Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

気仙沼ニッティング バリキャリだと思って躊躇しなくっていい

気仙沼ニッティング物語を読んだ。

 

ばばばばーっと、 感想の原液垂れ流し。

 

 

陶芸の体験でつくった乳白色のお湯のみに、 インスタントでも気分よくエスプレッソを注いで、 ゆるりとした午後の読書。


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同じ日本でも得る情報が違う

祈る文化

バーター経済

気仙沼ニッティングで学ぶ意外なあれこれ

フレキシブルな働き方で人は集まる

小さきものの戦略 編む人にこそ経営の話をする 反感は?

 

 

前職をどういかしている??

 

字がきれいな人だ~

 

「いまは、日本人として、日本のために働くべきときではないか」

と考えるようになったのは、3.11の時にブータンにいた、 はがゆさ

 

世界を旅するのが好きで、国際協力にも興味があったという、 たまこさん。

 

わかる気はする。 

インドにいるとき、インドの役に立てているだろうか?

と思うことがあった。

インド人の同僚にも、在インド在住の日本人にも、 インド向いてるって、言われてはいたけど。

もう少し現地語がいる??

うーん。

ヨーヨーマーの映画を見た時も、ぐさっときたのは、

「貢献したいと思うところがふるさとだ」

貢献できるってなると、日本語が生かせるところ、 になるって思った。

本当はそんなに狭く考えなくていいのかもしれない。

国境なんて。

といいつつ、外国で外国人として働くとなると、 その国の人じゃないのに居住させてもらうわけだから、 やはりなにかメリットを提供せねばならない、と、 ビザの手続きをしていると感じた。(そういう書類も、 提出するので。インド人じゃなくて、 なんでわざわざこの人をこの国で雇用するのか、という書類。) 日本で日本人として生活するには、 理由を説明させられることがないけど、 外国で外国人として生活するには、理由を説明させられる。

異性愛規範が強い社会の中では、異性愛者(ヘテロ) は慣習的に無意識に異性愛者でいられるけど、 ヘテロじゃない人は、なぜ同性が好きなの?なぜバイなの? などと、説明させられる機会が多い。

あー、脱線。

みんなGlobal Citizenになればいいやん。いや、 でも、主権国家はある。という葛藤。

自国にも他国にも良い感じになればいい。 おたがいにきもちいいのがいい。

 

コンサルだったからこそ、現場に入りたいって思ったのかな??

 

みずからがんばる場がなく、 ただ人から何かをもらい生きていくのは、なかなか辛いことです。

ほんとそうだよね!!

 

毛糸と編針さえあれば、明日から始められる。

気仙沼にも編み物にも接点がなかったのにはじめちゃうところがすごいって思うが、

他に出会った経営者の人の姿が、背中を押したのだろうな。

斉吉さん(さいきちさん)のとこで下宿。斉藤さん。

「入浴中」の札をつくった。

うちにもある。笑 一度、入浴中なのに間違えて開けちゃったけど← 

いわゆる日本人像の逆を行く、気仙沼の人々。

外を見てる、リスクをとってチャレンジする、 堂々としてまっすぐ目を見る。

(リスクかぁ、、)

遠洋漁業なので、世界中に行っている。

「東京なんておっかねえとこ行ったことねぇ」「あ、ハワイ? ハワイなら、よぐ行った」

GLOBAL:球体の。まんまる。

自然が相手、海が相手の狩猟な人々だから、 人生の不確定要素を飲み込む度量がある。

 

ほしいものが買える場所がない。知りたいに「○○ がほしいのだけど、ネットで注文してくれない?」と頼まれる。

うちの親の世代でも、既にそうかも。 ネット端末で一緒に調べて買ってくれる御用聞き、 なんていうのも、ご高齢の方が多い街なら、ナリワイにできそう。

 

気仙沼の人が誇りを持てる仕事をつくる~編み物である理由

①毛糸と編針さえあれば、明日から始められる。

構想が動きだしたのが2011年冬、具体的に始まったのは201 2年6月。設備投資がいらないからこそ。

機械化された製品と、どう違う路線にいくか?技術は?

②ほしい!と思ってもらうデザイン:三國万里子さん。

マザーハウスの思想と似ているな。 マザーハウスの店舗スタッフさんと話してた時、山口さんは、 デザイナーです!って言ってはった。

気仙沼の人は編み物になじみがある。 漁業に出かけるときのセーター

私は何になじみがあるかな??田んぼ、 色水や草木のにおいを混ぜること、

④給与水準の高い日本で、労働集約的な手仕事をすれば、 コストかかる。→適正な価格で売れる必要→ ティッシュケースやコースターのような、小物だと難しい。

マザーハウスも、かばん、おさいふ、パスケース、ジュエリー、 ショール、など、良いもの、長く使えるものなら、お金かけよう、 と思うものが主だ。

他にはそういうのってなんだろ。旅行、マッサージ( ほんとは定期的に行けるほうがいいけど)、化粧品、外食、 栄養価の高いもの、宿泊。

 

夏用のニットはあるかね。製品が見てみたいな。

 

本場であるアラン諸島へ行った!下宿先の斉藤和枝さんも一緒に。

本場、いちばん、源泉、が見られれば、自分がどこ目指すか、 何をしたらいいか、わかる。

「漁から無事にもどるのを祈るところが、気仙沼と同じだ」

 

今はプロの編み手はほとんどいない、アラン諸島。でも、 編み物は好き。おちつく。

衰退した産業、その道のりを見ておくことも、 参入する際には大切。

・お客さんにとっての手編みのうれしさ、価値とは?: 自分のことを想って編んでくれている人がいる。「 たいせつにされている」という感覚→オーダーメイド  未来食堂の「あつらえ」もそうかも。チャイはどうかな~~。 スパイス加減、水と牛乳の割合などで、表現はできそう。

・記念に買うのではなく、着たくなる、使いたくなるものか?

・数を追って質が落ちるようなことをしていないか?

 

試験受けるときに試験問題を見るのと似てるかも? たとえがチープだけど。

モンゴルで本場の馬乳酒とかチーズとかあじわいたい~!

マニラでヒロット受けられたのは、よかった。 フィリピン人のお姉さんの施術がいっちばん心地よかった~~

インドでたらふく、いろんな旅先でカレー食べたのも、よかった。

すべてがフィールドワーク。生がいい。 協力隊の人たちもそうかもね。

 

なんと、毛糸つくっているの京都の毛糸やさん。AVRIL。

 

編み手探し

口コミはいい手段ではなかった。

意外。どのくらい、編み物ができるのかは、分からなかった。& 付き合いで来てくれた人も。そうなのか~

すでに実績ある人ではないから、なぁ。

編み手が、編んでいるところを、見られる機会。かつ、 編みたい人、編むのが好きな人が集まる機会。

→ワークショップをやってみた!

でも、カタカナじゃわかんない。なんだろうな、、 井戸端編み物の会?お茶飲みながら編む会?習い事じゃないしな。 お試し会?実験の会?「これ、編めます。三國さんによる手袋IP POの編み物レッスン」レッスンか~~これ編めます!って。 シンプルだけど、おお、編めるんだ!やってみたい! を背中を押すことばだな。できますよっていう。「 毛糸も編み棒も、お茶もあります。おやつは、じぶんでね。」 おやつはじぶんでね、っていって、 参加者が持ってくる余白を残してるのがいい。しかも、 持ち寄ってください、じゃなくて、じぶんのぶん、 って感じなのがいいかも。自分の好きなものを持ってきて、 余白でお裾分けしあう。

一緒に作業するというのは、いいよねぇ。 ごはんづくりもそうだねぇ。

「震災後、日々一生懸命に生きる中で、 自分の楽しみのものなんて買ってはいけないと思っていた」

大変なことがあると、 そういう時こそ楽しいことをしたらいいのだけど、 楽しいことをすることに、罪悪感が沸くこともあるよなぁ。 休みをもらっているのに、支援を受けているのに、遊ぶなんて。 楽しいことをするなんて。という。

WSで編み手を発掘。真剣にもくもくと編んでいる雰囲気。 じゅんこさんとゆりこさん。

練習用カーディガンのお客さん募集!なるほど。 ほぼ日の社員さんに。

カットモデルとかと似てるな。

 

たまこさんご自身は編み物好きなのかな?いつから?

 

最初の商品は値段から決まった:15万円。

プロジェクトも、 目標の利益になるように予算立ててから始めるもんねぇ。

 

編みものはロジカルなのにエモーショナル。

糸井さん、うまいこというなぁ。

私も、ロジカルともいわれるし、エモーショナルともいわれる。

 

小さくても成り立つことから始める。4人の編み手。4着のオーダ ー。

手紙を交わしあう。おきゃくさんと。

 

東北のことが語られない東京と、東北の話題がメインの気仙沼

新聞だって、テレビだって、そのエリアに偏っている。

職場によって、自分の関心によって、 自分の周りの人の関心によって、注目するニュースだって違う。

視野がある種狭まるのは、 インターネットだけの問題でもないなぁ。

本屋だってそうだろうしなぁ。

 

沖が時化ると、外国船の漁師たちが、Wi-Fiを求めてカフェに 来る、気仙沼

なるほどーー!意外な姿。Wi-Fiをちゃんと、おいてるのが、 マーケット感覚あるよなぁ。

 

買い物が、友達のところにお金を落とす、という感覚。

そう、できるだけ、チェーンより、地元の商店におとしたい。

八百屋さんがすき。といいつつ、夜中はやってないから、 チェーンにも頼ってしまうんだけど。

チェーンのほうが電子マネーも使いやすいしなぁ。

携帯決済、小さいお店もどんどんやればいいと思う。 インドだったら、小さい店もやってたもの~ 携帯と口座があればできるのだもの。

平日にお野菜買いためるようにするのがいいかな。

いや、お野菜は7割がた、八百屋さんだわ。

チェーンに頼っているのは、納豆とか、たまごとか、豆とか、 缶詰とか、飲み物系、おにく、魚系だ、なー。 お肉屋さんでお肉買うとどのくらいなのか、 魚屋さんで魚を買うとどのくらいなのか、探検の余地ありだ。

 

●セカンドモデルは、普段着として着られて、これ、 気仙沼のおかあさんが編んだんだ、 とちょっと自慢できるシンプルなセーター

→おきゃくさんも、編み手もひろげる

ぐっとしぼったファーストモデルからの、結構な転換な気もする。 勇気要りそう。

*私だったらシンプルな、カーデがほしいなぁ。

私も編みたくなってきた。刺繍さしたり。

 

 

*何年先まで描いて事業しているんだろう??

*旅に出たくなったりはしないのかな??

私も、相談員さんたちが、いきいき働いてくださっていると、 うれしい。

とくに、ネイティブの方が。

一方で、自分が前でしゃべるのも案外すき。

 

大事にしたいこと

1「誇り」をもって仕事をしていきたい

2「うれしさ」を伝えていきたい

気仙沼の「稼げる会社」になりたい(納税というのも誇り)

4世界中の人がお客さまに。

 

うーん、わかる~~~

公すぎないの、やはり、なんやかんや、惹かれるな。。

おきゃくさんに喜ばれて、利益が出る、というのは、 シンプルにうれしいことだ。

大切にしたいことはどうやって描いたのかな?

 

私は??

自分寄り、かもなあ。自分も生かし、相手も生かしたい。

アディダスとプーマのヒストリー共有、すてき。 自分たちの仕事との結節点、ロールモデルをしめしている。 ビジョナリーカンパニーだなー

かながわが、多文化ソーシャルワークの起点。 若い人がもっと来るようになるといいのかも??

 

*何をよろこんでくださっているのか、 サービスをどのように評価してくださったのか、を、 還していきたい。とくに、 ネイティブの方には見えてない気がする。

ケース会議、よかったケースの分析もするといいかなぁ。

 

●変えていいものと、変えてはいけないものの基準を決めない。 基準だって変わるもの!

トライし続ける

 

気仙沼ニッティングは、日本から世界のお客さんへ。 マザーハウスは、世界から日本のお客さんへ。って感じかな?( マザーハウスの顧客層が、日本以外にもいるのか、 わかんないけど)

マザーハウスとつながって、コルカタで働けたら、 たのしいかなーー

*うちの事業は、日本にいる、外国つながりの人、がターゲット。 その周りの、日本人、も、ターゲット。

 

自分が休んでも大丈夫な組織づくり。

それが組織のよいところ~~

いま、御手洗さん以外に、右腕的な人は、いるのだろうか。

高村ちゃん。東京の美大卒業後、気仙沼に移住した新卒社員。 新卒をとるんだ!!

 

個人ならば??ゆるい共同体なら大丈夫なのかな。

あとは、生活コストを下げる、別の生活拠点をもっておく、など。

 

一生懸命頭をくりくりさせるほど、むずかしい。

もともと被災地だし、リソースが多いわけじゃないし、 好条件とはいえない。

それは私の今いる業界もおなじだ。

頭をくりくりさせがいがある。

*黒字にできたポイントは??

売上、コストの計画?

 

インターンが1,2人、常時いる。

地元のおばちゃんと、よそからの若者( 興味をもっていろいろ聞く存在)

若者の役割は、なんだろう?営業?編むこと以外すべて!! 商品企画、ネット販売、展示企画販売、商品チェック、在庫管理、 資材発注、梱包、発送、問い合わせ対応、取材対応、会計… 店舗を立てるのも!物理的に。「メモリーズ」:コンセプトを、 具現化した店。自分の住まいも、装いも、 自分の生き方のコンセプトを表現するものだ~

最初は、月に数日あけるろことから。小さく始めるの、すてき。2 015年には、毎週末あけているそうな。

今の職場もそうかも~若造側が、運営側なのは、 恐れ入る感じだが。

マニラの時もそうだったな~

私の今(まで)の仕事も割とそうね。それ以外の全部!みたいな。

バーター経済!

インターン:住むところとお夕飯が用意されている。

住居がそもそも流されてて足りてない→会社で、 市や県から仮設を借りている

ごはん→斉吉商店さん。斉吉さんが忙しいときは、 斉吉さんを手伝う!(お金で払うかわりに) まかない的なシステム、いいな。

バーターが成り立つには、誰が何をほしいのか、 理解していることが必要。足りない部分をお金で補うより、 お米とか!

NPOに訪問に行くにも、お菓子より図書券ください、 というところもあると聞いた。

お米もありかもなぁ。勉強道具とか。

 

たしかに。

インドで高額紙幣使えなくなったとき、 自分の苦手なインドスイーツを、 八百屋さんやくだものやさんで交換しようと試みて、3件目の果物 屋さんで交換成立した。

(お金に換算したら私のほうが200ルピー分のお菓子、 相手からは50ルピーぐらいの果物、だったけど、まぁよし。)

なぜ成立したかな~?

そのおっちゃんと仲良かったし、面白がってくれたから、 だったと思う。

おっちゃん的にそこまでお菓子ほしいんではなさそうだった ^^;

その前に2件あたったけど、 その八百屋さんもいちおう顔なじみだったけど断られたもんな~

 

●MM01のお客さん分析~ 買い物スタイルのニーズに追いついてないエリアの人

A県庁所在地じゃないところ。

B普段からお金を使いまくっている人ではないけど、 良いものを長く使おう、という志向の人→でも、 そういうものを買える場所が近くにない(A)

こういう、質的な価値観分析、おもしろい!! お客さんからメッセージをもらっているからこその分析だ。

 

フレキシブルな働き方で、人は集まる。: 社会的意義だけでなく、組織の力になる

編み会以外は、家で、マイペースにできる仕事。

納品数のノルマはない→会社としては生産計画どうしてるんだ??

 

今の職場、テレワークできるかな?? 朝夕のブリーフィング以外はあまり場所問わない。いろいろ、 相談できるから、デスクにいるのは便利だけど。 フリーアドレスもできるかも。 私は机に資料置きすぎててやばいけど。。

 

●毛糸って繊細!一定しない。羊の個体差、その年の気候。 羊毛の価格変更:ファッション業界の中での羊毛の需要による。 供給はそんなに変わらない。2倍になる年も。

 

●せっかくなら気仙沼に行ってみよう

 せっかくならこっちにおいで。この場を見てみたい、 と思ってもらえる工夫。一度来てくれると、 リピートしてきてくださる方も多いし。電話もできるし。

 

HBSからも取材。ケーススタディ!延べ90人

乗り越え方を学んでいる。DV支援もそうだ~介護もそうだ。 支援はみんなそうだ。弱くなる時が必ずくる。

 

震災後、は日々の日常。

被害後、も。うつのあと、も。レジリエンス

メディアの情報は消費者の欲しそうな物語に加工されている。 被災地も、インドも。

 

栄区だからこそできること??

かまくら

よこはまからはなれておる

大船近く

おいしいもの?

土地代やすいのかな?

 

田舎だとコミュニティ狭いからすぐにキーパーソンにつながる。

エキゾチックさが生まれて逆に遊びに来てもらえる

街の中で存在感持ちやすい

 

先生たちの情報収集手段?

 

市場感覚を忘れないように、買い手の日常を見る。 どんな服を着てる?

とてもわすれがち!!!

デメリットは、相手の声を聴いて調整すれば解決できる。

 

私の戦略はなんじゃ~~

強みをいかす

ちいさいからこそ、価格を上げる

日本語も、かてきょ的に。富裕層かてきょ。

ハイレベル日本語。

 

編む人にこそ経営の話をする

相談員にこそ実績の話をする

みんなが、リーダーと同じ景色を見られるように、みせる。 全体を。

 

経営にあたって、編み手さんが何を求めているか、 知ることは大事。

→私もそうだ~~

FWとかで、きいてもらう。外の取材から。 この仕事に何を求めてますか?

私は何だろう。この、素直でいられる環境、かなぁ。平和な。 それと新しい学びの機会、創造の機会、かな。それと出会い。 お金じゃないな。 そりゃ適正な報酬は欲しいけどプライオリティは高くない… でも成長した分上がってほしい感はある。尊重されたい。 大切にされたい。

 

事業を考えるスパン。。。みじかくなるよな、雇用的に、、 クライアント的には長くないといけないけどね~~

 

自分の心、引っ張り上げる力を持ってる、編み手さんたち。 マニラ。幸せであろうとしている。

 

森を育てるような、ボトムアップの仕事。復興。