Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

良い面を見るように、引き出せるように

外国につながる子どもたちや、家族と関わる、ともに生きていくために、

大切なことは何か?

そんなお話をさせていただく機会がある。
先生や、先生の卵な人が主な対象。
実際に体験した人のエピソードがやはり効くので、
ネイティブの方と打ち合わせをしてのぞむ。

私のほうがまだ慣れてないので緊張している。
今回は台湾出身の方とご一緒するので、
打ち合わせた。

印象的だったのは、
優しい人もそうじゃない人もいる。
それは日本でも台湾でもどこでも。
だから、会えて嬉しかった人にフォーカスする、
ということ。
つい、苦労話とか引き出したくなりがちだけど、
良い面をみるように。

お子さんが幼稚園のとき、
○○くんは、ジャングルジム登りができてない。遅い。一緒に練習してください。
と言われ、
素直に一緒に練習したのだそうだ。
すると息子さんは登ることにすごーい恐怖心が出てて、泣いちゃったそうなのだ。
なので、それを先生に話して、まぁなんとか了承(?)を得た。
一方で、小学校のときの先生は、
○○ができるようになった。褒めてあげて。本人のペースでできるようになっていっているから、大丈夫。
と、肯定的な励まし、声掛けで、とても救われたって。

いろんな先生を見て、
批判的な先生(人)は、本人の自信のなさもあるのだろうな、と気づいたのだという。

そうだねぇ。
そういうふうに俯瞰して、他の人を見られるといいな。
つい、自分が責められた気がしたり、好かれてない気がしたりすると、もやーんともなるけど。

そのネイティブさんは、素直に思ったこと言うし、聞くし、さばさばしていて、とても気持ちの良い人。

優しい人もそうじゃない人もいる。
辛辣な人にフォーカスし過ぎたらやってられないから、優しい人に注目するようにした、って。
人も自分も完璧じゃないし、うまくできないことがあっていい。

私も、良い面を見るようにしたいと思った。
つい、減点法をやってしまうこともあるけど。
私には○○が足りない
今日あれができなかった
こないだの研修は○○さんからウケが悪かった
とかとか。
万人受けは無理って分かってても、ちょっと気分おちる。(にんげんだもの
指摘がその通りな気がすると、とくに?
評価だって0/100じゃないのにねぇ。
率直に改善すべき点を教えていただいて嬉しいですが、良かった点、どういうふうにしたらいいかという具体案も教えていただけますかっ?!

柔軟でありたい。芯はありつつ。

人に対しても、
なんでこの点を聞き取ってない?
なんでこれやってくれてない?とか、
思ってしまうこともあるけど、、
してくださったこと、
当たり前に思えることでも、
ありがとうを忘れないように。

守るべき質のラインは悩む気もするが。
自分のほうが新入りだから?勉強が足りてないから?(また出た、足りてない症候群)

そもそもどうしてこの仕事に興味持ったのだっけ。
マニラにいて、アイデンティティと向き合う子たちを尊敬すると思ったから。
私も多分アイデンティティを見つめることの多い人間だから共感してるのだろう。
多様性を力に、豊かさにできる社会であれますように。
お一人おひとりの経験や強みが活かされるような、引き出せるような働きができますように。
そう。ストレングスファインダー、developperだったものね。
自分自身を活かして生き、人も活かしなさい、だな。empower.