「さよなら」が知ってるたくさんのこと (新潮文庫)
人との関わりについて、唯川さんのつぶやきをまとめたようなエッセイ集。
気をつかわなくていい友だちとお茶してるような気分になる本かな。
ひと粒ずつ読めるのもいい。
タイトルになんだか惹かれてしまった。
藁をもすがる気持ちのときに掴む相手は藁。
いっそ落ちて自分で上がれ。
そこから本物を見つける。
という。
なるほどなー。
どうしたら上がれるんだ?
日にち薬?
どこまで来たら上がれたと言えるんだ?
上がったり下がったりまた上がったりし続ければいっか。
ほんとに、優しい人がいいの?
優しい人って、都合のいい人、なのか?
ラクだけど。燃える尽きるのはもうゴメン?
安らぎと、鼓動を打つきもちと、バランスってどんなもの?
ま、いろいろあるけど、
それでいいのでしょう。