前記事とおなじく、
「日本語という外国語」読書メモ
第一のことばとして日本語を話す人口は全言語のうち…何位でしょう??
9位!!(参照した本は2009年出版)意外と多い・・・
1位 中国語
2位 スペイン語
3位 アラビア語
6位 ベンガル語
7位 ポルトガル語
8位 ロシア語
英語は第一言語の人は少ないんだろうね。
日本人は、日本語は難しいと思っている?(学習者に対して、難しいでしょう?とよく聞きがち)
言語系統としては似ている他の言語が(琉球語を除いて)ほぼないので、ぼっちである。
難しいかどうかはその人の母語にもよる。
難しさ→単語が多い、文字が多い(ひらがな、カタカナ、漢字)、待遇表現(文字では多い、その他の言語ではノンバーバル要素が多いのかも)
かんたんさ→音が少ない、動詞の活用がシンプル→話しやすい
たいていの日本語の授業では教科書に入る前にひらがなカタカナを叩き込む、らしい…
アメリカなど英語公用語のところではカタカナを先に教えることも
→自分の名前や地名が書ける喜び&直線的なので書きやすい
文法と文字を並行する場合→
1日10文字くらい
→1)清音46文字なら、5日で書ける。
→2)濁音、小さいやゆよつ、読み書きの例外(は、へ、をの読み方)を1週間
→3)カタカナ
★『Kana can be easy』字の形と読みを一致させる。
漢字の面白さ(p44)英語の専門用語を学ぶプロセスを日本語では日常の言葉からできる→漢字に読みが複数あるおかげ
●初級の単語の授業
・音、もの、意味の3つをつなげる
「いす」 いす、という音、目の前のいすというもの(実物や写真やイラストが大切!!)、
意味(頭の中に浮かぶイメージ~成人ならば、母語をリンクさせて覚えるのも手。)
・コロケーション
一緒に使う言葉 いす に すわる
・仲間のことば つくえ テーブル
(避ける→上位概念の家具、下位概念の スツール、ソファなど子どもでも覚えやすいカテゴリ、基本レベルカテゴリーに、初級は絞る。具体性と汎用性のバランス)
●オノマトペ…上級。ある意味レベルを図るツール。
●英語は強弱アクセント、日本語は高低アクセント