Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

ホリエモンも注目、やや高価格帯なインドチャイチェーン、チャイオスChaayosの研究と日本での可能性

いちインド住人、いちチャイlover として Chaayosを改めて研究してみた。

 (初稿2017年11月/最終更新2019年4月)

 

■こんな人におすすめ
•インドに旅行にいくのでチャイを楽しめるところを知りたい
•日本でもカフェが好き、そういった空間づくりに興味がある

ちなみに脱線しながら書いてるから長いです!

ホリエモンも著書で Chaayosを紹介している。

多分この本、、著書多くてわからん。違ったらごめんなさい!

 

■そもそもチャイって何?
という方はこちらの記事からどうぞ
http://1234567.hatenablog.jp/entry/2017/09/25/011437

 

■ 運営企業
Sushine Teahouse Private Limited

https://www.chaayos.com/about

2012年11月開業。

人との交流にはいつもチャイがあったよね、

というコンセプトがすてき。

いまはムンバイ、デリー、ノイダ、グルガオンのみ。

2016年5月で25店舗。

https://www.google.co.in/amp/m.hindustantimes.com/business/how-chaayos-is-brewing-a-niche/story-KobSaEtIk1hVNxVDEmUKLO_amp.html


デリーで観光ついでに比較的行きやすい場所だとSDA market というIIT近くのマーケットかと。
昔はHauz Khas Village にもあったのだけど。

 

■チャイ業界(!?)/カフェ業界におけるChaayosのポジションと特徴

インドでチャイが飲めるとこを4つに分けることができる。

1)路上のチャイ
甘くておいしいよね。なんだかんだこれが一番好きなんだけど。笑
作る人によって味も違う。
ショウガやカルダモンが入ってることが多いかな。
地元民が談笑しながら飲んでて和む。
オフィス街でも路地裏にこういうチャイ屋が残ってるとこだと、オフィスワーカーでも来る。
カッチ旅では路上チャイをこよなく愛する夫婦に出会いました。

http://1234567.hatenablog.jp/entry/2017/01/10/134515


オーダー毎じゃなくて、継ぎ足しつぎたしでつくっていく。
手のひらに小さくおさまるくらい、80mlくらい?で10ルピー前後。
入れ物は薄いプラスチックのカップか、紙カップか、無色透明なチャイグラスか、小さなチャイカップか、Kulhad(レンガみたいな材質のカップ) か。
塩味スナックやあまーいクッキーやラスクが数ルピーで一緒に売っている。

かれらのチャイの原価ってどのくらいなんだろう。
ミルクは500mlで20ルピーだから一杯あたり3ルピーくらい。もっとミルクも安く仕入れできるのかな。
あとはチャイの葉と水とガスと生姜などスパイスとカップと、、
チャイの葉っぱもピンキリだけど。
最近トゥルシーとブラミー入りのがスーパーで見つかって気になった。
リラックス効果のあるハーブ。

 

2)Chai Point やその他チェーンのストリートスナック屋さん
本当の路上じゃないけど、ストリートフード系のメニューを扱うお店。
モールやオフィスのフードコートにある。
こういうとこだと40から80ルピーくらいか。普通に味も悪くない。
仕事の合間に休憩チャイいく?ってなるとこういうとこ。
ちょっとリッチに行きたい時はChaayos.

 

3)カフェ
コーヒーや紅茶と同列で"マサラティー"があれば、だいたいそれがチャイ。
こういうとこだと100ルピー以上してくるかね。
カフェだとわざわざチャイ頼むよりコーヒー系に行く傾向。チャイって家庭でお母さんがいれれくれるもの、という性質もあり。

 

4)ちょい番外だけど、
オフィスでオフィスボーイが入れてくれるチャイも至福の味。
NGOなどのミーティングやワークショップに行くと、おっきな2リットルくらいのポット(?)でチャイがきて、休憩中に飲んだり。
長距離列車でも、チャイ売りに来る。

 

5)そして Chaayos
インド人がよく勧めてくれるDesi Chai が65ルピー。(前50やったような。値上げ!?)
 (Desiは、"国の"の意。バングラデシュも、バングラの+国って意味らしい)
Kulhad chaiとか、Thandi chai  (冷たいチャイ)だと100ルピー前後に。
特徴はチャイに入れるフレーバーが選べるとこだと思う。
Meri wali chai  (私のチャイ)をオーダーメイドできる。12000通りもできる。
スタバみたいな。(スタバもあるよ。Chaayos より価格帯あがる感はあり)

以下は選べるフレーバー。
けっこう未知の領域o(≧▽≦)o


f:id:jfc_maligaya:20171101151819j:image

ベーシックでおすすめなのは
Tulsi & Adrak & Eraichi.

#1 Tulsi (トゥルシー、聖なるバジルと言われるシソ科っぽいインドのハーブ)
#2 Adrak (アドラック。生姜)
#3 Eraichi  (イライチ。=カルダモン)
#4 Saunf  (ソンフ→フェンネル)
#5 Laung (クローブ)
#6 Cinammon  (シナモン)
#7 Masala kali Mirch  (マサラブラックチリ!?)
#8 Mint(ミント)
#9 Ajiwain (ガラムマサラにも入っており、胃腸薬などにもなる割と強いスパイス)
#10 Moti Eraichi (Moti...ふとっちょな、、大きいカルダモン?)
#11 Hari Mirch  (グリーンチリ!?)

 チャイにそれ入れるんだ!?というスパイスも結構ありますね…

 

どうやって作ってるか覗いてみる...


f:id:jfc_maligaya:20171101151850j:image

小さなミルクパンでオーダーごとかな。
スパイスは粉になっている...ように見えるが謎。


基本的なチャイの作り方は、
1.水とチャイの葉とスパイスを入れて沸騰させる(葉とスパイスから成分抽出)
2.ミルクをいれる
3.カップの上に茶こしを置いて注ぐ

 

オーダーメイドに関しては、ミルク少なめ/水少なめとか、砂糖なしもできる。
砂糖なし/砂糖は分けてつける(自分で好きな量入れる)は、路上チャイ以外はだいたい対応してる印象。

 

お客さんはスタバやほかのコーヒーチェーン(Cafe Coffee Day やCosta coffee)に比べ、外国人が少ない印象。


f:id:jfc_maligaya:20171101151914j:image

インド人が談笑したり
仕事の打ち合わせ
面接ぽいもの
ソロで来てひと息いれる
PC出して仕事してる
新聞読む(新聞置いてる店舗もあり)
という感じ。
チャイのみか、プラスしてスナックのオーダー。


店舗により、8人くらい座れる長テーブルや、一人でも座りやすいカウンター形式の席もある。

 

オーダーした人だけwifiが使える。
(レシートにパスワードが書いてる)
ログインするときに性別を選ばされるのだが、male/female / third gender
サードジェンダーという選択肢がある!


f:id:jfc_maligaya:20171101151937j:image

ビジュラさんが活動でもしたのだろうか。
そもそも性別聞く必要ある?って論点もあるけどさ。

 

携帯番号を登録するとポイントがたまり、チャイが無料で飲める。
レジにタッチパネルがあり、そこから入力。前にオーダーした際のフィードバックも、そこから送信する仕組み。


f:id:jfc_maligaya:20171101151951j:image

IT活用したCRMはインド進んでるよなーと思う。
日本はなんで未だあんなにポイント"カード"を発行したがるのだろ?
同じカードでいろんなサービス連携したいから?
でもそれもカードなくてもいいよなぁ。
システムの導入コスト高いのか?
携帯番号を教えることへの抵抗?ポイントカード作るときって番号いらないっけ。
番号登録するので、SMSで広告や割引案内もくる。

 

電子マネー、カードでも支払い可能。
銀行口座持ってなくても、携帯があれば電子マネーが使えるので、電子マネー利用だけど口座はない人もいる。


すっ飛ばして先端寄りの技術を、質素な暮らしの層も活用しているのは、インド、というかemerging marketならでは。
似たようなことをBOPビジネスの本でも書いてた。

デリバリーもあるよ。(紙パックにチャイ入れる)

 

正直なところ、高いから美味しいっていうよりは、
店の雰囲気のよさで来るんじゃないかなー
家庭のチャイや路上のチャイのほうが、味という観点では、私は好き。
Chaayos は、リーズナブルにまったりしにくる場所って感じだな。

 

■日本でチャイ(のようなもの)が楽しめるところって...

1.チェーンのカフェのチャイラテ
2.インド系のカフェ(カンテグランデとか)
3.無印とかでチャイの粉を買って自分でいれる
4.インドや多文化共生、国際交流系のイベント
5.珍しいチャイ屋さん
あたりかな?
この辺もうちょい先人の事例を知りたい。

チャイハネchai tea cafe なるものをやってるのね!

https://www.chaiteacafe.jp/menu/


チャイの認知度とか需要とかも未知だなぁ。

私にとってチャイは、

地元民とほっこり繋がって、

チャイ職人や家庭ならではの味、

その時ならではの味

を楽しむもの。
ほっとする飲み物。

日本でもっとチャイがひろがるとしたら、どうだろう?


アロマトリートメントみたいに、そのクライアントさんの気分、嗅覚にあったスパイスで、対話しながらチャイをいれるのかなぁ。
どんな人がチャイ好きかね。
甘いの好きな人、インド好きな人、
あたたまりたい人

妄想はつづくのであるー :)

チャイ情報ありましたらご共有くださると嬉しいです!

ソーシャルワーク 人々をエンパワメントする専門職

ソーシャルワーク 人々をエンパワメントする専門職

読みたい!

タイトルがいいよね。

人々をエンパワメントする専門職

 

 

今夜のごはんは、

はるさめペペロンチーノとわかめの酢の物。

全然インド色ないが。

 

冷蔵庫断捨離中。

南インドスープカレー、サンバルをつくってみた!かんたん♪

サンバルをつくってみた!
ついに。
大好きなのです。
南インドの、味噌汁的な!?
ドーサにもイドゥリにもついてくる、
酸味もあるカレースープと言ったらいいのか。

ずっとやってみたかったけど、材料揃えるのとか、作るプロセスがめんどうと思ってやってなかったのです。 lazy!
1時間くらいで、できた。記録しつつで。慣れればもっと早くできそう。
圧力鍋利用です。


■材料(完成分量、1リットル鍋くらい)

@固体スパイス
マスタードシード 小さじ1/2
・クミンシード 小さじ1/2
・タカノツメ ひとつまみ

*カレーリーフやヒングなどは
あるといいけど、買ってないので省く。

@粉スパイス
ターメリック 小さじ1
・市販のサブジマサラ(コリアンダーとか色々入ってる) 小さじ1
・市販のサンバルマサラ 小さじ1

アマゾンでも買えちゃう。すごい。


f:id:jfc_maligaya:20171027015148j:image

はこの裏側。こんなスパイスが入ってるそうな。
 
@具材など
・ナス 1本 インドのは細いので2本
・大根    小さい輪切り7枚ぐらい
(でも大根入れなくてもよかったかも。たまたまもらったから入れたんだけど)
・オクラ 5本
・玉ねぎ 1/2 インドのは小さいんで1こ
・トマト   2こ
タマリンドがないので練り梅 小さじ1
・梅を溶かす水 200㏄
・トゥルダル(アラハルダル) 50g
 ではなく私はムングダル派!

 

■れっつ くっく!

1
ムングダルを圧力鍋で煮る。
二回ほど、ぷしゅー!とさせた。
水、豆から1cm上まで入れたがちょっと多かった。5mm上ぐらいで良いかも。

圧力鍋が無い場合は
熱湯に浸したあと茹でる。
所要時間はやったことないので不明。ゴメンネ。
(茹で汁は取っておく)


f:id:jfc_maligaya:20171027014722j:image

茹で上がり。

 

1'
豆を待つ間野菜を切るなど


f:id:jfc_maligaya:20171027014653j:image

•玉ねぎ
>ざくぎり
•ナス
>縦に割って2cmくらいかな。ナス多めでとろとろさせるのが美味しい!
•大根
>輪切りイチョウ切りくらいで、5mmほどの厚さ
•オクラ
>2cmくらいにぶつ切り
•トマト
>クシ切り。大きかったらそれをさらに半分に。インドのトマトはちっこいの。イタリアのトマトをずんぐりさせたみたいで、日本のよりちょっと固いかな。
•練り梅を水に溶かしておく

 

2
鍋に油をひき、(油は何でもいいと思う)
固体スパイスを入れて弾けさせる!


f:id:jfc_maligaya:20171027014825j:image

 

3
玉ねぎ炒める。
少し透明になったら
ナス、大根、オクラを投入。
混ぜて、フタ。
インド人はよーく炒めるのが好きで、
炒める時フライパンにフタすることが多い。
なすが香ばしい色になったらトマトを加える。

 

4
粉のスパイス投入。


f:id:jfc_maligaya:20171027014857j:image

さらに、ねり梅水入れて2~3分煮る。
それを、ダールの待つ圧力鍋へ。
煮汁はいれたまま。というかお粥みたいになってたけど。


f:id:jfc_maligaya:20171027014915j:image

 

5
適当に水を足して煮る。
塩で味を整えて完成。(小さじ2弱入れた)


f:id:jfc_maligaya:20171027014936j:image

 

■所感
#先人のレシピを見て思ったが、
今までダールとか作るとき若干スパイス入れすぎてたかも!?
小さじ1とかでマックスぐらいやん。控えめにいこう。
#実は粉スパイスを炒めるべきタイミングでまさかのサンバルパウダーを入れ忘れて最後にいれた。。味に深みが足りん気がしたのはそのせいだろうか

#ひと晩寝かせるとおいしかった。
#サンバルパウダー、なくても、コリアンダーパウダーとかがあればできそうな気がしなくもないが、やっぱスパイスが複数しっかり入ってる方がいいんだろな。


■参考にしたサイト
 https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-11094696535.html

また作って精進したい!
かぼちゃとか、じゃがいも入れても、いいかも。かぼちゃは甘すぎるかな。
あと、にんじんも入れる人多い。
いんげん豆もいいかもなぁ。

実はドーサの発酵なしでできるレシピもみて、自己流で試したが撃沈。
もんじゃみたいになって、生地がパリッとクレープ状にならず。。
ひとまずサンバルできてよかった。

 

おまけ。鍋パで残った青菜バージョン。


f:id:jfc_maligaya:20171027015315j:image

 

コルカタでデトックス


ヴィパッサナーのあと4泊コルカタで過ごした。
コルカタ& ヴィパッサナーの前は、
数ヶ月、朝の目覚めがひどい日が週3ほどあった。
目は覚めてるけど、身体は動かなくて、
一日始まってしまったのが絶望的というか。
また生きなければならないのが苦痛、みたいな気分に襲われて、しばらく横たわることしかできない、という。

コルカタ後は、そこまでひどいのがなくなってきた。

 

○街の印象
デリーを昭和にしたみたい。
クルタの模様がデリーの方がモダンでおしゃれなのに対して、コルカタはちょっと古い感じ。
チャンドニーチョークやラージパットナガルに似たエリアもあり、デリーが想起される。
オールドデリー的なエリアにナコダマスジッド。この雰囲気が、混沌としてる中に静寂なモスクがあって落ち着く。
ゴリアハットはラージパットナガルに似ていた。
ゲストハウスのスタッフは、ゴリアハットは自由が丘と呼んでいた。
そこまでおしゃれかな、、笑
チャイ&スイーツ屋さんが多い印象。


f:id:jfc_maligaya:20171023223402j:image

ベンガリスイーツ、というだけあるのかな。
ムスリムが多いらしい。30%がバングラ人だとタクシーの運ちゃんが言ってた。ほんとかね。たしかに近いけど。

 

○実はガンジス河が通ってる
名前はフーグリー河に変わっている。
バラナシより下流なので、相当汚いと思う。
が、やはり人々は洗濯し、風呂を浴びる。
バスでハウラー橋の近くのフラワーマーケットへ行った。
そこからガートにつながっている。
フラワーマーケットは本当に両側、花だらけ!
ガートで河に足浸りながら、夕日に見守られながら、叫んだ。


f:id:jfc_maligaya:20171023223323j:image

河、どろどろで、色んなもの落ちてるかんじだったけど、
その方が自分の心の膿も吸い取ってくれる気がした。
いやだったこと、嫌いだー!とか
あほー! とか
心のもやもやを吐き放題吐いた。
これ日本じゃできんなぁと思いつつ。
自分に優しくしてやれてなくてごめんね、
っていうのも出てきた。
お腹すいて、ロール食べて、ゲストハウス帰って爆睡。

 

マザーハウス


f:id:jfc_maligaya:20171023223344j:image

一日だけボランティアに行った。
命ってなんだろうとか。
愛するってなんだろうとか。

ゲストハウスにあった、マザー関連の本で響いた言葉:
#神さまは心の傷を少しずつ癒してくださいます
#痛いときは無理に相手をゆるさず、祈りながら待つことを覚えましょう
#自分との和解は一生の課題
#思ったとおりにならない自分自身や相手をゆるす
#話をしっかり聴こうとする態度は、あなたは私にとって大切な人だというメッセージ。それがいちばん必要。

ボランティア登録のとき、
バッジにキスをして渡してくれるシスターを見て、
ひとつひとつの小さな行動に愛は込められるのだなと思った。

 

知的/精神/身体の複合的な障がいとともに生きている女性たちの施設、Shanti Danに行った。
有名な死を待つ人の家もそうだけど、
意外と普通の街中にあるというか、
隔離はされていない印象を受けた。

これでいいのか?とか
それでもここがあるから生きていけるのも事実か。。とか。
複雑な気持ちになった。

かれらの人生ってなんだろう、幸せってなんだろう、と勝手に思ったり。
かれらもわたしも平等で
それぞれの人生を受け入れてくしかないのかな。
毎日各国からくるたくさんの人に会ってる生活ってのも、考えてみたらすごい。
毎日まいにち出会いと別れだ。

 

衛生面は気になったが、暮らしている人たち自身は、日本で同じような障がいと共にある方たちと変わらないと思った。

 

朝、洗濯を手伝い、
利用者さん(と言えばいいのだろうか)と接し、
昼ごはんの手伝いをして、解散。

 

インド人のローカルスタッフ(マーシーと呼ばれていた)と一緒にはたらく。

両手でやっと持てるくらいのタライに何杯の洗濯物があっただろう。20杯くらいかな。
洗濯機はないので、浴槽みたいなところでマーシーが足で踏み踏みし、流し、
ボランティアsが干しにいく。
パンツ、コンクリの床に並べてほしていた。
汚れが取れてないのもあって、気になってきいたけど、そのままで大丈夫、と。。
服やパンツ、破れのあるものも。
みんなで着回ししていた。
肉体労働で、シンデレラみたい(?)

 

洗濯が終わったら、
利用者さんが5人ほどの部屋に、ボラ2人、マーシー2人で入る。
お話するのが難しい方がほとんど。
数字を書く宿題をしてたり、
横になってたり。
マーシーはほとんど英語が話せない。
(その教育レベルの人が働いてる)
利用者さんも、英語が理解できていないと思われた。
ヒンディで名前をきいたら、
指で机にがんばって書いて伝えようとしてくれて、胸があつくなった。

 

ごはんはみんなで集まって食べる。
キチュリ(お粥)とレバーの炒め物みたいなのだった。
自分で食べれる方と介助がいる方の区別がつかん。。
食べれる方も、時間内に終わるように、
マーシーが介助している場面も見られた。
マーシーは介護のプロではなくって、
経験でなんとか回してるようだった。

 

Shanti Danへのボランティアは15人ほどいて、
アジア人は私だけだった。
スペイン、イギリス、フランスなどから。
ビジネスを学んでいる学生や、
もう3、4回きているという方や。
スペイン&フランスメンバーは、
カトリック信仰が訪問のモチベーションになっている人が多いようで、
ボランティアの時間以外のミサやadrationへの参加も積極的だった。
ほかの施設に行った人は中国、韓国、マレーシアなどからも。

 

ゲストハウスに、コルカタ出身、フランス在住でボランティアにきてる人がいた。
かのじょはマザーの孤児の家に1歳までいて、フランス人夫妻に養子として迎えられ、フランスで育ったのだという。
7歳頃にはその経緯を両親から聞いたそうだ。そんな幼いうちに、と思いつつ、肌の色で気づくから、きちんと説明を受けられてよかったのかも。
今まで感じてきたこと、もっとききたいような、きいていいのか分からないよう気持ちになった。
フィリピンでJapanese Filipino の子たちと接していたときも、同じ葛藤があった。
本当は誰かにきいてほしい、理解、共感されたい、という想いは、きっとあるのだろう。

 

○カーリー寺院
コルカタといえばカーリー神。
血を飲む獰猛な女神。
カーリー寺院では午前に生贄となる黒ヤギの頭を斧で切り落とす儀式をやってる。
訪れた日がちょうどKali Pooja の日で、めちゃ並んでいた。
山羊肉は、貧しい人に配給するらしい。
ヤギは意外とおとなしく、しかし、ないていた。悟っているのか、何も知らないのか。。
ヤギの鮮血が、参拝者の額にも容赦なく塗られる。
失神しそうだった。
ああ。でも私、生命をもらって生きてる、とも思った。


f:id:jfc_maligaya:20171023223637j:image

 

○ゲストハウスのひと
7年コルカタやプリーに住んでいるという日本人のおっちゃんがとても好きになった。
なんか自由で、博識でいて、押し付けがましくないのだ。
メイン住所がプリで、ビザの更新もプリでやってるらしい。
外国人が20人くらいしかいなくてゆるゆるらしい。
デリーでは書類足りないとか、担当役人の機嫌が悪いとかで出直しする事もあって大変やったのに、、いいなぁ田舎。。
ギターつくったりオート輸出したり楽しそうだった。
あくせく働かず生活を楽しめるって才能かも。
なんか、働いてストレスをある程度受けることで、代わりにやっと休みをありがたがれる、みたいなとこ、ないですか?

 

○カフェ
コルカタにもカフェが!
(っていうと失礼か。。)

8th day coffee.グーグルマップでもでる。


f:id:jfc_maligaya:20171023223719j:image

若手アーティストの作品を展示販売していた。
メヘンディの模様と写実的なお花や擬人化された自然の神さまが融合していて繊細で美しい。
コーヒー、自家焙煎らしい。
酸味が強くてちょっと苦手な味だったけど、
味わうという行為自体が癒しをもたらすことも身体が感じる。
キッシュがおいしい!キッシュ作ってみたい。


f:id:jfc_maligaya:20171023223702j:image


○交通
人力車が唯一残っている街。
97年に新規ライセンス発行を止めたので、いまいるおじちゃんが最後の世代。
国際的な人権擁護機関から指摘されたためらしい。


f:id:jfc_maligaya:20171023223900j:image

サイクルリキシャもいる。かわいい。

バスとタクシーが多い。
観光スポットも、バスでいけるよーとゲストハウスの人に言われる。デリーでは数回しか乗ってない。地元の詳しい人じゃないとわからんよなぁ。
タクシーは黄色で丸っこくてかわいい。
ウーバーもOlaもあるけど今のところ流しのタクシーの方が多い印象。
(デリーでは流しのタクシー全然使わなかったが。)
州が守ってるのかな。また割合変わっていきそう。
大通りだとオードリキシャが走ってなくて不便に感じた。

はて。何も絞らず、だだーっと書いたから長くなった。
コルカタ、行ってよかったよ。ありがと。

 

相手の考えていることが分かるのは、安らかだ-スイートリトルライズ

コルカタのゲストハウスでだらだらしたくて読んだ。

"相手の考えていることが分かるのは、安らかだ。"
というのが印象的だった。

夫婦間では相手の気持ちがわからない。
妻、夫、それぞれの別のパートナーのほうが、素直で分かりやすくて安らいでいる。

大切な人だから、失うのが怖くて、
聞けなくて、こじらせて、
分かり合うことができないんだろうか。
皮肉だけど。
"大事な相手だから嘘をつくのよ"って。
壊れないように。

夫婦...(最も重要なパートナーシップとして扱われている関係性)
じゃないからこそ、
相手への期待が肥大化せずに済んで、
安らかでいられるのだろうか。

 
   

終わりがあっけないというか、

その先は?!って感じですこしむずむず。
描写は好きだったので、
かのじょのほかの作品も読んでみたい。
もうひとつふたつくらい読んだ気もするが。

ヴィパッサナー瞑想の10日間コースに参加してきた

ヴィパッサナーとは、正しく観る。という意味。

瞑想の10日間コースに参加してきた。

***

早く元気にならないと!って数カ月ずっと焦ってたけど、落ち込むときは落ち込むんだから、逆らわずに降伏して待とう、とやっと思えてきた。
無理しないで、はたらいて生きていこう、というかんじ。
落ちたときは落ちたときなりに、ベストをやってきてるさ。

***

 

ヴィパッッサナーのセンター、
インド各地、世界各地。
 https://www.dhamma.org/en/locations/directory
日本にも京都と千葉にあり。
https://www.bhanu.dhamma.org/ja/courses/
オバマ大統領もやってると、コルカタのセンターの人が言ってた。

 

10日間、最後の瞑想が終わるまで、誰とも喋らん。
毎日12時間瞑想。
朝4時起き。
4:30-6:30の一本目が2時間休みなし、超絶長くて辛かった。

 

ヴィパッサナー瞑想の特徴は
身体感覚を客観的に観察すること。
身体感覚は、自分が生み出しているのではなく、勝手に現れる。そして必ず去りゆく。
それを観察する。
(具体的なやり方は修行に参加して指導を受けよ、ということになってる)

 

痛い、かゆい、など、好ましくない感覚がきても、嫌悪しない。
ヴィパッサナー瞑想は段階を踏んで教授されて、だんだん身体に電流みたいなさざ波みたいな感覚を覚えるようになる。
そういう好ましい感覚も、渇望せず、観察する。
そうすることで、積もった執着、苦悩が薄皮の剥がれるようにとれていくらしい。

 

感情や思考も。
感情や思考は必ず身体感覚を伴うので、身体をスキャンする感じで感覚を観察する。


同様に感情や思考も、自分が生み出しているのではなく、勝手に現れる。そして必ず去りゆく。
それを観察する。

 

好ましいものを渇望せず
好ましくないものも、嫌悪しない。
天気をそのまま受け入れるように。

 

この、感情がcomes by nature. it shall pass.というのが救われた。
自分のせいじゃないし、あらがわない。

 

 

10日間、自分の中で5ステージ現れた。

 

1
姿勢が保てないのとか、足が痛いのに苦しむ

 

2
じっとしてるのに慣れたら、今までの嫌だったことや不安や自己嫌悪が
ぶわーーーーー!!!!
っとなって死にそう。吐きそう。息苦しい。

 

3
膿みが出たのか、ポジティブな妄想がくる

 

4
平安で思考から解放される瞬間が生まれ、好調な気分になる。
でもそれって人生つまらなくなる?と思ったりもして、先生にきくと、平安なんだからハッピーさ!渇望はだめだけど、望みがあるのはいいことなんだよ、と。

 

5
9日目&10日目で、ネガティブが再度襲う。
もうすぐ終わるのに元気モードじゃなくなってきたことに絶望と焦り。
朝起きた瞬間死にそうな気分。
瞑想中、心が苦しくて、そのせいで姿勢が保てない感じになる。
でも、このぶり返しは自然なことで、もう一段階深い膿みがとれるといわれ、ちょっと救われる。
というかこの焦り自体が、好ましい感覚を渇望しとるせいなんよね。

 

 

コースが終わったあと、同室だった子と色々話す。
A)瞑想するのも、B)現実世界をもがくのも、
どっちも大変でどっちも幸せ。
東洋医学と西洋医学をどちらも取り入れる感覚で、いたいな。
A)は
波をできるだけ無くす、というか、上がる下がるそれぞれの状態を短くすることで平坦な状態を長くするのか、
B)は
上がる時を味わいたいがために、下がる時を耐える。あえてすぐにゼロ地点に帰ろうとしない。
ということなのかな。

 

私は波が大きすぎるって感じてたところだから、瞑想割合を増やしたいのかなと思う。

 

ベジの家庭的なやさしいインドごはんも素敵だった。
食べ物でも気分変わるわ、まじで。

 

日本語のインストラクションテープもあって、理解しやすかった。
日本人そんなにくるのかね。


10日間話さない、決められたスケジュールで逃げられないのは、
ある意味とてもラクだった。
絶望的にエネルギーがなかったから
人と話さなくていいし、
余計なこと、ひとりで考える時間を極力排除できて、携帯も触れないし。
 
セルフケアのための良いツールを与えられた気がする。
そして一緒に修行した人のあたたかさに触れられたことも、ありがたかった。
ゆるり、朝晩継続中です。
今日も平安と共にありますように。

人生にあいさつしてる?- Dear Zindagi インド映画

あなたは、あなたの人生に、
ハローって、あいさつしてるだろうか?
私はこのところ、
ほったらかしてたかもしんない。
ゴメンね。

 

Dear Zindagi というインド映画。
Zindagi は人生、ライフ
Dear 人生。

 

久しぶりに見たの。
劇場でも見たの。
二回目、見たの。

 

沁ーみーたーーー

 

ゴアにいるサイコロジスト、
ジャハンギール •カーン
(呼び名はJag.
役者はシャールック•カーン。
ばり、かっこいいいい)

 

ムンバイで人生いろいろ上手くいかなくなったシネマトグラファー、
カイラ(ニックネームはココ)が
彼のカウンセリングセッションをうける。

 

その中で育まれた友情のような愛情のようなものが、ココが人生をfixするのを助ける。

 

"寝れなくなったの"
《人生で何か変化がおこった?》
"旅が好きなのはもともと"
友達の話として、うまくいかないこと、、恋愛、親との関係、仕事、、
話し始めるココ。
途中から自分の事ってうちあける。

 

ハードな山が現れることがある。
登る準備がまだのときは、その時選べる道を選ぶ。
しかるべきときに、また、さらに素敵な機会がやってくる。:)

 

山は、神さまの計画なのだろうか。
自分を愛して、平安な心の中に生きることを知るため
それをクライアントと理論から学び直すため
仕事を超えたミッションでもあるというか
そこに、パートナーとの関わりの中で学ぶものもあるのだろう。
山はまた、両親と会わせるためだったかも?

 

ココは自分のこと、
"汚くて醜くて安い"
と言った。

Jagは
それはfunny
と言った。
本人が "汚くて醜くて安い"と真逆だから。

ココと微妙な関係にある相手も、
"汚くて醜くて安い"と、真逆
その人は美しいのだという。
ココも美しいのだ。
ってことは、
ココとパートナーの素敵なところは似てる。

 

人どうしってそうなのかも。
自分が分からなくなったら、
自分の好きな人の好きなとこを思い出しな。
感性 優しさ いろんな視点をみてみること
目がキラキラなところ

 

Jagは離婚経験がある。
人生が豊かになっている。

 

《あなたにいちばん近い5人はだれ?
 時により変化しうる。
インナーサークルに入る人は、5人と言われてる。》

《How do they make you feel ?
かれら5人と接していると、どんな気持ち?》
"I feel safe.free. accepted. Be myself
安全。自由。自分でいられる"

 

"感情の問題が起こったときに助けてくれるプロがいるんだよ"
*へぇ!みんな行くべきだね!*
《壊れたものはなおせるよ。》

 

《What is your fear ? 君の恐れは何かな。》

子ども産みたくなかった、と、
母が言ったシーンが回想される。
その時の子ども自身は、
指先みたいに小さなちいさな。
母は、思うように母親できない自分を責めてたのかもねぇ。愛したかったからこそ。
朝死んでても、
いろんなことが腑に落ちて、
平安になれる。
他人に反応しないことができる。

 

"Is their a perfect relationship?
完璧な関係ってある?"

《 So many kinds of special relationship. Romantic relationship is one of them.
To expect a single relationship to take the burden of everything is a bit unfair.
いろーんな種類の特別な関係がある。
恋愛関係はそんな中のひとつ。
単一の恋愛関係に全てを期待するのは、ちょっとアンフェアじゃないかな》

たしかにね。
でも、特別じゃない関係よりは、
かけたくなるんじゃないかなぁ。

 

《人生はジグソーパズル。
ピースを探すのを手伝うよ。
ピースをはめるのは君だよ。》

 

《I respect your feelings
君の感情をリスペクトする。》
リスペクト。
感情を、尊敬?尊重...

 

ココがJagにi like you という。
それを言えたのは、大きな進歩。

 

古いパターンを捨てる。
何度でも捨て直せる。

 

Hello, my beautiful life :)