Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。 フィリピンのダグダガイという竹の棒とココナッツオイルを使うフットセラピーが大好きでマニラまで習いにゆき、ひっそり身近なひとに好評です:)要らないものがごっそり削ぎ落とされ、ぐぐっと押しポイントに届く感じがたまりません^^

モンゴル遊牧生活中の思考回路〜しがみついちゃうけどまた手放す、それでよい

モンゴルに遊牧民生活修行に行ってきた。

なにか、自分を解放させられることを期待していた。
結局、相変わらず自分を縛っているのは自分で、どこにいようが、わたしはわたし。
というベースはありつつ、やはり環境によって地が出やすいとか、気づくこととかはある。

夜中、ウランバートルからマイクロバスで揺られること1時間、ゲルのあるキャンプ地に到着。
と、星の絨毯。
ミルキーウェイと流星。
これだけでも来てよかったと一瞬にして思うほど、溜息のでる。
ゲルに暖炉。パチパチと優しい火の弾ける音。芯のある柔らかな灯り。


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目覚めてゲルの戸を開ければ、
一面に拡がる緑と青。
草原を歩くだけで、ローズマリーのような、シソ科の香りが漂う。
ふぅ〜


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ここでヨガをすると身体にちゃんと呼吸が入る。

ひたすら馬に乗る。
慣れてきた、と、現地民に認定されたら(かれらの感覚ベース)一人で乗らせてもらえる。
私は最終日まで独り立ちお預け組だった。
途中、羨ましくなったり、いや、もう乗って走るだけでも楽しいから執着手放すべき?と思ったり、やっぱりひとりで乗りたい、私の何が駄目なんだ〜と思ってみたり。 
周りにうまく気を遣えてないと感じたり、
すごく自由に貪欲に子どものような(あるいはリアル子どもの)ふるまいを目の当たりにすると、これまた羨ましくなったり。

ひとりで乗れると、やはり楽しい!
私の馬ちゃんだ。
振り回されない。

 

去年の今ごろはかなり自分を追い立てて、追い詰めて、責めまくっていた。
モンゴルに行く直前の私も、ややそんなぶり返しがあった。
何かできる私、有能な私、役に立つ私、でなければいけない、という恐れ。
恐れを手放さなければ、幸せに生きていくことができない、という、強迫観念。
恐れがあっても、ただ、それを眺めて平安でいられるのに。

馬の上でさえ、余計な、忘れたいはずの諸々が思い浮かんだ。
ラダックの山がフラッシュバックしたから?
雪山と草原で違うのだけど。
手放すために浮かんだの?
当時付き合っていたひとのこと、未だに脳裏に再来してむかつく。
なんでもっとちゃんと愛して助けてくれなかったの?という(自己中かもしれない)怒りと悲しみと孤独。
誰もわかってくれないという感覚。
神様と自分しか分からないのだという説得に似たような諦め。
受け止められなかったのは結局自分なのだという嫌悪感。
そんな、ぐるぐる。

 

お金も仕事もパートナーシップも同じように思われた。
自分に訪れたものをありがたく味わい、循環していくものをあたたかに見送る。
与えられたお金を心地よく使う。過不足に囚われすぎずに。嬉しく使えるものへ使うことを意識する。
与えられた関係を心地よく味わう。他者や自己への否定より、美しい出会いが起きていることにフォーカスする。さらにしっくりが訪れるし、私がそれを受け止められることを信じる。

キャンプで自分たちでゲルを立てた日に雨が降って、夜中の雨漏りや早朝の冷えや、大変だったのだけど、
晴耕雨読だよなぁ。
雨が降ったら降ったなりの楽しみとお休みだよなぁ、、過ぎ去るのを待ちながら。
と、改めて思い出した。
つい、走らないと行けない気がする症候群。
なんか、やってみたかったことひとつ1つやってきて、7割くらいはやった気がするし、もう明日死んでもいいや、と時々思う。
ほんとなら、次々やりたいことでてくる気もするのだけど、まだ?また?疲れてるの?

 

恐ろしく眠かった。
ご飯のあと、馬のあと、馬の上でさえ(?!)
いままでの疲れの膿を溶かすような眠気

ゲルでみた夢は久しぶりに追い立てられる夢のオンパレードだった。
大学入試直前で勉強が1%しか終わってない夢とか、(一年以上ぶり?)
大学で体育の出席が足りなくて卒業が危うい夢とか(初)

似たように、というか、あるアジアの国で働いている人も旅の仲間で。
履歴書に書ききれないくらい数々の仕事をしたという。
不安はあるけど、今までずっとタイミングでなんとかなってきたし。
備えても、変化するときはするし。
そう、備えても考えても急に崩れ落ちたりするのだ。そして、それでも生きていける。
教えられたじゃない、インドで。


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小さな丘の上の祠から夕日を眺めた。
冷えてて、背中をポンポンしてくれたのが癒やされた。 

 

しかし、東京、蒸し暑すぎる。
モンゴルでは都会のことを草原の傷と呼ぶらしい。傷だらけコンクリジャングルよ。
既に帰りたい。
モンゴルに?デリーに?どこに?
居場所は地球。それでいいわ。

期待してた解放とやら、癒やしとやらがあったのかは、速攻薬というより漢方的な感じか。
ヴィパッサナーの哲学を思いだした。
よく寝て、よく瞑想して、ヨガして、要らないものを捨てて、余白をもちませう。

シンプルに。
また、馬と駆けられますように。


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