愛情表現について思うこと。
尊敬している、中南米にルーツがある方は、
お子さんにいつもハグしたり、Te quieroって伝えたりするそうだ。
ハグは、 職場でもスペイン語のスタッフさんが出勤の時はよくする。( わたしたちも)
愛情表現、愛情の量?というか質とか、
伝えることに関するハードルとか、
違うのかなぁ。
私はどうなんだろう?
原家族に対しては、ありがたいことに、
おだやかな愛情を感じられるようになってきている。
それは時々帰省したり、メールしたり、電話したり、 そういう形で表現している。
すっごく辛かった時は、思い切って、私のこと好き? ときいてみたりもした。
かなり恥ずかしかったけど。
でも、「好きやでー」と言われて、 そうやったんや! と思って、すごくほっとしたし、聞いてよかった!と思った。
とはいえ、日常的に好きとか愛してるとか言い合うことはない。
日本人以外の人と付き合っていたときも、
個人差なのか国の文化差なのかわからないけど、
I love youってすごくいう人とそうじゃない人がいたし
日本人でも、 好きだよってよく言う人もいれば、そうじゃない人もいた。
私自身は、言いたくなるか、言うか、というのが、相手と、 その時の気分・タイミングによりけりだ。
じんわり家族的な愛情もあれば、情熱的なものもあれば、 平熱なものもあれば。
伝え方も、言葉や、ハグや、ギフトや、 時間を一緒に過ごすことや、いろいろだ。
私の場合、 自分の中で一貫しているというより、 相手によって愛情の種類がちがう気がする。
それが相手のニーズと必ずしも合わないのが悩ましいのだけど。
あまりに、愛してる?って聞かれると、
重荷に感じてしまって逆効果だったり。
それは元から愛情が足りなかったのか? と、
自分の愛する能力に疑義をもってしまって、しんどかったり。
瀬戸内寂聴さんの「愛する能力」が気になっている今日この頃。
Love languageを今いちど、確かめてみたいと思った。