Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

百年泥 混ざり合って今を生きる

百年泥を読んだ。

読み方は、ひゃくねんどろ、らしい。
チェンナイに住む日本語教師の方による作。
部分的に彼女の人生をなぞっているようだ。

インドでの生活の風景を思い出して、
ところどころキュッとなる。
苦くて甘いような痛み。
誰かと共有したいけれど、
誰と共有すればいいのか分からない靄。

眺められなかった風景
語られなかった言葉
歌われなかった歌
触れられなかった唇

インドに住む人生、住まない人生、
住み続ける人生、発つ人生

確かに感じていた住みやすさは、
あまり共感を得られるものではない。
How can I release my emotions ?
Just wait ?
Everything goes.
He's changing. Am I ?
Everything will be fine. Is fine. Already. Maybe.
Just accept. Surrender. forgive. Let it to God, don't need to control.  

成仏していない思い、それが百年泥なのだろうか

教案をでっちあげる日々
でっちあげる、という軽やかさに
いい感じを覚える
いろーんな仕事、場所を巡るのはカルマだと言ってのける著者。逆らわない感じがいい。

Life、という言葉の多元性
いのち、生活、いきもの、人生

インド人は今を愛している、というのが印象深かった。
生まれ変わったらなんになりたいですか?
ーおとうさんとおかあさんのこどもになりたいです、と。

"どうやら私たちの人生は、どこをどう掘り返そうがもはや不特定多数の人生の貼り合わせ継ぎ合わせ、万障繰り合わせのうえかろうじてなりたつものとしか考えらえず"
毎瞬しんで、うまれかわっている
あたらしいピースがきている
今を生きられますように。