Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

その信念さえポリティカルかもしれない インドらしいと思ってるものがイギリスの影響かもしれない

他の方の読書メモからの引用なのですが

面白かったのでメモ

インド社会・文化史論―「伝統」社会から植民地的近代へ―  2010/9/9

インド人がベジタリアン化した経緯
・18世紀当時のインド:イギリス人が植民地として支配しはじめた
・本来バラモンだけがベジタリアンだった:全人口の5パーセントにも満たない
・政治・軍事面だけでなく伝道のため入植したキリスト教布教者が、
 宗教的優位性まで誇示→野蛮なヒンドゥー教から改宗するよう迫った。
・ これに対抗したバラモン
・「イギリス人=野蛮な肉食者」というレッテルを貼り、
 キリスト教に対する宗教的優位性を保とうとしたのがきっかけ
→本来非菜食であったはずの残り95%の一般民衆までもが野蛮な肉食をしない人々へ
・「偽造された」アイデンティティはイギリスへの対抗・価値観の衝突によって発生
・やがて当のインド人自身がこの「偽造された」アイデンティティを拠り所とするように
・本来もっと自由だったはずのヒンドゥー信仰を硬直化
・西洋的価値観やイスラーム的価値観への対立軸化させて現在のヒンドゥー至上主義の形成に至る
・そもそもカースト制度自体がアーリア人たちの支配のために政治的に作られたもの
・イギリス人統治のブレーンとなったのもイギリスに雇用されたバラモン
・政治的な思惑がイデオロギーと共に世界や人々の生活様式に影響している
 
いや~~
なにが「本来」「そもそも」
なのか
分からんね!!!
 
なにが「野蛮」なのかも
自分と異質のものを、野蛮とみなしてしまう愚かさ…
を、わたしじしんもくりかえしてしまっているのだろうな
 
じぶんらしい
と思っていることさえ
何かの影響を受けている
 
こうあるべき
こうしなきゃいけない
 
・・・ほんと?
( ̄▽ ̄)
という視点を忘れないでいたい
ついつい、
自分で自分を縛ってしまうけど~~~~
自由な心でいられますように。