『完訳バガヴァッド・ギーター』
鎧淳さん訳
中公文庫
何回か挫折したけど再チャレンジ。
ヨーガ・スートラ読んでからだとおもしろいかも。
一章が短くて意外と読みやすい。
ことばの説明たち
◆アハンカーラ
我執。自己意識をなす、微細な物質からなる内的器官…
ヨーガ・スートラにもアハンカーラでてくる、てか、サーンキヤに
◆ヴィシュヌは、ギータではクリシュナに化身
クリシュナ…髪麗しきもの
ガルダに乗る
クリシュナは戦車の御者としてアルジュナ王子に付き添う
ラーマ王は、アヨーディヤの雄君、ヴィシュヌの7番目の化身
◆ガーヤトリー
24音節(8音節×3行)のヴェーダを讃える古い韻律
◆神々…行為によって生じた高位の存在で天上界に住むが、なお六道輪廻のうちにあって生滅する
インドの神はにんげんくさいよなぁ
六道がわからん
◆サーンキヤ論
サーンキヤ…数に関する、数えあげるなどの意味
マハーバーラタでは断片的にしかサーンキヤを扱っていない、よってギータでも。ギータの中では、理知的、理論的というくらいの意味合い。
◆シァンカラ…幸を齎すもの
(よめない…)🤣
シヴァ神の異称
◆リシ、詩仙
現象界一切の背後にある永遠なるものを神霊感応で感得しヴェーダとして言語を賦与した太古の詩聖たち
詩の仙人、聖人…
現象界の背後!!!
宇宙だな…
なんとなく、あのパングラの。なんだっけ。ベンガルのひとたち、と似てそう、
◆ヨーガ
訓練された行為、また、一定の方法に基づいたひきしめ(緊め)、錬成
c.f 解脱
◆輪廻…サンサーラ
◆知性器官…ブッディ
微細な物質からなる認識と決断の器官
意志器官の上位
P37なんかカーストまざるのだめみたいな話やな
氏族破滅するとき、
いにしえよりの氏族の法滅す。
非法また、全氏族に蔓延す。
非法の蔓延より、クリシュナよ、氏族の婦女堕落す。
婦女堕落せるとき、ヴリシュニの後裔=クリシュナよ、種姓の混淆生ず。
種姓の混淆は、氏族の破壊者らと氏族とを、ほかならぬ地獄に導く。
そは、これらのものの父祖たちの、餅菓、閼伽水の供を欠きて、地獄におつればなり。
P45面白い
P48c ool
決断
ヨガ的か話や
2-48
ヨーガに立ち、執着を抛ち(なげうち)強運の士(アルジュナ)よ、
成不成に等しく行為をなせ。
平等心がヨーガといわれる
2-53
聖典から乖離したときが三昧なの?!
2-58
亀の、肢足を引き窄むるごとく、これなるひとの、あまねく五官をば五官の対象より引き退くるとき、そのひとの真智は確立す。
🐢
2-68
強弓のつわものよ、五官を五官の対象よりあまねく引き退くるひとの真智は確立す。
強弓の…アルジュナはマリーチと関係あるのかな?
3-14
万物は食餌より生じ、食餌は雨より生ず。雨は祭式により起こり、
祭式は行為より成る。
行為…のひとつがヨガやったりするのかな?
3-28
自己と素因、行為との別につき、
真実を知る人は、素因が素因に作用すると考え、執着せず。
4-13
四重の種姓は、素因と責務の別により、われ創出す。
われその作者なりとも、一塵をも動かさず、不易なりと知れ…
んーなんか??カースト肯定しててうこかぬもの、みたいな感じちょっとやだな。
私の誤解かもしれぬが
4-38
この世には、知識に等しき浄めの具の存されば。
行為の実修(カルマヨーガ)にて成満に達せるひとの、時経るにつれ、
そを、おのずと己のうちに見出す。
5-8,9
ヨーガを修し、真理を知れる人は、視視、聴き、触れ、嗅ぎ、食し、歩み、眠り、呼吸し、喋り、排泄し、攫み(つかみ)、目を開き、閉ざしつつも、
「われ、なにごともなさず」と考えうべし。
「五官が、五官の対象に作用す」と思量して
5-12
ヨーガを修し、行為の功果を抛捨(なげす)ひとは、全き寂静を得。
寂静…😌😌😌
5-18
学識、礼法すぐれしバラモンに、雄牛、象、犬狗、また非民に対し、聡きひとは、平等不違に観る✨✨
★おお、平等な感じだ!
といいつつ階級を前提にしてる感はある?
5-20
好ましきを得て悦ばず、厭うべきをえてわななかず、
知慧定まり、迷妄なきひとは梵を知り、梵に憩う
憩うっていいな…😌
第六章なんだか具体的。
6-13
身体、頭、頸を垂直不動に保ちつつ、揺るがず、己の鼻の先端を凝視し、いずれの方をも顧みず
凝視なんや…わたしの先生ののプラクティスは半眼みたいにやわらかく見る感じだけど。
6-35
疑うまでもなく、強弓の精兵よ、心は揺れ動き、抑止しがたし。されど、クンティー妃の王子よ、そは反復実習により、かつ離欲により抑止せらる。
アルジュナも、難しいッス〜っていうのねーそしてクリシュナも、うん、むずいよ、でも反復練習!というのね〜
後編はこちら