Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。 フィリピンのダグダガイという竹の棒とココナッツオイルを使うフットセラピーが大好きでマニラまで習いにゆき、ひっそり身近なひとに好評です:)要らないものがごっそり削ぎ落とされ、ぐぐっと押しポイントに届く感じがたまりません^^

カルカッタでチャイ屋さんを開くには?!チャイ屋フィールドワーク書

カルカッタのチャイ屋さん

お茶の淹れ方、葉っぱの種類、
インドでのチャイ屋の開き方のはなし。

こんなに熱くてマニアックなチャイの本、他に見たことない。


カルカッタでチャイ屋さんやってみたい!
いろんな通りすがりの人と話すのだ〜

 

淹れ方の話

Brewing method淹茶法(だしちゃ)
ティーポット(急須)やサーバーでいれる
イングリッシュティー。
自然に抽出
イギリス、NZ、オーストラリア、アイルランド

filtering method 濾過法
ネルの袋に葉っぱを入れて熱湯を注ぐ
スリランカシンガポール、マレーシア
茶葉の形を選ぶか、繰り返しろ過しないと成分が出ない。

(イマイチやり方の違いがわからん)

日本でよくやる、茶こしのネットに葉っぱを入れてお湯を注いでも、味はほとんど出ない。
色付きのお湯に過ぎない (?!)

boiling method 煮出し法
沸騰した水やミルクに茶葉を入れて煮込む。
強制的に茶の成分を出す。
ちゃいはこれ。

 

 

◇茶葉の形!!!◇
葉っぱが大きい順に
OP orange pecoe
BOP broken orange pecoe
BOPF bop fannings
ダスト(粉状)

オレンジペコって品種じゃなくて葉の形やったんや…!全く知らかなった。

CTCはcrush tear curl.
チャイでよく使う。
砕いて切って丸めたの。
短時間で抽出できる。

 

◇徹底的なフィールドワーク

この著者の堀江敏樹さんの執念ともいえる調査がすごくて。
1973年に阪神間にある喫茶店を無作為に100件調査。

大方の店(73件)は茶こしネットに葉っぱのろ過法。
しかも、茶がら、次の客まで再利用、、色が出にくくなったら少し足す、、
ひどいな。。
しかし、その、実態をどう暴いたのか謎。
今のチェーンのカフェもそうなのかなぁ。

22件は、手鍋!つまりチャイ。
(残る数件はそれぞれ違うが、割愛)
チャイ式のとこは、店の周りにインド人の多い神戸市内。
店の雰囲気もスリランカのテーカデーや、インドのチャイ屋さんみたいな、
カジュアルで店の人とお客さんが近い感じ。


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(↑最近友達の家に出張チャイしたときのセット。CTCとスパイス)

 

◇インド、カルカッタのチャイ屋調査☕
(いつだろう、本の発行は1996)

手続きはいらないが、
テリトリーを仕切る親分がいる。
2キロ歩くだけで40件のチャイ屋。
今より多そう。
今(2017.10月時点、以下同様)はチェーンのカフェもあるしなぁ。
カルカッタはデリーと違ってまだなかったけと。デリーの昭和バージョンみたい。カルカッタ。好き。
著者さんいわく、チャイ1ルピーだもの!今は10ルピーはするよ。

スタイル3種類
1ヤカンで移動チャイ屋😍
これは今は長距離鉄道の中くらいしかみなかったなー
しかしこのヤカンスタイルは、一斗缶をかまどにしている。電車だとほんとにヤカンだけ持ってる。
なんで、減ったんやろう?
チャイ屋自体が減るときにこのスタイルが減ったのだろうね。
味は一番落ちるやろうしな。
量も保てないか。時々帰るのか?

2路上のチャイ屋😘
うん、今も見る。
縄張りは厳格らしい

3店舗ありのチャイ屋😋
軒下にあるやつ。
おやじさんがちょっと段の上にいてかっこいい。


◇チャイの淹れ方
半分水、半分ミルク
はじめは水だけて、途中でミルクを足す
ミルクだけだと脂肪分が茶葉を包んで茶葉エキスが出にくい。
水は煮込んでる間に飛ぶ。結果ミルク100になる。
(飛ぶくらい煮込むのね!)

 

◇土のチャイカップ、クリ
クリを作る専業カーストがあるという。
ガラスカップで提供する店も。
クリは、クリ作る人が近くにいないと調達、輸送コストかかるし。


詳しくは本書を…

堀江さん、私は茶に関わるカルマ、と。
そこまで情熱があって信じられるのすごい。
うらやましいくらい。


ダージリンチベット難民センターでのチャイ。
チャイは施設の住人にとって、生きる糧。嗜好品ではなくて命を守るチャイ。👶
カルカッタマザーハウスでも。
衰えたからだを半分起き上がらせて、
少し噎びながらちびちびとチャイを飲む患者さん。時々

 

◇マレーシア、シンガポールのチャイ
テ・タレッ
テはお茶
タレッは引っ張る。
マレーシアの言葉。
紅茶を高く持ち上げて上から注ぐ様が引っ張る、というパフォーマンス。
1.温度が調整されるのと、2.ミルクと紅茶が良さ混ざる。3.空気になじませるとのどごしがまろやかになる。
抹茶を泡だてるのと同じ

 

◇堀江さんの現代のインダストリアルな紅茶への悲しみ、嘆きに共感した。
そんなこと言っても需要はそこにある、と言ってしまえるのかもしれないけど、
なんか忘れてるよね
自販機から無言で出てくる量産された缶紅茶。
コミュニケーションは何にもない。
効率優先の発想。
数ある飲料の中でもお茶ほど人と人を結びつけるものはないと信じています。
お茶は時としてギスギスした人間関係を修復してくれ、コミュニケーションを円滑にしてくれる。
角川榮さんの譬え。
CHA
C communication
H hospitality
A Association
堀江さんいう、Iはインディア😍
わたしも余裕なくなると人と話さなくなるけど😅😅😅効率というかエネルギー足りなくて
ホントは遠回ってるの分かってるけどできなくなる時もあるのよね。

Nirmalという言葉が好き。 pure、という意味。

今日もShantiに生きられますように。