多文化ソーシャルワークの講座で感じたこととをつらつらと。
3つ連続記事になりまする。
本記事は3本目。
★多文化ソーシャルワーク講座メモ【1/3】FACT編 日本はすでに移民社会だ!?
http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/151950
★多文化ソーシャルワーク講座メモ【2/3】現場の発表編 ~お母さんを輝かせる~
http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/152224
★多文化ソーシャルワーク講座メモ【3/3】スクールソーシャルワーカー編~ミクロ、メゾ、マクロでの視点で、「同時並行」~
http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/152316
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「ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学、および地域・民族固有の知1を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。」
https://www.jacsw.or.jp/06_kokusai/IFSW/files/SW_teigi_japanese.pdf
生活課題に取り組むというのが、大事。
- ミクロ、メゾ、マクロでの視点で、「同時並行」で進めることが大切。
メゾって初めて聞いた。
・ミクロの視点
本人に関する情報収集 子ども自身の願いを知ること。
家庭環境、友人関係の分析→働きかけ
生活時間の把握
文化、言語、アイデンティティのアセスメント
将来の見通しを把握
・メゾの視点
学校、地域の人、機関、学校、母語話者、エスニックコミュニティとのつながりづくり
ケース会議を開き、課題、目標、手段、役割分担をきめて、プランを実行(すごくビジネスライクにも感じる)
*脱線するけど、最近読んだ暮らし方が、「理念にしばられない」というのがあって、
すごく新鮮だった。
http://greenz.jp/2015/11/17/well_yokodai/
ギフトの循環。
お金以外を媒体にすることにすごく関心がある。
・マクロの視点
調査する、課題をみつける、課題を「地域で」共有する、
関係者で戦略を練る→組織づくり
例)土曜の寺子屋など。先生のOBのちからが生かされている
偏らず、同時に複数の近さで、というのが印象的だった。