Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

人と接するとき、何に気をつけるか?

久しぶりに大学行ってみようかと思い、

とある大学の構内を散歩。

木がたくさん植わってて、ベンチが多くて、

ゆったり過ごせていいなぁ

と思っていたら、

ビラを渡される。

 

よく見たら@iesec・・・!

しかも、その日、海外インターンの説明会やん。

 

ということでひっそり(?)参加。

参加名簿をみると学部と学年を書いてある。

ほとんど1回生でちょっとだけ2回生が。

みんな早く行くようになってるのかね~

仕方ないので(?)2回生ってかいて(←)入場。

***

団体説明、予想より、理念の背景とか平和の話とかも、していた。

各プログラムの説明の後、インターンOBの話。

やっぱり具体的な体験談がおもしろい。

ウガンダの孤児支援の施設にいっていたそうな。

取り組む課題として設定したのが以下の3つだった、とのこと。

***

(*話それるけど、

課題設定は大事なんだろう、と思う一方、

ミラツクさんの、Emerging Future , we already have

みたいな、すでに持っている、、素敵な可能性を伸ばす、っていうほうが

自然で、楽しいなっていうのも思う。

それってfulfillment of humankind's potential にも通じるんじゃないかな~

課題掘り起こして、解決して、

また課題とりくんで、ってやってると

目の前にある幸せを  味わう  ことを逃す気がして。

発表されていた方は、すごくまっすぐな感じで、

自分の意見を持って、伝えて、動いていて、素敵だったのだけど。

一方、模範的な就活生、みたいな雰囲気もして。

就活が課題解決のストーリーを求めていて、

それにキレイに適応してるというか。)

***

そうそう、どんな課題にどう取り組んだかの話でしたね。

課題1:睡眠環境がよろしくない

課題2:支援依存

課題3:食料不足

***

それぞれに対する取組みは、

1→ベッドを買うため、クラウドファンディング

51万集めたらしい。すごいな。

 

2→これが面白いなと思った。

”小さな成功体験”を、”大勢を巻き込んで”やろう、ということで。

ゴミをひろうのを子どもたち250人をまきこむために、

お祭り化したらしい。

毎月(だったかな)投票で、いちばん頑張ってごみ集めた子を表彰する、みたいな。

そういう、参加の工夫、素敵やな。

かれがインターンを終えて帰ってきた後も、続いているそうです。

 

3→とても苦戦してうまくいかず、悔しかったとのこと。

ゴハンにかかるコスト削減提案→周りの住民から反対される

畑をつくる提案→金がないといわれる

etc.

 

人の協力、資金、関わる人のメリットが、

継続的な活動のためには大事って思ったそうです。

 

質問タイムのとき、

現地の人と関わる上で気をつけてたことはなんですか?

って聞いてみた。

英語は通じるので英語でコミュニケーションとっていたけど、

話す以外にも、

一緒に畑を耕す、ご飯をたべる、寝かしつけるときに傍にいる、

と、共にいる時間を持つ中で少しずつ関係ができていくと思う

っておっしゃっていて

なるほどシンプルだけど(だからこそ)

大事なことよなーと思った。

***

フィリピンにいたとき私はどうだったろう?

日本では?仕事の場では?その外では?いまは?今度はどうなる??

ざっくりだけど、できてないときもあるけど、ちょっとみてみよう。

●Basically

・相手のことを事前に調べる

・質問を考えておく

・相手がyesと答える質問からはじめる

・あるいは、open quetionにして、相手を断定しない

 (○○人ですか?ではなく、出身はどこですか?ときくなど。

 これは、フィリピンで一緒に働いていた子に、

同じ質問したときに返ってきた姿勢で、時々思い出している)

・基本的には否定しない

・経緯をたずねてみる

・これまでのその人の歴史をたずねてみる

・その人のいいな~と思ったところを言ってみる

・趣味をきく

・ずかずか聞くのもあれなので、ちょと自分の情報(おっちょこちょいな感じのストーリーとか)を開示

 

●Especially in the Philippines

・自分の意見が採用されるかどうかは気にしないで、言えた!ということを最初の達成点としてとらえる

・何回もリマインド

・NOはNO

・意見が違うことを気にしない

・ぬけもれがないか、時系列で整理してクライアントの話を聞く

・つじつまが合わない気がしたら理由を聞く

・約束の時間はアバウトなのを前提にして、読みたい本を持つなどひまつぶしグッズを常備

 

●今度はどうなるんだか。

なんか、むこうがつよい(?)ので、

かえって力抜いてたほうが、いいような気がする。

合気道みたいな。

 

●発表者さんが教えてくださったみたいに、こまめに接点をもつ、

というのは大事かも。

むかーし読んだ

Amazon.co.jp: スベらない商談力: 小森 康充: 本

この本でも、

接触回数を増やすと親しみがもてる、と書いてた。

その方法もユニークで、

・トイレで席外して、帰ってくるのでも2回目の出会いになる

・講演とかで、聴衆に「後ろに立っているのが~~さんです」等と言って、

自分からいったん視線を外してもらって、また自分のほうに視線が戻るのでも、

2回目の出会いになる

らしい!

 

そんな感じかな。

おしまい。