やめて。の繰り返しだ。 もう少し厳しいよ、というのが、印象的。どう受け取るか、かぁ。 それは一見ネガティブに見えるものに対しても、 そうなのだろうね。


「実は主婦じゃない人ってあまりいないんですよ。 私は家族いないし、と思う人がいるかもしれないけれど、 馬鹿言え!自分が家族じゃないか」と。 自分の機嫌損ねちゃまずい。もてなしたり、休ませてやったり。 書斎に行くと、いらっしゃいませ。みたいな感じになっていて、 スッと仕事ができるようにしている。」
◎いやーほんとそうだな!!!
「家事って毎日毎日、繰り返していくには、 相当自分の世界というか、 勝手にできることでなかったらとてもじゃないけど、 という気持ちがわたしにはあるかもしれない」
◎だったら、家事だけじゃなくて職場での仕事もそうかも~。 他の人もいるから、なかなか全部が全部とはいかないけど。


●ミナ ペルホネン代表、デザイナー 皆川明さんが持続させようとしているのは 一人の人生のなかで完結させるより
・「女の子は『大切にされたい』という気持ちが強いと思う。 少なくとも男子よりそれを隠さない」
◎そうなのか。男子はちがうの?
・「 不器用だと飽きずにその仕事ができるんじゃないかという思いに至 った」
◎その発想すごい、、私にはなかなかできないかも。 うまくできないと飽きちゃうかも。 うまくできても飽きるんだけど…
・「この業界への疑問はいろいろあって。 なんで素材を自分たちでつくらないのかな?とか、 どうして誰かが描いた図案を選ぶんだろう?とか。」
・「大事にしたいと思ってやってきたのは、 経済効率を優先させないことです。 ファッション業界全体は良くも悪くも合理化されていて、 モノの完成度より物流と経済性のほうが優先されてる。 でも利益を生もうと思ったわけではなくて、 洋服そのものをつくってみたいという気持ちで始めたわけです。 そこがブレてしまうと、 この職業を自分が選んでいる意味がなくなる。」
◎つくること、その営み自体に、意味があるのだな。 クライアントの気持ちとかは、 どういう風にとらえているんだろう。需要…重要?


●編集者、ディレクター 伊藤ガビンさんの話を秋葉原と奈良できいて 「ない」と思って生きている方が、いろいろクリアになる
・「美大生の卒業制作を見てきて、 いい作品を作る人は単に作業量が多い人です。 完成の良し悪しじゃあない。」
・「自分はだらしないので。 別に肯定的でもなく結構否定的に捉えているんだけど、 でも直らないものは直らない。 それでもやっていける仕組みを考えるしかない」
◎わかる・・・けどついつい直さなきゃって思ってしまう。
―今のガビンさんの仕事は?
「日替わりです。だから説明しづらい」
◎素直にそう言えてしまうのがかっこいい!!!


●あとがきと謝辞
・訊ねた問いは、
1どんな仕事をしてきたか? 2何を大切にしてきたのか?
エピソードはその枝葉だ。
・著作を読みながら探るのは、この人と自分は相性がいいかな? という予感の有無だ。本を読む人もフォーラムに集まる人も、 ゲストと僕(西村さん)の関係性の中で時間を過ごすことになる。
・川口さんに会いに行くときに浮かんだのは「 幸せになるために生きているわけじゃない」という言葉。 幸せでない自分に意味がなくなってしまう。
・カント・・・大人になろうと諭すのではなく、 大人扱いすることが大事。
・イベントは3回目で終了。やめないと、始まらないことがある。

 

超絶長くなったけど、

それくらい、好きになった本なのでした。