Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

あなたは何者か

Identityにまつわることを考えてみた、
7月10日のワークショップの詳細をのっけてみます。
ほとんどマリガヤに出した報告書といっしょやけどw

【日時】 2010年7月10日 9:30〜11:00
【企画背景】
・マリガヤハウスの支援は法的アプローチである一方で、エンパワーメントや心理的サポートの必要性もある。
 インターンとしてその点に何かできることをやってみたいなーと思ったことから
・私自身がセルフ・ヘルプ・グループに関心があることから

【アクティビティの目標】
JFCが自分たち自身の経験をシェアし、自己肯定感を高める一助とする

【参加者の年齢:D】

16歳おとこのこ、6歳おんなのこ、15歳おんなのこ、
16歳おとこのこ、14歳おとこのこ、20歳おとこのこ、
14歳おんなのこ、18歳おんなのこ
<にほんじんs>
りかえもん22歳、りょうへいくん21歳、なおさん19歳、me21歳

【全体的な評価点と反省をさっくり】
同じ境遇、似た経験をもつ人どうしで、経験や感じたことをシェアする場の良さを伝え、
実際に味わってもらうことができたと思う:)
話すこと、聴くことはできた一方で、質問する、深めることはあまりできなかった:(
JFCの子どもたちだけでなくて、インターンsや訪問してくれたりかえもんも
自分の経験や感じたことを語ってみたので、
より自分自身のことを話し、共に参加した相手の話を聴くという場がつくられたと思うー:)
ありがとうございました :D

【アクティビティの内容 各パート】

0. Ice Breaker人間ビンゴ
<ねらい>
・ビンゴ完成を目指すことで、参加者同士が話をするきっかけにする
<概要>
1.ビンゴのフォーマットに、数字の変わりに、一連の質問が記入された用紙を配る。
今回設定した質問
・兄弟がいる
・姉妹がいる
・ひとりっこ
・今日バスに乗った
・ケソン市に住んでいる
・今朝シャワーを浴びた
・フィリピンで生まれた
・日本で生まれた
・○歳より年上である(○の中の年齢は各カードによりばらばら)
・お母さんが○歳より若い(○の中の年齢は各カードによりばらばら)
・バロットが好き
・犬を食べたことがある(フィリピンの北のほうにすんでる民族はいぬをたべます!)
・学生である
・アドボを料理できる
SIMカードがGLOBE
・猫が好き

2.参加者は、その用紙を受け取り、あらかじめ記入されている質問に「はい」と答えられる人を探すため、他の参加者と自己紹介をしつつ、質問をする。
3.質問に「はい」と答えらえる人を見つけたら、その人にその質問のマスにサインをしてもらう。
4.通常のビンゴと同じように、1列のビンゴができた参加者から終了。

人間ビンゴ、1回生の時LCM(委員会ミーティング)でやったわーなつかし。


1. Introduction
<ねらい>
・これからはじめるワークの内容紹介
・このワークを企画した理由を紹介
<概要>
・ワークの紹介
 JFCとしての自分たちの経験をシェアするよ〜と説明。
・ワーク企画背景
 私自身が日本でアルコール依存症の家族セルフ・ヘルプ・グループ(当事者による経験のわかちあいの場)に参加した

  • 同じ状況にある人どうしが集まって経験をわかちあう場をつくりたいと考えたよ〜と紹介


2. Self Introduction
<ねらい>
・経験のシェアリングに入る前に、お互いについて知る
<概要>
A3の紙を4つに折って、名前(ニックネーム)、年、住んでいるところ、好きな言葉をかいて自己紹介する
好きな言葉としてあがっていたもの
Hope;Peace;
Always do what you want. Don’t mind what other people might say.
Because whether you do it or not, other people has always something to say.;
The sun also rises.;
Keep on knocking the door, it will be opened to you.;
and so on


3.Sharing
<ねらい>
・JFCという同じ状況をもつ者どうしで経験や考えをシェアすること、また自分自身を表現することにより、自己肯定感を高める
<概要>
自身がJFCであることと関連して、困難だったこと、学んだこと、ハッピーだったことをかき、シェアする。
JFCでない参加者(日本人)は、自分自身がテーマを選んで、困難だったこと、学んだこと、ハッピーだったことをかき、シェアする。

■Difficulties■
When my mother and my father separate;
How to explain to my friends that even I’m a son of Japanese I’m still a Filipino;
Looking for my father;
When my father stopped sending financial support;
Through visa problem in Bangladesh-> Physically and mentally toughness;
Being treated as a foreigner in both the US and Japan;
When I broke up with ex-girl friend;
Sometimes my mother says bad words and sometimes lose self esteem;
and so on
家族の問題、経済的問題、アイデンテティの問題の3つくらいに大まかにわけられそうですね

■What you learned■
To be happy what you have;
Be contented with what you have. Be true to your friends and everybody.;
I learned that even we will take so long we should not stop fighting for my right to recognize my father.;
I learned I also should cherish and give importance to my other nationality.;
How to speak a little bit of Japanese language.;
Social safety net is very important.;
Don’t mind what others say and do what you think is best for you.;
Sometimes I’m too sensitive but I also have possibility to think of others well.;
and so on

■Happy experience■
Being half Japanese and half Filipino;
Having new friends;
When I got my Japanese nationality;
Seeing same people(JFC);
Many people tried to help me;
When I got my first girl friend;
Make-shift celebrations with substitutions the food listening to parents stories, best of both worlds;
I feel very happy when I think ‘We understand each other deeply!’;
and so on

4.Writing messages each other
<ねらい>
一緒にシェアリングをした相手にメッセージを贈りあう
<概要>
シェアリングの際ブランクにしていた欄に、お互いにコメントやメッセージをかきこむ。

わたしも書いてもらったんだけどほんと考えさせられました。(前の日記参照)

 
こんなかんじでした。
今月第2弾ちっくなのをやりそうーー