Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

ホームタウンのクリスピードラム、メンバーへのやさしい眼差し、プラネットフォークスのなつかしさ

アジカンを学習している

 

楽器の音をしっかり聴くっていうことから離れていたけど、

オモシロイよなぁ・・・

 

アジカンは、長らく「喜多君待ち」みたいな状態が続いていました。

すごくユニークな才能のあるギタリストで、もっとやれるはずなのに、一皮剥けきれないでいると僕は思っていました。肝心なところで自分を引っ込めてしまったり、違うところで突っ張ってみせたり。でも、変わらず、僕も山ちゃんも潔も、大きな期待を寄せ続けてきたんです。「この人は大化けするんじゃないか」と思わせてくれるところがあるんです、不思議なことに。

 そして、ここ数年でようやく突き抜けた感じがあります。音も良くなったし、顔つきも良くなって、なんだか頼もしい。そういうわけで、彼のソロが増えています。ソロだけじゃなくて、曲中のフレーズも印象的なものが多いですよね。

でも、まだまだこんなもんじゃない、ような気もします。不思議な人です。

 

 

言葉で魅力を表すのは難しいのですが、優しさと自己愛と勤勉さの割合が山ちゃんならではで、そのどれが欠けても彼ではなくなってしまう感じがします。彼は凄腕ベーシストではないんですが、この人じゃないとこのフレーズは作らないし弾かないよねっていう、記名性があると感じます。つまり、ユニーク。あの髪型を25年くらいしてるわけです。

 魅力は、そういうところです。笑。

 

 

That's so sweeeeeet !!! Very nice team^^

 

Q.ホームタウンのリズムやドラム(スネア)のスコーンと突き抜ける音作りが印象的だったのですが、どのように作られたのでしょうか。
・カン!と高い音が出るようにスネアの皮を張って、リム(枠の金属のところ)にスティックを引っ掛けて叩いてるんだと思います。ゆえに金属音も混じってますよね。

・録音のときは、ドラムテックの三原さんと「あーでもない、こーでもない」と言いながら、曲ごとにドラムはチューニングしています。タムもキックも全部です。

・スネアの音がよく聞こえるのは、それを邪魔する音がないからなんです。

キックやベース、フロアタムなんかがぐっと重心を下げていますし、ギターも左右に開いて配置していますから、スネアがよく聞こえるスペースがあります。良い音で録音しても、音が鳴るスペースがなければ、他の楽器の音にマスキングされてしまいます。そういうミックスの妙もありますね。

 低い音をより低く録音して配置したかったのは、ギターやボーカルの音域を広く使いたかったからなんです。ロックバンドにとっては生命線ですよね。このあたりの音域は、低音に対して、中域と僕たちは現場で呼んでいます。中低域や中高域という言葉を使って話すこともあります。

 高い音っていうのは、シンバルのシャーンという金属音とか、ギターのエッジーな部分だとか、歌の子音のTとかSなどのアタックの部分ですね。このあたりのボリュームをグンと上げると派手になるけれど、やりすぎると耳が痛く感じるので、そのあたりは低音との相対的なバランスで判断しています。

 

楽器の物理的な配置も工夫してるんだねぇ!!

ドラムの音ほんと気持ちいい。秋晴れのCrispな空のような。

高校の時にやってたバンドのメンバー、

ドラムの音繊細に聞くのが好きな人だったなぁ。

 

作詞の個人史で言えば、『サーフブンガクカマクラ』くらいから、僕が書く一人称や二人称は、自分の手から離れてます。「僕はこう思う」ということを直接書くような、叙情詩的な要素が減っています。

逆に『ワールドワールドワールド』までは、叙情詩に社会的な風景が盛り込まれているような歌詞が多いです。でも、そうやって書き続けることは難しいと思いました。

 ゼロ年代の中頃は詩人の端くれになりたくて、400篇くらいの即興詩を歌詞とは別に書いていましたけれど、言葉が自分のなかにあると思ってはいけないと感じました。世界(言葉も含め)は自分の外に広がっているのだ、と。自分の「心」みたいな場所から言葉を離さないと、箱庭のなかで書くことになってしまうと思ったんですね。

 そんなこんなで、書き方は変化し続けています。

 あとは年をとったことも関係していると思います。ロックンロールはどうやったって、青年や少年の音楽です。だから、実年齢としての青年や少年との距離が物理的に生まれます。そういうところに、意識的な、無意識的な、言葉の向きみたいなものが宿ってしまう。

でも、書いてる本人はオッサンながら、バリバリの少年性を発露させて、実年齢なんかどこかに忘れて書いてるつもりなんですけれどね。誰しもが魂の中に、老けこまないところを持っていると僕は思うんですけれど、どうでしょうか。

いやぁ、いいねぇ。そう、成熟して距離感を学んできているけど、

まだ少年でもある…

自分がアジカンにはまったころが思春期。

そこから年齢を重ねたり、社会で色々経験させてもらったりしてきているから

なお、しみるものがあるわぁ。

 

『さようならソルジャー』

 ブリッジに関しては、この曲は敢えてアジア的な、オリエンタルな雰囲気を入れたかったんですね。それはこの曲で歌おうとしてることからの影響もありますし、僕らが「アジカン」だっていうことも意識しています。

 

https://gotch.info/post/181898397437/htqa2

gotch.info

 

『解放区』プラネットフォークス

このギターの流れ、なんとなく君繋ファイブエムが懐かしくなる感じなんだよなぁ。

はもっている声がエモい。