Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

多文化ソーシャルワーク講座メモ【1/3】 FACT編 日本はすでに移民社会だ!?

 多文化ソーシャルワークの講座で感じたこととをつらつらと。

3つ連続記事になりまする。

 

★多文化ソーシャルワーク講座メモ【1/3】FACT編 日本はすでに移民社会だ!?

http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/151950

★多文化ソーシャルワーク講座メモ【2/3】現場の発表編 ~お母さんを輝かせる~

http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/152224

★多文化ソーシャルワーク講座メモ【3/3】スクールソーシャルワーカー編~ミクロ、メゾ、マクロでの視点で、「同時並行」~

http://1234567.hatenablog.jp/entry/2015/11/18/152316

 

  • いまの状態

・2013年末に外国人登録者数207万人(1985年は85万人)

 「日本はすでに移民社会だ!」とおっしゃっていた。

 何をもって移民社会を呼ぶのか、定義わからないけど…

・ニューカマー>オールドカマーに 数の変化

・国籍の多様化 

・定住化

・国際結婚:全結婚の3.3%、国際離婚:全離婚の6.4%

 

  • 歴史

・1981年 難民条約批准

インドシナ難民、中国残留帰国者の定着促進。

バブルの時期 外国人花嫁、出稼ぎ女性、土木関係

 

・1990年入管法改定

(1)業種別に限定列挙された就労資格

 (ちなみに介護看護EPAって特定活動の在留資格なんだね。ワーホリと同じ分類。意外。)

(2)日本人との血縁関係者に、定住資格を拡大

(1)非正規滞在者の半減政策(オーバーステイ。支援者の文脈?では、不法滞在とは、よばない。)

(2)日系ブラジル・ペルー人の増加

 

・2013年 入管法改定

在留カード交付:非正規滞在者を「住民」から排除

「移民政策はとらない」

 

 

  • 日本の外国人政策の問題点

・外国人は常に管理の対象(外国でもそうではないのかな??)

・外国人政策が、常に入管法に左右される(同上??)

・業種別に限定列挙された就労資格は、資格外労働や超過滞在を生みやすい

・活動制限のない在留資格は、血縁関係に左右される→DVの問題

・移住者を生活者としてとらえる視点がない。特に医療の情報が得にくい。

 (*ちなみに、救急車は自治体によっては多言語コールセンターと連携している

http://www.nesic.co.jp/solution/pub/shoubo.html

インバウンドや労働力確保が優先される

でも、単なる人口政策ではいけない。

 

共生したいな。