Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

Ki&Ka ジェンダーロールを超えようとするインド人カップルの話

Ki&Ka ジェンダーロールを超えようとするインド人カップルの話

 

見た。
High heelsってこの映画の曲だったの!
いきなり流れてびっくりした。
懐かしくて、この曲を踊っている人に焦がれていた頃が思い出されたりして😂
人を好きになるってどんな感じやっけなぁ…好きにも色々あるけどさ。

 

主夫の話、というか、男女の性別役割分業を問う話。
こういうトピック好きだわ。
House wife is an artist,そうだなー!
Artisticに生きたい。


KabirのI wanna be usefulという言葉が印象的やった。
本当のほんとうは、

役に立つかどうかなんて超えて、

人はそのまま生きていたらいいんだと思うけど、
社会の中で生きてると役割が欲しくなるやね。

 

大家さんが家を売ると言い始めて、
家を買うためのお金を作るのに、
自分でフィットネスの商い始めるのがナイス。
Money money money,
Kaise Kaise Kaise (どうやって?)
と韻を踏みながらデリーの街を駆ける

でも、カネのためだけにやるんじゃなくて、

喜びからできること。

 

支出のみなおしするのも。
メイドさん1万ルピー、
電気代3000ルピーとな。
私はけっこうエコライフで電気代500-700ルピーだったけど。

 

でもそれぞれ有名になると、
お互いに嫉妬しあうのかな…
特にKiaがスーパービジネスパーソンだし、
Kiaの提案がきっかけでKabirが活躍し始めたからってのもあるんやろな。
Kabirは嫉妬というより家庭を顧みなくなったことへの悲しみかなぁ。
ごはん作っても食べる暇なく出かけたり。

Kabirが取材で忙しくなってふたりで外食してるシーンも心が痛かった。

 

既存の価値観にとらわれず、
でも他人に説明するときにうまく言えなかったりするリアリティ、
そこから勇気を出してこの夫婦の在り方(what we are)を伝えていこうとすることやその後の葛藤が勇気をくれる作品やった。


こういうテーマが受け入れられるようになってきてることも、

社会の変化として嬉しいやね。

田舎では公開されてたのか気になるなぁ。