Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

悲しみが消えないときはどうすればいい?


悲しみが消えないときはどうすればいい?

そのまま、悲しみを味わえばいい。

《世界で一番美しい村》を観た。


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ネパール地震を扱うドキュメンタリー。
色々あったので、悲しいような、
申し訳ないような、政府しっかりして、と思うような、複雑な気持ちになった。
そりゃそうだよ。それでいいのだよ。

夫を亡くした看護師さん、ヤムクマリが、
トモと呼ばれる弔いの儀式で、
いよいよ本当にお別れだ。。と泣いているのが印象的だった。
一年経っても悲しい。
それでいい。
消えるべき感情などない。
ただそこにある。
それでいい。

子どものあどけない笑顔がなんともいえない。
そこにも悲しみはあるのだろうけど。

エンディングの歌、優しく美しかった。
そうだよね。

はなおと*が2011年3月11日の東日本大震災後から大切に歌ってきた『んだなはん』 これは岩手中北部の方言で『そうだよね』という意味。 『これからも人と自然が手を取り合って生きていけますように』という願いの歌。 2016年公開、ネパール大地震からの復興を応援するドキュメンタリー映画『世界でいちばん美しい村』(監督 石川梵)。 世界での公開に向け、この曲を英訳した『Nda nahan』がエンドロールに起用。