Just Living Diversity

マニラでのソーシャルワークとの出会い記録から、日本のソーシャルワーク×多文化/法的支援、インドで暮らし、働き、旅するカラフルさ、インド&野草ごはん、身体を解すこと、レジリエンス/回復についての試行錯誤を記録したく。 私もあなたも、ゆるく受けいれて生きていけるといいなと祈りながら。

weekly reflection 101002-

weekly reflection 101002-

鄯)危機管理面について
▼からだの調子
良好
▼事件や事故、トラブル
なし
▼その他、何か問題はありますか?
なし

鄱)週のふりかえり

▼したこと
【10月2日(土)】
リボンドしてくれたクライアントさんのおうちに行って
また髪をきるw
前も切ってもらったんやけどなんかバランスが変で
そんな中途半端な髪型じゃ帰せない!もっかい切る!と言われw
おひるごはん、ルンピア手づくりやったーーおいしーおいしー

色々話した。
たまたまお父さん(JFCの父)は日本人だったけど
日本の男がみんな悪いわけじゃない
フィリピンにも悪い男いるし
お父さんがたまたま日本人だっただけ
色々嫌なことあったって
彼女は日本の雑誌のインタビューとかも受けていて
お父さん(パートナー)への怒りも表現していた
裁判の書類みせてくれたんやけど
原告側(彼女)の説明とそれに対する被告側(お父さん)の答弁が食い違いすぎてて
被告側は正しい供述してなかったから弁護士途中でかわっちゃったらしい
一人目の人が手に負えなくなっちゃったのかな
まーうちとしては勝ち目のない裁判はやらないので
認知裁判はほとんど勝訴ですが
彼女のケース、日本に来た時の年齢が若すぎたので、
パスポート取る時にエージェンシーの指示で生年月日を詐称していて
そこがいま国籍取るプロセスの中で日本側からクエスチョンうけてるんだけど
彼女はこれまで大使館に相談に行った時も裁判した時も
全部真実を話したのにって
嘘いやだから全部話したのに、スルーされたり、あるいは何回も確認されたり
スルーされるっていうのは、
彼女を助ける立場の人が戦略を考えた時に、その事実は押し出さないほうが良いって判断すると
スルーしちゃうのね、おそらく。
全部話したのにって。
流されたり疑われたりだって。
彼女は本当に強いと思う
強いと思うって言ったら
あたりまえじゃん子どもいるもん って
仕事ない仕事ないっていうクライアントもいるけど
彼女は美容師の資格とって、勉強して、
経済的に自立してて、
かっこいい感じだけどおもろい人

クライアントは、クライアントなんやけど、
クライアントから母性的な愛情?みたいなものをもらってるなって感じるときもある
自分の年齢が彼女たちの子どもの年齢と近いからだと思うけど
スタッフやけど子どもみたいなところもあって
不思議な立ち位置やわ。

夜はバティスのクライアントさんとかとごはん
30代のJFCがいて、
フィリピン政府と日本政府についてどうおもうかってきいてみた
フィリピン政府に関しては
リソースが限られてるし、全部を私たちのあつかってるissueには注げないのはもちろんしかたないから
NGOに期待してるって
日本政府に関しては
もっとacceptしてunderstandingな姿勢になったほうが
日本にとってもいいとおもう って
ほんとにそうだな
そんな彼女はもうすぐ日本で働き始めます。

【10月3日(日)】
阪大のOBさんとランチ
74歳やのに髪も黒くて背筋もきれい
考え方のスパンの長さにただただ ほー ってなる
社会主義も行き詰ったけど資本主義も行き詰って来たねぇ
とか、おじいちゃんにいわれると重みが違う感じがする。
大きくたっていつどうなるかわからないからねぇ
人があまりいないところに行ったほうがいいんじゃないかねぇ
日本は窮屈だから外にでた、 らしい
今は昔より窮屈だよって
移民がいたころはもうちょっと飛び出す感じがあったけど
いまはもっと窮屈
グローバル化とかいいつつ実はドメスティック

午後から奨学金ミーティングに顔をだした。
最後だからってクライアントさんがプレゼントくれたりしてしまった
お金ないから奨学金もらってるのにね ありがたすぎるね

クライアントの子ども(JFC)がひとり亡くなってしまった。
最後にちいさく書くことでもないんだけど
書きようがないね
身近な人間の死ほどリアリティを感じにくいものってない
何か言ったら全部薄っぺらくなっちゃう気がして何も言えなくなる
おいのりするしかないです。

オフィスから帰った後、
メッセージカードもらった。
私が来る前にJFCのこたちからも書いてもらってくれていて
ちょうかんどうした・・・!
ありがとう><

【10月4日(月)】
日系企業にちらほらお話ききにいく
パヤタスのNGOで長期インターンしてる子とごはん。
パヤタスはパヤタスで、
事業ひろげすぎとか、人事とか、いろいろ課題があるみたい。
インターンの募集とか選考もパヤタスでやってるから
まきこみがうまくいくみたい。
インターンのマネジメントをやる人がいないから
いろーんなひとがくるんだけど
長期でやれるひとも@と別枠とかでリクルーティングしたほうが良い気がする。
フィリピン語科プロモ! :)
先生とボスが知りあいだったりもするしね。

【10月5日(火)】
最後まで実感がわかない
数時間後に本当に日本にいるのか自分
帰ったら帰ったで、楽しみ。
ここを去るからブチってなんかが切れるわけじゃないし
むしろこれからつながっていくもので

生活になれちゃうと居心地が良くて
マニラを離れるのはさみしいけど

また来たい気がするわ

ほな、またね。