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Living Diversity

いろんな文化ごちゃまぜのところが好きです。 ケアする人のケア&当事者研究、アロマ、タッチング、 多様性がいかされる場  ひとがどうやって元気を回復していくか? が関心ごとです からだほぐし、出張したり介護施設でお手伝いしたりしておりました。 *ダグダガイ(フィリピン式・竹の棒をつかった足のマッサージ)  いらないものそぎ落とされる感が強くておすすめです。 tomatonoheta89(@)gmail.com

ワークショップしました

おひさしぶりです。
しばらくブログ放置でしたが
さいきんちょこちょこ動きがありました。

今日は奨学生のミーティングがあって
午前中にワークショップをしました。
(詳しい内容はこちら
テーマは「JFCとしての経験をシェアリングする」

なんでこれをやろうと思ったのか、
シェアリングをする場をつくりたいと思った背景からつらつら書いてみます。

実は私の母はアルコール依存症
私がもうちょっと若かったころ笑、がいちばん飲酒がひどかったのね
そんで思春期まっさかりのころにちょっと大変な時期があったりもしました
私がラッキーだったのは
アル中の子どものあつまるグループに出会ったことで
そこでは親がアル中だったことにまつわる経験とか
感情とかをつれづれに話してただお互い静かに聴くんだけど
それが自分としてはすごく安心できて勇気がもらえる場だった
そういうちょっとマニアックな話をしてお互いを助けあう場を
セルフヘルプグループと言うのですが
セルフヘルプグループってなかなかおもしろいな、とおもったわけ。
トピックはちょっと違うけど、
いろんなセクシュアリティの人がいろんなセクシュアリティについて語るグループにも
縁があって参加させてもらってて
そこもすごく居心地がいい場だった

というような経験があって、
たぶん卒論もセルフヘルプ関連で書こうとおもっていて
研修先探す時は、マイノリティを支援してるところがいいな、というのがひとつの軸でした。

そんで、研修中にやりたいなとおもってたことのひとつが、
JFCの子たちといっしょにセルフヘルプグループっぽいワークショップをやって
彼らも同じ経験・立場を共有する者どうし、わかりあえるとか、深い共感とか、
そういうのがシェアできる場を持てたら良いなと思っていました。

が、
実際やるまでに意外と葛藤もあり。
そもそも自分自身はJFCじゃないのに自分がファシリ的な立ち位置に立つのってどうなんやろう
というところで結構迷って。
だいたいセルフヘルプグループって当事者がメインになってやってるので
アウトサイダーが発案してやるのってどうなんかないうのがしばらくぐるぐるしてました

そんなぐるぐるしてる最中、
JICAの草の根支援でアルコール依存と薬物依存の支援してるプロジェクトがあって、
JICAからそのプロジェクトの担当者を紹介してもらって、
話しにいく機会がありました。
そしたらフィリピンにもアルコール依存のセルフヘルプグループとか、
アルコール依存症者の家族のグループがあることが発覚して、
それにもちょっと顔出してみたのね
そしたらミーティングのやり方とかシェアしてることとかが日本のミーティングと結構似てて、
参加した時すごく安堵感があった。

で、やっぱりワークショップやりたいなぁと思った。

もうひとつ背中を押してくれたのは、
同じインターン先で働いててかつルームメイトな女の子で。
彼女は両親が日本人なんだけど、生まれてすぐにアメリカに渡ったので、
アイデンティティにゆらぎがあるという話をしていて。
日本に行ったら日本人ぽくないっていわれるし、
アメリカにいてもアメリカ人じゃないって言われる
じゃーあたしのホームはいったいどこなんだ、という。
これってフィリピン人でもない日本人でもないJFCの感覚とちょっと似てるんよね
そんで彼女にこういうワークがやりたいんだって相談したら、
彼女の大学では、アジア人(≒アメリカではエスニックマイノリティ)に対して、
大学入学前にプリオリエンテーションがあって、
そこで人種差別とかについて話したり、経験をシェアする場があるらしい
という話をしてくれた。
高校までだと地域のコミュニティにいるから、たとえばヒスパニックの子だったら
ヒスパニックの人がいっぱい住んでる地域で暮らしている
けど大学はいったらいろんなとこから人が来てるから、
そこで初めて普通のアメリカ人と区別されるということを経験するらしい
なので入学前にオリエンテーションをするらしいです

ということでやっぱ今やるのが一番いいなと思って実施に至ったのでした
しかもすごい良いタイミングでりかえもん来たし!
(元アイセッカーで人科のともだち〜バングラで研修しててVISAの問題があって日本に一時帰国…するついでにマニラに笑)

やってみて感じるのは
子どもたち的にも他のJFCの感じてることとかを知るのは良かったなということ
同じ境遇を生きている他の友だちと会えたことがHappyっていってる子もいた。
あと、うちのNGOは法的支援をメインにしてて、
メンタル的な部分とかワークショップとかはメインとしては扱ってないので、
インターンがこういうのをやるのはわりと良いんかなと思った。
土曜日に他のJFC系の団体に行ってて
そこはエンパワメントとか働くためのスキルを身につけるのとかをメインでやってるんだけど
そこのスタッフさんと話してると
うちのNGOが法的支援しかしてないことに問題意識をもってるっぽかった
というかボス自身もそれはすごく感じてはるんやけどね
いかんせんキャパシティが無いんでなかなかできてないんだけど
夏休みインターン生、切実に募集中w

あと今日衝撃的だったのは
最後にお互いにメッセージを書こうっていうのをやったんやけど、
ある子どもが
Try to understand more about your mother
っていうメッセージを私にくれた。
経験のシェアリングをするときに私も話をしたんやけど、
私自身はJFCじゃないので、母がアル中であることに関連して話したのね
たぶん母親とうまく関係を築けなかった時期のしんどさみたいなのを話したので
そう書いてくれたんだと思う。
フィリピンという国の文化的に家族をめっちゃだいじにするというのもあるけど、
なんというか自分より彼女のほうがよっぽど家族大事にしてるなぁと思って
考えさせられました。。

けっこう遠回りしたけどやっぱやってよかったなと思う
まだ時間があるのでセルフヘルプグループ定期的に行ったり
(仕事が定時で終わらないとミーティングに間に合わないのがネックだが…)
また別のワークできたらやってみたり
足動かせたらいいなとおもいます
まわりの人々のヘルプにかんしゃだ:)
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