鴨川ランナー。
アメリカ出身の人が見る景色。
考えさせられるな
捉え方の変化も。
多くの在住外国人が感じていそうで、
こんなに細やかに表現されたことはなかなかなかったのでは。
『鴨川ランナー』
何度も動きを繰り返すとその音が神経や筋肉に染み込んでくる
自分の理解を超えるものを排除したら安堵するかもしれなけど嘘のようにも感じる
あまり早く分かったつもりになると何かを見失う気がする。
もう少し素直に今の経験を受け入れたい。
日に日に身につけている文字と音と会話例でそのもうひとりの人格は着実に養われている
英語圏に生まれた以上否が応でも西洋の歴史に基づいた認識論を内在化している…アジアへの眼差しを含めて
日本語をマスターしてみたい、かあ
私は言葉をマスターするなんて恐れ多いなぁ
何時までも新しいものを追っかけてたら目の前のものをちゃんと見てなかったことに後悔する
確かに英語学ぶの自分の意志ではないなぁ、日本の子どもたち。
英語で返されることを考えると憂鬱とな。
物事は、本当はそうはっきりとしていないから。
人間との接点を求めていて、
その欲望は何らかの欠如を示唆している
日本語で話してみたいが相手の英語の流暢さに圧倒されてすっかり諦める
海外の匂いがする、かぁ。
人形みたい、東洋…
彼から私への眼差しはどんなだったのかなぁ。
すでに日本に1年以上いたから、人として見てくれていた気はするが。
私は欧米の英語ネイティブというまなざしもゼロではなかったかもな…でも卒論のテーマが近かったのが接点としてはより大きかったかなぁ
別れてから友達としてあった時、横浜なら外国人たくさんいるやん、と言われてちょっとショックだった。
外国人だからあなたが好きだったんじゃなくてあなただから好きだったんだよって。
でももし彼が日本人だったらあんなふうに仲良くなっていたかというとわからない。
まぁその後、日本人と付き合うことも経験したけれど。
英語なり海外なり漠然とした概念の代表とされてしまう
外国人が出てくる小説にイラ立つ…人としてではなく何かの象徴として
僕
は
書くことが
ない
文章の意味はどうでもいい
重要なのはマス目を埋めることに伴う快感のみ
極めて肉体的で純粋な感触
現実はちぐはぐで複雑
意味が分からなくても読み上げてみて、音、リズムを感じる
そうだなぁたしかに…
目の前にあるものをそのまま受け容れて、無理に理解しようとせず慣れていく。いったん力を抜いて落ち着いたほうが文字を読めた気がした。
現実のカラフルな世界の受け止め方もそうかも
京都らしさを演じる京都もこの街の一部
目の前にある百メートルに集中する
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Hmm! He describes the feeling as a "foreigner" so well !
What about me in India?
How have I interacted with ppl from foreign countries?
Hmm well I lived India as a foreigner but tried to be a resident.
That is important perspective, I think. I joined local workshops. Local festivals. Yoga classes. Many ppl asked me if I were Assamese or manipuri? That was comfortable. Eventually... Both are okay... Treated as foreigner/Indian
Double standard...
Your Japanese is good as a foreigner?
Your social skill is good while having a certain disorder?
How have I interacted...
Before I was talking to foreigners in English but now first I talk in Japanese then English accordingly..
Communicate with them as a person with fresh eyes.
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『タングス』
こういうときに必要なのは柔軟性
これまで安住していた小さな英語の世界から出る機会
英語ネイティブ羨ましいかなぁ?
与えられた役割を上手に演じればいい…たどたどしげな日本語。カスタマーサポートも色々な仕事も演技かもなぁ、というかこの世が、映画だしなぁ。即興であそべ。
言葉を探るほど言葉が逃げていく
この人はこんなふうに書けるまで日本語が滑らかになったわけだけど。
時々表現が独特、チャレンジして難しめの言葉を使っているというか。
いまは、自分の日本語を評価されても気にしないステージにいらっしゃいそう。
それより中身、視点、表現…
ラヒリのイタリア語チャレンジに似てそう。
ほんの少しの演技と諦め
でもそのダメージは大きいかも
今の作者さんは自分らしく生きていると感じてるのかな
いまも葛藤の中なのかな
私の今のパートナーはまだ来日2年くらい、
これからまだまだいろんなことを感じるだろう
かといって私のインドも2年。
もっと長くいる人の気持ちは分かってないかも。長さだけではないけど。
ここに住むという覚悟みたいなものの話もきく。
しいたけうらないで劇場主って書いてたなぁ。旅人してきたけど、場作りするのかなぁ。
懐かしくなったり
考えさせられたりする小説なのでした。