明けました。
年末年始は西インドグジャラート州のアフメダバードとカッチで、
色とりどりの布を眺めたり、塩砂漠でぼへーーっとしたり、
海沿いでラクダに2時間ゆられたり、のんびりすごしました。
2016年は、にがくてあまい、味わい深い年でありました。
2017年もそんな感じになりそう。
新聞へのアクセスが得られて何年たってんだ、ってところだけど
いまさらながら、
読んで、背景とか次に起こりうることとか、ちゃんと自分で考えられるようになりたいと思うのであります。
PMI知らなかったので、びぼう用にまとめてみた。
PMI
●えいご:Purchasing Manager's Index
●にほんご:「購買担当者景気指数」
●つくりかた:製造業やサービス業の購買担当者を対象にアンケート調査や聞き取り
●元になる指数:新規受注や生産高、受注残、価格、雇用、購買数量などの指数に一定のウエイトを掛けて算出
●重視される国:米国のISM製造業景気指数やISM非製造業景気指数、中国の中国製造業購買担当者景気指数、ユーロ圏のユーロ圏総合PMIなど
●重視される業界:製造業。
(理由)原材料や部品などを調達する製造業の購買担当者が、取引先の動向や製品の需要、自社の生産計画などを見極めた上で仕入れを行う
→景況感は数カ月先の景気動向を敏感に映すとされる
製造業の購買担当者のひとすごいな。そこにその人以外に手伝ってる人もいるんだろうか。多国籍企業だったらどうするんだろう?たとえばインドにある子会社の分は日本のPMIには入れなさそうだけど
●よみかた: 景況感の改善と悪化の分岐点となるのが50。50を上回ると景気拡大(景気が上向き)、50を下回ると景気後退(景気が下向き)を示唆。
●とくちょう:
1)景気実態を正確に映し出しやすい
(理由)購買担当者に直接調査した結果から得られる数字だから
2)発表時期がGDP(国内総生産)など他のマクロ経済指標より早く速報性が高い
(出所 http://www.ifinance.ne.jp/glossary/economy/eco089.html)
【日中米印の2016年12月のPMIを高い順に並べてみます】
1位★アメリカ
1月3日、米サプライマネジメント協会(ISM)が公表した16年12月の製造業景況感指数が54.7。
14年12月以来2年ぶりの高水準
2位★日本
1月4日公表された16年12月の日本・日経PMI(確報値)は前月比1.1ポイント高い52.4。1年ぶりの高い水準。
3位★中国
現地メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが3日に発表した16年12月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は51.9。
50を6カ月連続で上回った。
13年1月以来、約4年ぶりの高さ。
イギリスの会社も調べてるんだ。現地メディアだけだと信憑性よわいの、か?
4位★インド
Manufacturing PMI in India fell to 49.6 in December of 2016 from 52.3 in November
(出所 http://www.tradingeconomics.com/india/manufacturing-pmi)
現金不足のため。
キャッシュで買うものが市場の多くを占める、、のか?
11月だったら日本の12月とほぼ同じだけどね。
●ユーロとイギリス
ユーロ圏も5年8カ月ぶり、英国も2年半ぶり高水準。
●ブラジルやメキシコでは
低下。
(インド以外の出所http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04H9E_U7A100C1000000/?n_cid=NMAIL002)
1ヵ月後くらいに公表されるのね。
おもったよりアメリカがダントツであった・・・
”原油価格の上昇による資源開発投資の再開”、とも言及されていたけど@日経記事
ニワトリと卵?
アメリカの金融緩和から原油価格上昇している?
ちょっとこのあたりはまたあらためて。