読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Living Diversity

いろんな文化ごちゃまぜのところが好きです。 ケアする人のケア&当事者研究、アロマ、タッチング、 多様性がいかされる場  ひとがどうやって元気を回復していくか? が関心ごとです からだほぐし、出張したり介護施設でお手伝いしたりしておりました。 *ダグダガイ(フィリピン式・竹の棒をつかった足のマッサージ)  いらないものそぎ落とされる感が強くておすすめです。 tomatonoheta89(@)gmail.com

自己肯定感なんて、なくてもいい

考えごと

参加した講座の備忘録。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

喪失を体験した子どもたちに寄り添う
公開講座 「子どものトラウマ」
招聘講師:シンシア・ホワイトさん  (ハワイ在住)
米国キッズハートツーハワイ創設者・エグゼクティブディレクター

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

(introduction)

●主催者さんによる講師紹介の際に、「今日のお話をききながら、私たちの”宝物”にしていければと思います」とおっしゃっていて素敵だった

●スライド資料、紫のテーマカラーでおしゃれ。

f:id:jfc_maligaya:20151016002656j:plain 

●お話の前の自己紹介で、ご自身の体験も開示されていた

児童養護施設、hostal careって呼ぶんやな

●ハワイの施設では、乗馬やウクレレなど楽しいアクティビティが充実

●Children know how they heal themselves.

●"Everything happns is right"

●Unconditional love heals everything

(トラウマとは?)

・人間の対処能力を超えた、命の危険を”認識する”ような経験から生じる破壊的な結果

・初期は症状が見られない

・防衛反応:身体と心が、ストレスに対処するために一緒にはたらく。感情の麻痺、出来事に関する会話や人を避ける、物事への興味がさがる→こういった症状は、その人の必要性に応じて残る

(トラウマと脳)

・脳は上半分と下半分に分けられる。上の脳は言語の獲得に関する。(前頭葉など)下の脳は感覚(?)系。

・DV家庭の子は、下の脳が発達しすぎる。原始的な記憶に残る。忘れているように見えるが、残っている。上の脳の発達が足りない→生活に支障。通常は前頭葉に残って言語化されるが、言語化できない。→プレイセラピーやアートセラピーが有効

 

(トラウマへの対処)

・起こった出来事が回想される

→「STOP!」と叫ぶことで考えるのをやめる。(心の中で叫ぶだけでもOK)

これを繰り返すと、だんだん回想が減る。被災地支援でも使われている方法。

・トラウマプレイ:子ども自身がヒーローになれるごっこ遊びなど

★トラウマ→人や環境の良い・悪いを見抜くのが難しくなる。一方で、周囲の意図は、また人を信頼していくことの大切さを強調しがち。

しかし!

大事なのは、「自分が、信用できないと思ったものを、信用しない」という自分自身の感覚を信頼することが大事。Trust "not to trust"

★周囲の人間は、話をすることを望みがち

⇔本人の中で言語化されていないので、ぴりぴりしてしまう。

まずは、大丈夫だよ、安全だよ、と伝えること。

 

(トラウマのあとのしんどさ)

・他者からの孤立

 attachment problem 他者に固執する

・感情の抑制

・過度の警戒 hyper vigilance

・自己嫌悪

 ★自己肯定感が大切といわれるが、自己肯定感をもてない自分をせめては本末転倒。

 自己肯定感がなくてもいい。その状態をまず認識することでじゅうぶん。

 build on strength:サバイバーの中にある、なにがサバイブに繋がったのか?に目を向ける

・混沌とした(chaotic)エネルギーが発される

→周囲が、それ(サバイバーその人)をコントロールしたい気分に駆られてしまいがち

→しかし、「サバイバーその人」ではなく、「環境」を調整する

 

(グリーフとは)

・喪失は、変化である。

・喪失への反応が悲嘆

・悲嘆は自然で健全な反応であり、セラピーではなく、周りからの支援が必要

・人との関わり、つながりが一番の介入方法である。

:なんだか、耳が痛い。。気負いすぎずに関われているだろうか。関わりにしんどさを感じて、距離感を迷っていることもあったような。。聴かなければ、癒さなければ、とか傲慢なことを考えすぎたり。

・悲嘆はエネルギー。

大きいエネルギーは大きい筋肉を通して現れる。走ったり、ジャンプしたり、何かをたたいたり。そのエネルギーの方向を安全にととのえる。他人をたたくのではなく、サンドバックをたたくようにetc.

 

(子どもたちへの対処法)

・トラウマ→遊戯(プレイ)、アートセラピー、グループセラピー

・悲嘆→人とのつながり、ピアとの相互支援

●トラウマがあって、悲嘆が発生する

 

一般的に、大事だ、といわれて、しんどい人を、

よけいしんどくさせかねない言葉に対して、

アンチテーゼを出してるのが、なるほど、って感じて、よかったです。