Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

葛藤してください〜内田樹 困難な結婚

ふっと肩の力をぬいてくれる言葉が多くて、

ほっこりできる本だった。
けっこんに限らず、

うにうにー

もやもやー

がきつい時に読んでみるとよさそうです。

 

○葛藤するから進める。結婚だってシゴトだって、生きていくほかのテーマだって、
そんなに単純に答えがでるものじゃない。
"もっと葛藤してください。"
というメッセージがあたたかかった。
悩みにはまると悩んでること自体を責めることあるけど、悩むのも大事なりね。

 

○"悩みは小骨のようなもの。その小骨を溶かす消化液が分泌されてる"から、
ぐるぐる悩んでる間にだんだんほどけてることもある。

 

○"社会をどう変えるかが大事。
お金がないから結婚できない、ではなく、お金がないからこそ結婚する"
The personal is political だー
"二人じゃなくても、誰かと共にいることはリスクをさげる。
病んでるときのために結婚する。"
どよーんとなってる時は、相手を見極めるいいチャンスなのかも。


"海外旅行のような、必ずトラブルがおこるイベントを共有してみる"のも、おすすめだとか。
うん、たしかに、対応よく見える。
テンパって機嫌悪くなる人、
内心焦ってるけど頑張って平静そうに振る舞う人、
そのまま一緒に楽しめちゃう人、
色々よなぁ。

 

○"大体の人は結婚できる制度になってるはず"、、というのは、どうなんだろう。
結婚制度を若いし、すでに現代にはあってないとみるか、古いし、まだ使っていけるとみるか。

 

○生きていくこと、Go with the flow
この時間はこの時間でok
"子育てと研究の両立は大変だった"そうだけど、人生経験が豊かになることがほかの面にもよいもの、より深い理解をもたらした。

 

○相手の事なんてずっとわからない。
そりゃそうなんだけど。
でももう少し分かりたいって思わないのもなんか違うような、と感じたり。
ハードル下げるの大事かも。
理解し合うのは難しい、ということを共有できるだけでも幸せだ。
理解し合うことに限界があるという点で、人類平等に孤独なのかもしれない。

 

○"自分が病人になったときのことを考えれば分かると思いますけれど、
病人というのは
わがまま言う
文句言う
生産的なことを何もしない
みんなに迷惑をかける
ことができることによって
治癒するわけです。"

生産的なこと何もしない!!
そういう時間がありだっていう肯定はすごくempowering.

 

○"家事が快楽だと倒錯にはまってみる"

 

○"必要な情報を受け取り、不要な情報をシャットダウンすること。"
ふわふわすると、全部受け取りがちだから、、それってもとから無理やから、いるものだけ受け取ろうね。物の断捨離とも通じるかもね。

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