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Living Diversity

いろんな文化ごちゃまぜのところが好きです。 ケアする人のケア&当事者研究、アロマ、タッチング、 多様性がいかされる場  ひとがどうやって元気を回復していくか? が関心ごとです からだほぐし、出張したり介護施設でお手伝いしたりしておりました。 *ダグダガイ(フィリピン式・竹の棒をつかった足のマッサージ)  いらないものそぎ落とされる感が強くておすすめです。 tomatonoheta89(@)gmail.com

貨幣以外で交換するには?

今、使ってる紙幣が、明日から急に紙くずになったらどうしますか?

そんなこと起こると思ってなかったけど!
起こってしまうのがインドなんでしょうか。

◆What Happened !?
11月8日夜に、ブラックマネー対策のため
500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣が無効になったのは、
日本でもニュースに流れているようです、ね。
500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣で、
市場に出回っているキャッシュの価値の80%だったらしい。

◆How it works? Does it really work?

なんでこれがブラックマネー対策になるかって、最初は分かってなかったのですが

インドでは高額なもの(不動産とか)を売買する際に現金で取引することが多いかららしい。

現金で取引→銀行を通さない→取引がばれない→課税を逃れられる

ということで、
旧紙幣を25万ルピー(50万円弱)以上銀行に預ける際には
取引の証拠?をみせないといけないみたい
→所得隠しがばれる&追徴課税

でも、紙くずになった分あきらめて、申告しない人も相当数いるような気がする。。
今後の抑止力には、なるんだろうか。

★Reaction of Indian and myself
インド人は概ね、この対策を評価している感じ。
私の勤め先の人も含め。
特に最初の1、2週間は。

でも3週間たって、最近の報道では、経済的損失の大きさや、本当にこれ効くの?という論調も見られるようになってきた。

カードを持っていないほどではないが、私もわりと困っている。

・今まで毎日のように行っていた家の近くの八百屋さんにいけない
(現金しか受け付けないので。Debit Card不可)

・旅行に若干行きづらい。(田舎だと現金が必要なので。)

・オートリキシャに乗りづらい。
(現金か、Paytmというスマホ等を通じて買い物の支払いや送金ができる仕組みじゃないと支払いできない。Debit Card不可

今回の騒動でPaytmがバリバリもうけてる。政府と組んだのかって思ってしまうくらい。)

参考:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161125/mcb1611250500010-n2.htm

 

まぁでもそれくらい。

大きな会社だと、総務の人が一括してなんとかしてくれて、
社員は何もしなくても旧紙幣を預かってもらい、
新紙幣や100ルピー札をゲットしているらしい!
どうやってるんだーー


★キャッシュを求めて・・・
ATMは日々、長蛇の列。騒動から数日後は、
Appleかなんか新製品の発売初日のお店みたいなぐらい、
ATMに並ぶ人、人、人。
お金を持ってる本人というより、オフィスボーイやメイドさんが頼まれて並んでいる感じだった。

私も休みの日、1回ATMに並んだ。騒動から1週間ほど後で、
マイナーなマーケットだったが、30分くらい並んだ。
そもそもお金の入ってるATMが全然ないから
ATM探すだけでも大変だった。
どのATMにキャッシュがあるかのまとめ&各自情報が更新できるサイトなんかも生まれた。

ちなみに並んだATMからは2000ルピー札がでてきた。
小規模な商店の人々、お釣り持ってないlから、
高額紙幣持ってても意味ないよ・・・

と思ったが、メトロのプリペイドカード買う時におつりもらえてラッキー。

零細商店(キラナといわれる)の人たちは売上めっちゃ落ちてるらしい。
個人商店の6割が売上減。
米系ニールセン・インディアの調査では、商店主の62%が売り上げの減少を訴えたらしいです。

キラナのうち、カードなどに対応可能なのは、わずか1%とか。

★そもそも、貨幣は媒体のひとつ~あとがきという名の本題

前からふんわり思っていたのだけど、
資本主義という主流とは別に、

傍流として、お金以外に価値の交換ができる方法が多様化したほうが、
豊かではないかと。

たとえば
・フードバンク 
http://2hj.org/problem/foodbank/

・禅寺での住込 
http://www.zazen.or.jp/syugyoannai.html
准スタッフはお布施不要。スタッフじゃなくても宿泊かなり安価。

・おすそ分けのしあいっこ

みたいな。

それをまた思い出したのね。

そしてやってみた。物々交換。barter.

家にあった、余ってるインドスイーツ6個(100ルピー分くらい)
を、マーケットで野菜か果物と交換してもらえないだろうか。だめもとで。

1)いつも行ってる八百屋さん
これと、トマト何個か交換できる?→だめ(苦笑い)
一番期待してたのに・・・だめか。ごめんごめん笑

2)その八百屋の隣の果物屋さん
これと、バナナ2本&オレンジ1個(30ルピー相当)交換できる?
→だめ
やっぱりだめか・・・

3)ちょっと離れたとこの、たまに行く果物屋さん
これあげるから、りんごとオレンジ1個ずつちょうだい(40ルピー相当)
→いいよ。

おお。

できた^^


この際、それぞれが何ルピー相当なのかはどうでもいい。

そんなものは売り手が調達コストとかを積み重ねて決めているだけで、
買い手が決めた価値ではない。

私にとっても相手にとっても、納得できる交換ならいいのだ。

そして、納得できる交換は、経済的に等価な交換とは限らないのだ。

交換に応じてくれたことへの感謝とか、
お菓子を喜んでくれたら嬉しいなって気持ちとか
そういうの諸々ふくめて。

とはいえ、お金がメインの媒体なので、依然、不便さは変わらない。。

今後の状況をみまもりつつ、おもしろいと思ったことやってみるのみ、な感じです。


おしまい。